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【就活初心者向け】GD(グループディスカッション)に行ってみた感想と活用術!


就活を始めたての皆さんはGD(グループディスカッション)についてどのくらい知っていますか?

どのような流れで行われるのかわからない!
流れは知っているけど参加したことがないので不安。
どのように対策すればいいのかわからない。

そんな就活生に向けて
今回はGDの練習会に実際に参加してみた経験をもとに、GDの基本的な説明から活用法まで詳しく紹介していきたいと思います!

GD(グループディスカッション)とは?

GD(グループディスカッション)とは、複数人(4、5人)が集まって特定のテーマや問題について議論を行う活動のことです。
限られた時間(15−30分程度)で意見を交換し、最終的には結論を導き出すことを目指します。
GDは一次面接の前に課されることも多く、(大企業に多い)就活において大切なプロセスです。

参加したGDの内容

今回は「GD平和村」というLINEのオープンチャットに参加し、そこでメンバーを集めてGDを行いました。
このオープンチャットは25卒の就活生でGD初心者のために作られており、GD練習をチャット内のメンバーで行うものです。
zoom形式で行われ、お題も時間も自由なので当日集まったメンバーで話し合って決めることができます。
匿名で参加も可能ですし、カメラのオンオフも任意なのでとても気軽に参加できました。

GDの流れ

基本的なGDの流れは以下の通りです。
①役割
GDでは基本的には役割を決めるところからスタートします。4、5人のグループの中から「ファシリテーター」「書記」「タイムキーパー」を決めます。残りの人は役割はないものの、議論には参加します。
ここではそれぞれの役割について説明していきます

「ファシリテーター」
GDの進行をする役割です。全体の進行を行う重要なポジションで、発言の量も多くなります。ただし発言量が多いからといって評価につながるわけではなく、周りとの協調性などを見られているためどれだけ円滑に議論を進めることができるかどうかが大切です。
「書記」
GDの記録を取る役割を担当します。議論の内容を正確に記録して、結論づけや発表の際に参照できる形でまとめます。内容を記録すると同時に発言もしなければならないので、想像しているよりも忙しいポジションです。上手く文章にまとめながら記録していくことで頭が整理されていくというメリットもあります。ただし書記だからといって発言しなくてよいわけではないので注意が必要です。
「タイムキーパー」
GDの時間管理を担当します。GDで陥りがちなのがアイデア出しに時間がかかりすぎてしまって全員が納得する結論に至らないパターンです。時間に制限がある中で結論まで導き出すためにタイムキーパーの役割は重要です。

②時間配分
役割を決めたら次は時間配分を決定します。
GDは時間内に全員が納得する結論を出すのが最終目標なので、良い結論を導き出すためにも時間配分をしっかりと決めておく必要があります。企業によってGD全体の時間もさまざまなので、臨機応変な対応が必要です。
また、課題によってはアイデアが出にくいものや、結論づけに普段よりも時間がかかる議題もあるので、その都度適切な時間配分を決めていく必要があります。

③定義づけ、前提条件
次のステップでは課題の定義づけ、前提条件の確認を行います。
課題を定義するとはその課題の抽象的な部分を具体化する作業です。また前提条件を確認して、メンバー全員の共通認識をつくります。
例えば、「外見と中身、大事なのはどちらか?」というお題に対しては、
①対象を「大学生」とする
②中身とは、性格だけでなく、教養があるか、知識をどれだけ持っているかなども含める
といったように行います。
このステップを踏むことでより洗練されたまとまりのある結論を導きだすことができます。

④アイデア出し
課題の定義づけ、前提条件の確認が終わったらチームでアイデアを出し合います。
ここで大事なのはどれだけ多いアイデアを引き出せるかです。より多くの角度からの意見があればそれだけ選択肢が多くなるため、良い結論につながりやすくなります。
ただアイデアを出せばいいのではなく、自分の意見をわかりやすくメンバーに伝えることが大切となります。
①結論を述べる ②理由を説明する ③根拠となる具体例を挙げる ④もう1度結論を述べる
といった流れを意識して話すと効果的です。

⑤結論づけ
アイデアが十分に出たら、次はチームでの結論を導き出します。
ここで大切なのがメンバー全員が納得していることです。
それぞれのアイデアに対して意見を交換しあったり、もう一度前提条件を確認したりしながら良い結論を導き出すようにしましょう。

⑥発表
メンバーの中で一人発表者を決め、導き出された結論を発表します。この時に先ほども紹介した以下の流れを意識するようにしましょう。
①結論を述べる ②理由を説明する ③根拠となる具体例を挙げる ④もう1度結論を述べる
以上がGDの基本的な流れになります。

気をつけるポイント

ここからは私が実際に参加してみて感じた気をつけるべきポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

  • 策に囚われすぎない

先ほど紹介した流れやコツは大切ですが、意識しすぎないようにしましょう。
紹介したフレームワークに沿って行うことはある程度は有効ですが、GDにルールはないため型にはめすぎてしまうと逆に上手くいかないことがあります。
そのためGD練習で経験を積んでいくことで、臨機応変に対応できるようにしましょう!

  • 協調性・積極性

GDのゴールは全員が納得する結論を導きだすことですが、企業が評価ポイントとして見ているのは協調性と積極性です。
いかに周りの意見に耳を傾けて協力的に議論を進めることができるか。また積極的に意見をだせる人材かどうかを企業は判断材料にします。
そのため積極的に発言しつつ、協力的に議論を進めることが大切です。
特に議論終盤に焦って周りの意見を尊重せずに結論を出そうとしてしまうことがあるため、注意が必要です。

  • フィードバックの時間

今回は練習だったので最後にフィードバックの時間を設けました。他のメンバーからの客観的なアドバイスをもらうことで成長につながるので、練習の時は必ず実施するようにしましょう。また、良かった点と改善点両方を言うようにしましょう。

オープンチャットの紹介

最後に私が参加したオープンチャット「GD平和村」の紹介をさせていただきます。
「GD平和村」は25卒のGD初心者のためのオープンチャットです。
匿名で参加可能で、もちろん料金もかからず、広告やメールが届くこともありません。
LINEの投票に開催候補日の日時が記載されており(例)5/23 21:00〜
自分の行ける時間帯に投票して人数が集まったら当日zoomで1時間程度実施する形式です。

詳しいルールに関してはオープンチャットのノートに記載されているのでぜひチェックしてみてください!
Twitterのリンクから詳細情報をチェックできます。https://twitter.com/ac2i38glmlqvwfe/status/1657746413084880904?s=12&t=34Q_1jMhiNXpqc6xzdjy_g

※25卒の方のみが参加できるオープンチャットになりますので、25卒以外の方の参加はご遠慮ください。

今回は就活初心者向けにGDに実際に参加してみた経験をもとに、進め方や活用法などを紹介してきました。皆さんにとってこの情報が少しでも役に立てたら嬉しいです!


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