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21歳の商人が教える法律スレスレの【節約術】

現代社会はシンプルなマネーゲームだ。

「お金を増やしたら勝ち」というシンプルなルールで回っているのが現代社会だ。

お金を持っていれば欲しいものは手に入るし仕事をする必要もない、人生の不安も少なくなる。だからみんなお金が欲しいし、貯金をしたり稼ぎ方を考えたり事業をはじめて成功を狙ってみたりする。

けれどこのシンプルなマネーゲームで重要なことは、稼ぎ方を考えることじゃない。手元にやって来るお金をどうやって使うか、コレが一番重要だ。


金持ちになりたいなら、お金の使い方を変える

手元にあるお金を使って、この紙切れよりももっと価値のあるモノを買う。その価値のあるモノを誰かに渡して、その価値に見合ったお金を手に入れる。

それを繰り返しているだけでお金持ちになれるのがこの社会の仕組みだ。

金持ちは「交換すると価値の上がる取引」をする。

貧乏人は「交換するとお金が減る買い物」をする。

この違いが分かっていないとどれだけお金を稼いでも、稼いだお金は減っていくだけになってしまう。

みんな稼ぎ方ばっかり必死に考えてるくせに入ってきたお金の使い方はヘタクソ

会社員をして月に30万くらい稼いでいても、まず収入が手取りになるまでの間に5万くらい取られて、車や奨学金などの各種ローンで3~5万取られて、家賃水光熱スマホ光回線で6,7万取られて、本当は30万稼いだのに口座に残るのは15万前後。それも貯金に3~5万くらいまわして食費や娯楽にやっと10万くらい使える。

30万稼いだ人が10万しか使えないなんておかしいじゃないか。

本気で頭を使えば数万捻り出すことも、カネからカネを作り出すことも難しくない。というか支出を減らす方が収入を増やすことよりもよっぽど簡単だ


2種類の節約方法

僕は買い物をするときに「実質無料」の考え方で買うか買わないかを決める。

「課金をしたら自分が幸せになって仕事が捗るから実質無料」的なノリの話に近い。簡単に言えば「買っても損をしないものを買おう」。

カネは使ったらなく無くなる。けれど、代わりに価値のあるモノが手元にやって来ているるはずだ。それを売ったらまた金に戻るし、金に戻さないで自分で使って、自分の経験や価値に繋げるのもいい。

どっちでも良いけれど、大事なことは買い物をすべて投資だと考えられるように買うこと。

自己投資の考え方は、自分が満足するならどんな理由でも大丈夫だ。けれど、「売ったらお金に戻る」ことを忘れている人はすごく多い。

買い物とは取引だ。同じ価値のものをお金↔モノで交換するというだけのこと。それなのに、一般人の感覚だとお金→モノへの一方通行だ。だから「売買交渉」で常に不利な取引を平気でやってしまう。

常識人は「モノを売る」感覚が欠けている。

多分その原因は中古買取り屋のせいじゃないかなと思うのだけど
(BOOK ○FFとか○FF H○USEだとか)

ああいうところにモノを売ったらすごく損をした気になる。

1万で買った物が500円で買取されたり、無料引き取りになったりと、捨てる代わりの手段ぐらいにしかならないので

だから一般人はモノを売ったら損をすると思い込んでる人が多い。

でもそんなわけ無いだろう。物を売って儲けてる会社が徒歩10分くらいのところにあるじゃないか、コンビニとか。

70円のモノは100円で売れる

たとえばスーパーでコカ・コーラ500mlが1本70円のセールをしていたとしよう。安いので箱買いして、3本くらい冷蔵庫にしまっておく。

それは自分で飲んでもいいし、友人が来たときに100円で売っても良い。

コレなら買ったものを、買ったときより高く売れたことになる。この商売をしているのがコンビニや街の商店だ。

一般人は商人じゃないから、無理に「買ったものは絶対売らなきゃいけない」と思う必要なんか無くて、

「自分で使ってもいいし、誰かにちょっと高く売っても良い」
「メルカリで売ったら金に戻せるし、少し儲かるかもしれない」

そんなふうに思えるものばかりを買っていれば、「全然使わなかったから中古屋に安く売ろう」なんて悲劇は起こらない。

「高いものを買ったから」「安いものを買ったから」というところに差はない。どちらも「価値を交換した」だけのことだ。お金が減ったと考えちゃいけない。

「手元に置いていても価値が下がらないものを買う」
「買ったけど同じ値段で誰かに売れる」

これが実質無料の節約ということ。

主婦のように「安く買う」だけが節約じゃないことが分かると思う。

これは収入がある人もない人も意識するだけで十分買い物上手になれる。「メルカリやヤフオクで1年後でも十分高く売れそうなもの」を意識して買い物をするだけだから。

他に欲しい物があったときに「この前買ったAよりBの方が必要だったから、Aを売ってBを買おう」ということがいつでもできるようになる。

世の中には買った瞬間に敗北が確定する「必ず価値の下がる買い物」が溢れているけれど、よく考えて買い物すれば「買っても損をしない商品」というのも結構ある。「このメーカーじゃないと売ってない商品」とか「コレを一番安く買おうと思ったらこの金額が一番安い」とか「相場が変わらない中古品」とか。

