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【アミ*小さな宇宙人】をご存知ですか?

今年の2月に父が他界してからふと、たまに、生前の父との会話が思い出される事がある。

まだ私が大学生くらいの頃

「ろみは何がやりたいんだい?」と聞かれて答えたものの中に

「本を読めない人達のために音読をしてみたい」
というものがあった。

「それは良い!! ろみは偉いな〜。」
と言われて嬉しかったのもあり、いつか本当にしたいと思っていた。

数ヶ月前突然その事を思い出した私は、同時にアミの本が頭に浮かび、本棚に目をやった。
あれ?どこにも無い。

3冊あったはずなのに、探しても探しても見つからない。

きっとどなたかに貸したんだと
うっすら記憶には上がってきたが、それが誰だったか全く思い出せない。

そこで私はゲームをする事にした。

「仮にその本が返ってきたとしたら、それをサインとする。そしてその時、音読を始めよう」と。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そしてその本が、またもや突然に返ってきたのはそれからすぐ後のことだった。

お引越しをするから、と、借りていた本をきちんと返して下さるという連絡が入ったのだ。
数年程、彼女の手元にあった本がまさかのタイミングで私の所へ戻ってきた。

サインだ。
ゲーム、開始。

アミの本は
何十年前に発行されたにも関わらずまだ人気があるのに、
もう手には入らないという絶版になっていた。

それを知り、
「あ、だから音読の事を思った時に、この本が浮かんだのかもしれない」と思った。

普段は誘導瞑想、ヒプノ、アファメーション等を挙げているyou tube に、アミの本の音読もあげる事にした。

外の音もクーラーの音も入らない配慮をし、窓を締め切りクーラーを切って音読をしていると、汗だくになってくる。

聴いてくださる方には
そんな様子がバレないように、
あくまでも涼しい声で読み続ける。

今、ようやく1巻全14章の12章まで音読が終わり、編集もようやく9章までが完了した。

この作業は時間もかかるし結構大変な''ボランティア''なのかもしれないと気づいたが、
もしかしたらどこかの誰かがこれを聴いて喜んでくれるかもしれないと思うと、それだけで純粋に嬉しくなってくる。

そんな気持ちのみに突き動かされながらこのゲームを完了させる、というゲームは、密かに楽しいものだ。

そして何よりも、
アミの2巻の題名は「アミとの約束」なのだけれど、
私にとってはこれはまるで
「父との約束」
のような気がしてならない。

アミの本は、物語と扮して本当に沢山の大切な事や真実の鍵が織り込まれたもの。

絶版になっているこの本を、
音読という形でもうすぐお届けできる日も近い今、
もし偶然にでもあなたがこの記事をを読んでくださったなら、
どうぞ楽しみにしていて欲しいと思う🙏





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