見出し画像

最近の若者

昨年の4月、私が勤務する施設に2号くんの高校時代の同級生が入職した。職種は違うけれど、一緒に仕事をする機会がよくある。

ある日、彼の先輩に聞いてみた。

「彼、息子の高校の同級生なんだよね。どう?しっかり仕事してる?どんな感じ?」


すると、

「うーん.....普通かな〜。可もなく不可もなくって感じ。
まぁ、今の若者って感じだな。」

いったいどんな感じなんだろう?
『今の若者』って言葉、いい意味で使われることは少ないような気がする。
てことは、可もなく不可もなく...でもちょっと...って感じなのかな?
想像だけど、たぶん
『まぁ、そこそこ言われたことはやってるけど、それ以上でもそれ以下でもない。淡々と目の前の仕事をこなすが、積極性も向上心もあまり見られない。』
そんなとこだろうか。
どういうことであっても、たぶんいい意味ではないんだろう。


そこで思ったんだけど『今の若者』って、どんなん?
おっさんになると使いたがるワードのような気がする。実際 私も使ったことがある。
そのおっさんも、若い頃には言われていたんだろう。その頃のおっさんに。

自分と違う時代で育った人間、自分と違う環境で育った人間、自分と考え方が違うのは当たり前だよね。
それが良いか悪いかは別として、初めから否定するのは違うと思うな。

たぶん、私も含めて、『今の若者は....』って言うおっさんは、『おれが若い頃は....』という、自分がやってきたことが正しくて、若者の行動や考え方は間違っているという考え方なんだろう。

その考え方はちょっと違うな。
若者がどういう考え方をしていようが、それはそれ。否定するものではない。おっさんと違うのは当たり前。そこは受け止めよう。
変な色眼鏡で見ては正しく評価してあげられないし、正しく教えてもあげられない。

若者の考え方を受け入れると同時に、自分の考え方が絶対正しいという偏った考えも封印しよう。




と、若者の行動を見てイライラすることが よくある私が言うのもどうかと思うが.....
偏った考えを押し付ける迷惑なおっさんにはなりなくない。
逆に、若者も自分の考えをしっかり持ちつつ、おっさんを否定しないでそこから学んで大きくなってほしい。



おっさんの主張でした 笑




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?