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番外編 孔子の生まれ

孔子は、紀元前552年(551年説も)に生まれ、紀元前479年に亡くなっている。

約2500年前の人ですね。時代でいうと、仏教のブッダは、紀元前463年~383年の間に生まれたとされているので、それよりも前に生まれた人です。

父は、孔紇(こうこつ)60歳くらい、母は、徴在(ちょうざい)10代くらいでに孔子が生まれたとされています。

父は、武人だったということですが60歳で孔子を作っていてかなり高齢です。

母は、巫女で母の家系は、呪術をする家柄。巫女は結婚してはいけないことになっていたので、孔子は現代でいう婚外子ということになります。

父は、孔子が幼少期に亡くなっていて、母の家で育てられています。母の家が呪術をする家柄、当時は、科学などないので、呪術で物事を決めたりしていたんですが、母は、当時には珍しく、文字が読めたようです。孔子も幼少期から文字に親しんでいたようです。しかし、いわゆる母子家庭に育って、かなり苦労をしたようです。

孔子の正式な名前は、「孔丘(こうきゅう)」と言います。

当時は、本名以外に「字(あざな)」というのがあって、字は「仲尼(ちゅうじ)」といいました。

当時は、本名を世間に知られないために「字」をつけたのですね。本名を知っているのは、かなり間柄が近しい人だけだったようです。

論語の中で弟子を呼ぶ名前を本名でよく読んでいるのですが、それだけ近しい仲と言えます。

孔子は、幼少期から恵まれた生まれではなかったのですが、勉学に励むことで「聖人」と呼ばれるようになっていくのです。