日本円(法定通貨)について

本日のテーマとしては、日本円(法定通貨)

公的債務または民間債務として認められる、または金融上の債務を支払うことができ、受け取りを拒否することができない通貨を指し、各国の法律で定められています。

日本円の発行は、日本銀行法で定められており、銀行券(貨幣)を発行すると定められています。銀行券は、独立行政法人国立印刷局によって製造されます。そして、日本銀行の取引先金融機関が日本銀行に保有している当座預金を引き出し、銀行券を受け取ることによって、世の中に送り出されます。日本銀行以外の金融機関を経由して私たち個人や企業に流通をしていきます。

つまり日本銀行は、日本円に関して、発行や管理を担っている機関になります。
参考:日本銀行 銀行券・貨幣の発行・管理の概要

法定通貨の価値について


日本円の流通により、我々がモノの価値を判断するときの尺度としても使われます。 現金そのものに価値はなく、国が価値を保証してくれているともいえます。
仮に国の信頼が無くなってしまうと、価値が無くなってしまうリスクがあります。例えばベネズエラでは法定通貨の価値が下落して、ハイパーインフレが起こり1ヶ月に50%以上の物価上昇が起こりました。

なぜ「円」となったのかについて

小話として、なぜ「円」と言われているのかについてですが、18世紀にスペインと植民地のメキシコから多量のメキシコドルが中国国内(清の時代)へ流入、そして広く流通したことに関係があります。その時の大型銀貨のことが当時「銀圓:ぎんえん(洋銀とも呼ばれていた)」と呼ばれていて、現在の「円」の由来です。(所説あるらしいので正しくはないそうですが、、、、)

通貨の多様化

また、近年では、法定通貨として形ある硬貨や紙幣を使った取引以外にも、電子マネーやクレジット決済、暗号資産のように様々な決済方法が登場しました。いかに簡単にまとめてみたのですが、利用したことのない決済方法もありますね。
それぞれについては、今後解説やルーツについても発信できたらと思います。

有名な決済方法の一例


今回は、ここまでにしたいと思います。詳細なことについては後日発信していきたいと思います。
記事を読んでいただきありがとうございました。

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