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最小を考える

勤め先の泊まり込みハッカソンでプロダクト開発における重要なことを再認識した話です。プロダクトを創作物またはイベント等の企画と捉えると、その考え方は転用できるなと思ったのでまとめます。

プロダクトにおける MVP という考え方

Minimum Viable Product の略称で、最小限その製品の要件を満たしたプロ額とのことです。

MVP はプロダクト開発の現場でよく言われる考え方なのですが、最短時間でプロダクトをリリースしユーザーからのフィードバックから将来性を探ったり、需要の確認をできることが大きなメリットです。

そのプロダクトで何を達成したいか

MVP を考える上で欠かせないことです。

まず、そのプロダクトで何を達成したいかを考えます。
制作する目的であったり、そのプロダクトのコンセプト(ほかのものとは異なる特徴)みたいなイメージです。

達成には最小限何が必要か

達成したいことを確認したら、それを満たすには最小限何が必要かを考えます。

例えば、note のような記事サービスの MVP をつくる場合は「記事が投稿できること」がコア(主要な)要素として挙がってくると思います。

これに加えて「記事を書いたユーザーのフォローができること」も達成したい項目に入るのであれば、会員登録機能やログイン機能なども MVP の項目に含まれてきます。同じジャンルのものでも何を達成したいかによって項目が変わるのがポイントです。

どの辺りが転用できそうか

他の人からのフィードバックが欲しい創作物を作る際、イベントなどを企画する際に活用できます。

MVP の考え方を利用した場合

  1. コンセプトを考える

  2. 何を実現できれば最小限コンセプトを満たせるか考える

  3. コンセプトを最小限満たす状態を目指して制作を進める

  4. 完成したらフィードバックからどうすれば次はもっと良いものが作れるかを考える

といった流れになるかと思います。

重要なのは「闇雲にまず作る」ことではなく「コンセプトを満たす最小限のものを作る」ことです。
コンセプトを満たせなければ MVP は達成できていません。

おわりに

ハッカソンを振り返ってみて「MVP の定義をミスったなー」と感じたので書きました。特に限られた時間の中で制作・企画をする際に MVP は有用な考え方なので、知らなかった方はぜひとも試してみていただきたいです。


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