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自分のやりたいことがみつかる簡単な方法


就活生必見!自分のやりたいことが見つかる簡単な方法!


就活生になっていざ自己分析をしてみようとしても、

「自分のやりたいことが見つからない」
「自分にあった職業がわからない」

このような悩みを持つ就活生の方はとても多いです。

私自身自分のやりたいことが見つからず、何から自己分析すればいいのかわからなかった時期に、とある社会人の先輩に相談した時に

八木仁平(2023)『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

https://product.kadokawa.co.jp/321905000741.html

という本を紹介していただき、その本を読んで本当にやりたいことの見つけ方を知ることができました。

そこで本記事では、自分のやりたいことが見つかっていない就活生の方に向けて、本書籍の内容をもとに、簡単に自分のやりたいことが見つかる方法をわかりやすく解説します!


好きなこと×得意なこと=やりたいこと

自己分析の際、自分の好きなことをピックアップして自分に合った業界を見つけ、自分のやりたいことを見つけようとする人がいます。

例えば「ファッションが好き」だから「ファッション業界にいきたい」
このように「好きなこと」=「やりたいこと」
のように考える人が多いのですが、実際には
やりたいこととは「好きなことを得意なやり方でやる」ことなのです。

つまり
「やりたいこと」=「好きなこと」×「得意なこと」
なのです。

例えば、
ファッションが好き=好きなこと
ものづくりが得意=得意なこと

ファッション業界でものづくりに携わる=やりたいこと

このようにして初めてやりたいことがみつかります!
「ファッションが好き」だからアパレル業界に行っても接客が苦手ならその仕事はあなたの「やりたいこと」ではないのです。

やりたいこと×大事なこと=本当にやりたいこと

このようにして「やりたいこと」が見つかり、やりたいことを仕事にしてもまだ不完全です。

やりたいことに自分にとって「大事なこと」(価値観)を加えることで自分が「本当にやりたいこと」を見つけることができるのです。
「大事なこと」とは人生において自分が大切にしていること、例えば「自由に生きたい」「穏やかに生きたい」などです。

例えばやりたいことをしていても、残業が多くプライベートの時間が取れないと、自分にとって大事なこと(自由な時間を使って家族と過ごしたい)が満たされていないため、それは「本当にやりたいこと」とは言えないのです

つまり
やりたいこと×大事なこと=本当にやりたいこと
であり、やりたいことをしている時に大事なことを満たしている事こそが「本当にやりたいこと」なのです。

考える上での注意点

得意なこと=スキル・知識 ではない!

上記で説明した、「得意なこと」とよく混同されるのが「スキル・知識」です。
得意なこととは「他人と比べて努力しなくてもできること」です。例えば「人の気持ちを考える」「リスクを考えて行動する」などがあり、先天的に身についているものです。

それに対してスキル・知識とは「英語を話すことができる」「プログラミングの知識がある」などで、後天的に身につけたものであり、これは「得意なこと」ではありません。

この2つを混同して自分のやりたいことを見つけようとする人が多いのですが、より大事なのは「得意なこと」です。
「得意なこと」はどんな仕事にも活かすことができるし、時代が変わっても活用することができる一方、「スキル・知識」は時代の変化に対応することができないのです。

自分の本当の意味での「得意なこと」を活かせる仕事に就くことが大切なのです。

「やりたいこと」と「なりたいもの」の違い

ここでは勘違いされがちな「やりたいこと」と「なりたいもの」の違いについて説明します。

「やりたいことは何ですか?」と質問された際に「Youtuberになりたいです」と答える人がいますが、これは「やりたいこと」ではなく「なりたいもの」です。

「やりたいこと」ではなく、「なりたいもの」を考えるデメリットは2つあります。

1つ目は、なりたいものを考えるとその職業のイメージに執着してしまうからです。
「Youtuberになりたい」と考えると、「注目される、人気者になれる」というイメージに注目して飛びついてしまい、
例えば編集作業や動画の準備など、自分がやりたいこととは異なる作業も強いられます。
その職業のイメージ以外の部分まで考えることができず、挫折することもあるでしょう。

二つ目は、なりたいものを考えると仕事の選択肢が狭まってしまうからです。
「Youtuberになりたい」のように「なりたいもの」をベースに考えると、時代が変化してYoutuberの仕事がなくなってしまった時に頓挫してしまいます。
しかし「人を楽しませたい」といった「やりたいこと」を軸に仕事を探せば、時代が変化しても「Youtuberになろう」や、「漫画家になろう」と選択肢を増やすことができるのです。

このように「やりたいこと」をベースに考えることが重要

壁打ちをして考えを整理する

ここからは本の内容とは離れてしまうのですが、「本当にやりたいこと」がどういうものかは分かっても、実際に考えを整理する上で実は大切なプロセスがあるので追記させていただきます。

上記のやり方で自分の「本当にやりたいこと」を見つけるために意外と重要なのが、壁打ちをして自分の考えを整理することです。
壁打ちとは、自分の考えや感情を整理するために、他者に向かって話を聞いてもらう自己分析に使えるメソッドを指します。

壁打ちの主なメリットは以下の通りです。

1 自分自身の認識を深めることができる
壁打ちを行うことで、自分自身の考え方や価値観を客観的に見ることができます。
自分では気づかなかった思考の偏りや、無意識のうちに抱えていた課題に気づくことができるため、自己分析の精度が高まります。

2 新たな発見やアイデアが得られる
壁打ちをすることで、異なる視点や意見を持つ人と対話する機会が得られます。その中で、新たな発見やアイデアが得られることがあります。また、壁打ちを通じて、自分自身のアイデアや考え方を深めることもできます。


このように異なる視点や意見を持つ人や、自分がなりたいキャリアを歩んでいる人に対して壁打ちをすることで、自分で考える以上のメリットを得ることができるため、壁打ちは自己分析においてとても有効な手段といえます。
個人的にとても大切なプロセスだと思いますので、自分の中で考えることに満足せずぜひ壁打ちを実践してみてください!

まとめ

本記事では自分が本当にやりたいことの見つけ方について
八木仁平(2023)『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』株式会社KADOKAWA
https://product.kadokawa.co.jp/321905000741.html


の内容をもとに解説してきました。

自分のやりたいことが見つからない人や自分にあった業種がわからない人にとって、この方法を使うことで少しでも自己分析に役立つことができたら嬉しいです。
実際にこの本を読むことでここで紹介しきれていないたくさんのことも知ることができるので興味がある方はぜひ一読してみてください!

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