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#22 BaliHinduの明るいお葬式

友だちのAyuさんがBali文化に触れられるからと遠縁のお葬式に連れて行ってくれた。



入り口では村の有志によるガムランの音楽でのお迎えがあり、お葬式会場ではそれぞれに会話をしたり振舞われたご飯を食べたり。
笑い声が飛び交う度に慣れるまで落ち着かなかった。
おもむろに男性が集まり藁に包んだ御遺体を持ち上げる。御遺体を囲んで近い縁者が掛け声と共に、後ろ向きに御遺体にお米やお花を撒くという…日本のお葬式とは全く違う雰囲気だった。(お言葉に甘え何枚か写真を撮らせてもらった🙏)



お葬式は三日間に渡って行われ、その間、夜も主に男の人たちが集まって、トランプなどしながら御遺体の周りを賑やかにするそうだ。
3日目に火葬され、煙となってヒンドゥーの神々の元に登って行くまで、できるだけ亡くなった方を寂しがらせないようにとの配慮するとのこと。

これは故郷長崎のお盆の習慣にも似ている。お盆には同じ考えでお墓で花火をすると言ったらだいたい驚かれる😆


ん?ちょっと待てよ…
こんな暑い国で三日間?
御遺体は大丈夫なの?
と不思議に思っていたら「最近では亡くなったらすぐにホルマリンを注射する」らしい。
それはそれで大丈夫なんだろうか…💦

帰り道では海岸で燃えるような夕陽を眺め帰宅。



この日は昼前にDenpasarの私のコスに迎えに来てくれ、Ayuさんの村Tabananへ。終わったあとは私ひとりでGRUB(バイクタクシー)で帰ると言ったがどうしてもとまたもや送ってくれ、その後また明日の行事のためにTabananへ帰ったAyuさん。
渋滞状況によるが片道1時間半を2往復💦
終始穏やかな笑顔で何でもないことのように振る舞うAyuさんには頭が下がる🙏

ご縁に感謝するばかり🥰🙏

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