コレを突き詰めることはすべての商店がやっていることなので、とりあえずは「損をしないように買い物をする」というシンプルなルールを守って生活してみてほしい。

これが金持ちへになるための第一歩になる。


万単位の節約

これは「自分でいつか事業を始めたい」と思っている人のための話。

自分で事業をやっている人がなぜ金持ちになれるのか、金持ちがなぜ金持ちでいられるのかの理由を説明しよう。

簡単に言えば「税金を節約する」「自分が贅沢をしていない証明をする」方法だ。これで年間何十万もの節約ができる。

確定申告は超重要

まず、所得が20万以上になる日本人は本当は全員確定申告をする義務がある。けれど「確定申告なんてやったことないよ」「個人事業主とか税理士がやることでしょ?」と思い込んでる人が多い。

その理由は「会社に務めてる人は会社が代わりに確定申告している」からだ。

一般人は自分で確定申告をしなくても、会社が代わりに済ませてくれている。自分がどれだけ収入があって、どれだけ支出があって、収入として得ている「贅沢金」がいったいいくらあるのか、それを会社があなたの代わりに税務署へ報告してくれている。

「だから会社員は毎年何十万もの大損をしている」

確定申告とは「あなたがどれだけ贅沢をしているか」を申告することだ。

贅沢をしている人からちょっとお金をもらって、そのお金を国家の運営や社会保障に役立てるのが税金だけれど、これをあなたからどれだけ貰っても大丈夫かということを申告する。

その作業を会社が代わりに済ませてしまっている。というのが問題だ。

あなたが贅沢をしていることを、あなたの代わりに会社が証明してしまう。
会社はあなたがどれだけ収入を得ているか知っているし、あなたが何にお金を使って生活しているかを知らない。だから会社は「あなたの収入はすべて贅沢金だ」ということを税務署へ申告してしまう。

これがあなたの「所得」で、ここにかかる税金が「所得税」だ。

自分で確定申告をしていれば、この金額を0円にして「何も贅沢をしていないよ」と証明することができるし、所得がないから補助金や助成金、医療費や年金の免除をして貰うことも出来る。

もちろん「収入がない」とウソをついてはいけない。それは「脱税」と呼ばれる立派な犯罪だし、何年間も続けていたらウソだと言うことはバレてしまう。

あくまで「贅沢をしていない」と証明するだけ。

収入は300万でも、所得は0円にできる

入ってきたお金をどのように使っているかを確定申告の内容に書き込む。そんなに詳しく書く必要はなくて、「自分の仕事に関係のある買い物をした」という内容をかけばいい。

仕事に関係のある買い物や、お金の使い方をした場合それは「経費」として収入金額から差し引かれる。

この経費として使った金額を収入から差し引いた金額が「所得」になるから、一年間の収入よりもたくさんの金額を経費に使えばあなたの所得は0円になる。というカラクリがある。

超簡単に例えれば、あなたが「車を使う仕事をしていた」として、100万の車を仕事用に買ったとする。
この年のあなたの収入が300万円だったら、300万を使って100万を儲けたことになって、差し引き200万円で今年の「収入は300万」から「所得は200万円」になる。他にも色んなものを差し引いて0円を目指すことも出来る。

本当はこんな簡単な計算じゃないけれど、「仕事に関する必要な買い物」を全部足した金額を収入から引いてそこから家族を養う分だとか自分の生活費だとかも引いて、無駄なお金がないことを証明すれば、所得が安くなったり0円を下回って赤字になったりする。

所得が0円になるということは「所得税が0円」になるし「年金は免除」になるし、その他様々な補助金だとか医療費の割引などを受けられて、お得だ。

所得の細かい計算方法はちょっと難しいけれど、今はe-Taxという税務署のソフトを使えば誰でも出来るようになっているし、調べれば十分情報は出てくる。

あとは本当に買い物をしたことを証明するレシートや領収書、Amazonの買い物履歴とかをしっかり保存できていれば問題ない。

あまりに収入が多かったり多様なビジネスをしているなら税理士に任せても良い。

こうやって年間何十万もの節約をすることが出来る。

あなたが国や医療機関へ払っているようなお金のほとんどを減らせるから一番大きい節約方法だ。

生きてるだけでお金がかかる生き方をやめよう。

生きているだけでかかるお金は食費や家賃や医療費とか、それだけでいいじゃないか。

わけのわからない税金を取られたり、強制的に年金を取られたり、欲しい物を買っただけでお金が減ったり、まるで「生存税」のような金に大金を取られ続ける人生は生きづらい。

そういうお金を0にするところから節約を始めよう。

金持ちはお金を手に入れているからお金持ちなんじゃない、無駄なお金を使わないからお金持ちなんだ。そこからはじめよう。

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