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53歳、職業訓練学校で、学生やってます。その6(ガッツある姿に影響を受ける件) 

どんなことがあっても卒業するという気持ち

 今介護の職業訓練学校に通い始めて、もうすぐ二ヶ月になります。
 とにかく授業についていくのに必死で、心折れそうになったりしますが、50代の同年代の仲間も多いので、授業についていけなくても、励ましあって、なんとか頑張っています。
 しかし、今日は、実習の初テストでした。
 いやぁ、週末、結構勉強したんですけど、頭でいくら勉強しても、実習だと実際に行動とセリフがあるので、全然出てきません。
 今まで全くやったことのない動きと言葉は、幾ら書いて覚えても、全然みんなの前で実習をすると全然だめでした
 自分で自分が嫌になりました。
 でも、終わった後で話すと同じ思いだった人が多くて、なんとか救われました。
 これから、実習の授業もテストも増えていきます。
 大変だけど、頑張らないと。
 なんとか頑張り卒業して、就職しないと。
 人生の再構築。
 後半の人生のスタート。

 頑張ろう。
 それに、頑張ろうと思える出来事があったんです。そのことも書き残しておこうと思います。

腕が折れても卒業をするという気迫。

 その人は、挨拶程度しか話したことのない人でした。
 真面目に授業を受ける姿が印象に残っていました。
 その人が、最近、腕を吊るして学校に来ました。
 通学途上で骨折したとのことでした。休めばいいのにと思ったけど、病院に行かないと行けない日は休むけど、それ以外は通学できる限り通学し、みんなと一緒に卒業する。と強い意志を見せました。
 これには、理由もあり、職業訓練学校は、ハローワークが管轄しているので、国のお金で運営されています。
 就職の意志がある人が、入学し、卒業すれば、その学校で学んだ技能を使い就職します。もちろん、就職先が100%保証されているわけではありませんし、その技能を生かした仕事につけるわけでもありませんし、別の仕事を選ぶのも自由です。
 しかし、就職の意志のない人は退校となります。ですから、休みが多くなると就職の意志なしとみなされ退校になります。
 それを嫌い、どんなことがあっても通学し、卒業する。
 その強い意志で頑張っています。
 すると、それを見ていたみんなが、通学中カバンを持ってあげたり、授業中もノートが書けないので代わりにうつしてげたり、みんなで協力しています。
 みんな一緒ですね。
 みんないろんな理由で失業して、人生を再構築しようとしている。大なり小なり苦労してきたからこそわかりあえる仲間ですね。
 
 ステキな仲間です。
 
 こんなステキな仲間がいるので僕もがんばれます。
 
 何度も書いたけど、頑張ろう。
 人生を自分の力で立て直そう。
 
 貴重な体験を今しています。これは人生の中で大きな財産だと最近思えて来ました。

 それでは。

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