彼ぴの生態について
私のボーイフレンド“きゃべつ太郎氏”のことをSNSやnoteで色々と書いてきた。
以下読めば彼の可愛らしい人柄は多少伝わると思うが、もうね可愛い通り越してオモロいのよ。
今日は誰から頼まれてもない惚気話という名の
きゃべつ太郎氏の生態についてお話しようと思う。
寝る前のルーティン
同棲し始めて最初に驚いたことはきゃべつ太郎氏は一日の中で眠る前が一番テンションが高い。
私が先に寝ようとすると『ねぇねぇ、お喋りしようよ。まだ話していたい』と喋りたがる。
しかも、話したいという内容が
もしも宝くじ当たったら、もしも火事が起きたら、もしも街頭インタビューされたら等、もしも話シリーズなのだ。
もしも話の類って女性が盛り上がっているのは聴いたことあるが、男性で好んでする人はきゃべつ太郎氏が初めてだった。
寝る前に喋るだけじゃ飽き足らず、最大の謎が合唱曲の練習も必ずおこなう。
旅立ちの日に、マイバラード、コスモス、Let’s Search For Tomorrow…。王道の合唱曲は一通りこの一年間練習し、日の目を浴びることなく歌ってきた。
そして今特訓させられている課題曲は「ひろい世界へ」となる。
私はこの曲を歌ったこともなければ聴いたこともなかったが、毎日のように聴き、練習しているおかげで立派に歌うことができるようになった。
今後も世に聴かすことはない2人きりの合唱曲を毎日特訓しているのは本当に不思議な話だ。
毛への異常な執着
私の眉毛のお手入れはきゃべつ太郎氏の仕事らしく、勝手に眉毛を整えたら『はっさび〜。ロマちゃんは勝手にやって!!』と怒られる。
(はっさびとは沖縄で驚いたら呆れた時に使う言葉。きゃべつ先生お気に入りのうちなーぐち)
眉毛の処理の仕方や形にこだわりがあるため、
毛がフサフサしはじめるとオルゴール調のBGMをかけ、ソファーに寝かされ〜自宅眉毛サロンきゃべつ〜が開店する。
細かい産毛まで綺麗に処理し、きゃべつ太郎氏が満足したら『生まれ変わった新しい自分をみてごらんなさい』と鏡の前に立たされ、これ私…?!?と驚くまでがいつものお決まりだ。
ちなみに、きゃべつ太郎氏は家庭用脱毛器を所有しており、私の無防備な脇に光を当てて毛を駆逐したいと強い希望があったのでさせてみたら
『ロマちゃんの脇の毛って日本列島みたいな形してるね。すごーい!!』と目を輝かせて凄い喜んでいた。
日本列島に例えられてるケース聞いたことないし、言われても褒められてる気もしないし、キラキラな笑顔が複雑な気持ちだった…ぜ。
恐ろしいほどのほめ殺し
きゃべつ太郎氏はとにかく褒めてくれる。
基本的にご飯は私が作るんだけど、作ったご飯はどんなに手抜きしていても必ず食べる前に写真を撮ってアルバムにしてくれてる。
そして食べてないのにも関わらず、なぜか
『うわ〜!!!これまた明日も食べたい』と言ってる。
褒めてくれるが褒め上手かはまた別の話のようだ。
しかも極め付けは私がオナラをしても褒めてくれ、聞けたことに喜んでいる。
『ロマちゃんは奏でるアナルだね〜』
『七色の音色を持つアナル』
寝起きでかました時なんか『無防備なアナルだな』なんて事を言っていた。
無防備なアナルってぬーやが。
聞いたことないよや。
最近おなら魔人ブゥの称号を手に入れた私ですが、まだ結婚していないのできゃべつ太郎氏に捨てられないようアナルを磨いて、今後も笑いと音色の絶えない彩りある生活を奏でて行くつもり。
もし今後、きゃべつ太郎氏の身になにかあって、手足がなくなろうともそん時は私が養うし、この先もずっと笑わせてやるからよ。
今後も私についてこい!
おわり
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