25卒の皆さん、サマーインターンについてどれだけ知っていますか？
サマーインターンは就活を進める上で非常に大切なプロセスです。
就活に乗り遅れたくないとは思っているけれど、サマーインターンについてどこから調べればいいのか分からない。
そんな方に向けてこの記事ではサマーインターンについて丁寧に、詳しく解説していきます！

サマーインターンとは

サマーインターンとは本選考の準備として、業界や企業を知ったり、実際に働く経験をするプログラムのことを指します。
サマーインターンは夏（おおよそ６月から８月）に開催され、それぞれの期間は１日から長くて数ヶ月にわたります。
参加者は企業について詳しくなったり、実際の業務に従事したり、専門知識やスキルを身につけたりすることができます。

主な目的

インターンの目的は多岐にわたりますが、ここでは主な3つを紹介します。
下記が主な目的の一覧です。

• 企業、業界研究

• ガクチカを作る

• 選考につながる

それぞれについて解説していきます。

企業・業界研究
企業、業界研究はサマーインターンのメインの目的と言えるでしょう。この時期に自分の行きたい業界が決まっていない人はこの時期にたくさんのサマーインターンを受けましょう。
インターンの選考前に説明会があったり、インターン中でもその業界についての説明もあるため、業界について詳しくない人でもその場で業界や企業について知ることができます。

ガクチカを作る
加えて、サマーインターンを経験することでそれをガクチカとして利用することもできます。
実際に新規事業立案体験をしたり、今後本選考で受けていく業界のインターンシップに参加することができれば、面接の際ガクチカとしてアピールすることができます。
なにより、実際に業務を体験してみることで、自分がその仕事に向いているかどうかも分かるため、自分に合った企業探しとしても活用できます。

本選考につながる
サマーインターンによっては、インターン選考後に本選考を設けており、採用に直結するタイプのインターンも存在します。採用直結型インターンについては次のパートで詳しく解説していきます。

主な種類

サマーインターンには大きく分けて３つに分類されます。それぞれについて解説していきます。

セミナー型インターン
期間:１日
選考:なし
内容：企業についての説明、プロジェクト型インターンの紹介
目的：業界研究、企業研究
セミナー型インターンは企業説明会に近いインターンであると言えます。
基本的に１日で行われ、参加に必要な選考はないことがほとんどです。マイページ登録後に参加用フォームから予約する形が多く、多くの場合オンラインで開催されます。
内容としては業界や企業の事業についての説明と、プロジェクト型インターンの紹介がメインになります。
まだ志望企業が定まっておらず、いろいろな企業をみてみたいという方はセミナー型インターンに参加することをお勧めします。
たとえ興味のない分野であっても、参加してみたら興味が湧いた。というパターンも大いにあり得るため、食わず嫌いをせずに幅広く受けてみることをお勧めします。

プロジェクト型インターン

期間：3-5日
選考：ES提出→Webテスト→面接
内容：事業の立案、戦略策定などの模擬体験
目的：企業を深く理解する。ガクチカを作る
プロジェクト型インターンはインターン参加者だけでグループを組み、新規事業の立案をしたり、戦略策定をして発表するなど、仕事の模擬体験を出来るインターンです。3ー5日をかけてプロジェクトに取り組み、最後にはプレゼンを社員に発表する形式が多いです。
このインターンに参加することで企業について詳しくなるのと同時に、自分がその仕事に向いているかどうかを知ることもできます。さらにはガクチカとして今後の面接で使うこともできるため、さまざまなメリットがあるインターンの形式であると言えます。
ただしプロジェクト型インターンに応募する学生の数に対して採用数は多くないのが現実なので、しっかり選考対策をして数多くのインターンに応募してみるといいかもしれません。

内定直結型インターン

期間：3-5日
選考：ES提出→Webテスト→面接→インターン後に本選考
内容：事業の立案、戦略策定などの模擬体験
目的：早期内定につながる
内定直結型インターンは基本的にはプロジェクト型インターンと同じような内容で行われます。唯一違うのが、インターン参加後に優秀者が最終面接を受けることができる点です。
ただし内定直結型のインターンで採用されないと、本選考の時期に受けられなくなる企業もあるので受ける企業の選考フローをよくチェックして臨みましょう。

まとめ

本記事では、サマーインターンについて概要から目的、種類まで詳しく解説してきました。サマーインターンで得られた経験と情報は本選考に絶対に役に立つものになるので、就活を悔いのないものにするためにも今から準備を始めましょう！