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最初のnote 私のこれまでとこれから

まずはご挨拶を

 はじめまして。この記事を開いてくださりありがとうございます。
このnoteは、まさに新たな私への第一歩目です。
なので、ここでは私のこと、これからの発信内容についてご紹介します。
この先どうなるのかは全くわかりませんが、一瞬でも誰かの生きづらさを和らげることができるような発信ができたらと思っています。

私について

 退職して、色々と人生を振り返る機会が多くなりました。
考えていくと、多くの悩みを経験してきたなと自分でも感じます。
小中学生時代に不登校、摂食障害を経験し、高校・大学ではある種、他人との違いを巻き返そうとして自分を追い込み、精神的にギリギリな状態になるまで苦しめていました。
(生い立ちやこの辺りの話はまた詳しくまとめたいと思っています。)
 大学3年生の頃、心療内科へ通いはじめ、なんとか就職活動を乗り越えた私は「もう大丈夫だ」と自分に言い聞かせ、主治医にも明るく振る舞い次の診察の予約を取らずに大学を卒業しました。

入社して限界を迎えるまで

 春に大学を卒業して一人暮らしを始め、IT系の会社へ就職しました。
4月いっぱいはとにかく研修。大変でしたが、大学でそれなりにやってきたことが活かされてとりあえずはやりきることができました。
そして5月、本配属のチームが決まり、6月に現場へアサインされるまでの期間でさらにみっちりと研修が始まります。
しかし、同期と比較される怖さや上司・先輩への疑心、居心地の悪さから
これから先、数年だとしてもこの会社で働くというイメージはできなくなりました。
それでもだましだまし仕事をしていると、徐々に心が無くなっていきます。
平日は予定より何時間も早く目が覚め、動機と冷や汗が止まらなくなり、
自分は生きているのか?なんのために?消えてしまいたい、いっそのこと通勤中に事故に遭いたい…と割と本気で考えていました。
そしてある朝、突然起き上がれなくなりました。

適応障害、そして退職へ

 どれだけ仕事をしなきゃと考えても涙が止まらず、ベッドの中でうめくことしかできないまま時間は過ぎ、なんとか「発熱しました」と上司に嘘の連絡をしてその日は休みを取りました。
これはもう完全に心が限界を迎えた、と思った私は必死の思いで心療内科の予約を取り、主治医から適応障害の診断を受けることになります。
診断書には3ヶ月の休職が必要と書かれましたが、就業規則上休職はできず、6月に私の退職は決定しました。
リモート上でも、上司との面談や連絡は心をすり減らし、母の協力を得てどうにか返却物を会社へ送ったのですが、もはやほぼ記憶にありません。
それだけ大きなショックとストレスがかかっていたのだと思います。

屍のようなニート生活

 退職してもそう簡単に「会社辞めたー!やったー!」とはなりません。
これまでに使い果たしてしまった気力体力を回復するためにとにかく眠ります。食欲もほとんどないのでトイレ以外はほぼベッドで過ごし、数週間があっという間に過ぎていきました。焦る気持ちはありましたが、考え始めるとパニックになってしまうので、なるべく何も考えずに、「ただ生きる」ことだけに集中するよう意識しました。

前進しはじめた時

 私の場合は、心療内科へ通院して処方された薬を飲み、主治医から勧められた退職・休職者向けのプログラムへ参加することで、それなりに人間的な生活はできるようになっていきました。
そして知人から紹介された飲食店で、夏だけの短期バイトとして週に2、3日短時間で働くことになり、また少しずつ社会との接点を持つようになります。
ちなみにきょうだいや親しい友人にはこの辺りの段階でやっと会社を辞めたことを伝えました。
怯えていたのが馬鹿らしくなるくらい、周りの反応は優しかったことが本当に幸いでした。
意外と「否定されたらどうしよう」と考えたり悩むほどのことではないのかもしれないですね。
それに、言いたくなければ言わなくていいということを忘れずにいたいです。
現に私は未だほとんどの友人に対して特に何も言っていません。笑

退職して8ヶ月、今の生活

 今の私は、調子のアップダウンはありつつも、回復傾向にあります。
自分にはどんな気質があるのか、何がストレスなのか、それをどう転換してうつ状態にならないように対処するか、常に勉強と自己理解の毎日です。
そして一番大事で、同じような状態になったらと考える人が気掛かりなのではないかと思うのは、お金のことですね。
ざっくりと言ってしまえば国や市区町村の制度に頼ったり、免除、猶予できるものは手続きをしたり、暇なのでポイ活をしたり普通に節約したり、できることをしてなんとかやりくりしているような感じです。
親からの援助を受けることもしばしばあり胸が痛みますが…「生きていてくれ」と、これからの私を想ってくれていることに感謝し、いつかきちんと返していけたらと思っています。
罪悪感を持ちすぎるとまた気分が落ちて何もできなくなってしまうので、ある意味気楽に、さーせんありがとうございます~くらいの気持ちで受け取っても良いのかもしれないです。
とにかく無理はしない、自分の限界を知ることもすごく大切なことだと実感しています。

これから発信したいこと

 このnoteを始めた理由としては、私の経験が何か、少しでも人のためになればいいな、と思ったからです。
一番うつ状態が酷かった時、同じような境遇の方のSNS投稿を見漁っていたので、今辛い人にとって束の間の気分転換になったら…とも思います。
あとは素直な自己顕示欲かもしれません。
でも役に立ちたいのは確かです。
なのでもし、就活・就職、就労、生きづらさ等々、相談・質問したいと思ってくださった方がいらっしゃれば、できる限りお応えしたいです。
この記事がどの程度読んでもらえるものなのかは想像できないのですが、
金銭面で不安がある時に活用できる具体的な制度や、就活・就職先、適応障害・不安症などの精神的な苦痛などについては、自分の体験談も踏まえてどんなに反応が少なくても発信したいなと考えています。
まあそんなこと言ってても挫けてしまったらその時はその時です。笑

最後に

 私も寛解したわけではないので、結局発信したいときにできたら書いたりするかも、みたいなよわよわスタンスになるかもしれません。
長文を書く元気がなければTwitter(X)で呟くだけになるかもしれませんし、急に音沙汰なくなるかもしれません。
でも生きます、生きてます。
それだけは断言しておいて、最初の記事を終わろうと思います。
書き始めた時の想像より長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。

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・2024年2月16日 公開用に更新



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