わたしたちの結婚#20/プロポーズとティータイム
白い大きなお皿に、一口サイズのサンドイッチ、パイ、タルトが乗っていた。どれも繊細で、食べてしまうのがもったいないくらいだった。
アフタヌーンティーのはずなのに、まず始めに白い大皿がサーブされたことに少し驚いた。
少し戸惑いながらも、サンドイッチに手を伸ばす。
そんな少しの驚きを楽しむように、直後に立派な3段のいかにもアフタヌーンティーというセットが運ばれてきた。
一口サイズのケーキが4種類、さらにスコーンにマフィン。幸せとトキメキを具現化したような存在がそこに並んでい