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天国(現代詩)

  こんにちは。ローランです。
  今日はこちらに投稿してみました。
  七夕の日の思いを言葉にしてみました。
  今年の七夕祭りの当日は、街に屋台なども出て、多くの人で賑わっていました。私はその様子を横目に、車で通りすぎてバイトに行きましたが(笑)
  でも、そのあと雨が降ってきたので、笹流しはできたのかなぁ、織姫様と彦星様はちゃんと会えたかなぁと思いました。

  では、今日もお楽しみいただければ幸いです。


天国

遠く離れてしまった二人は
もう二度と会うことはないけれど
もし奇跡が起こって
再会する日があるなら
どんな顔で
どんな言葉をかけるだろう
そんな僕の物思いなど
知りもせず風に揺れる笹の葉
すれ違う恋人たちは楽しそう
短冊にどんな願いをしたためたのかな
街の灯りもキラ星のように輝いている
ただ僕の回りだけ
灯りも音も消え
黒く抜け落ちている
一人見つめる天の川すら雲の向こう
あの川の向こうにキミはいるのだろうか
いや
もう過ぎたこと
そうさ僕には過ぎたキミ
一つだけ確かなのは
キミがいれば
キミさえいれば
そこが天国だったんだ

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