こんにちは、RooKです。

プロのアーティストになる。
というと、わたしの中では自分の表現を好きな形で作品にしてそれが売れることにより余裕ある生活が送れること。

みたいなイメージがあります。
アートには様々な作品があるのですが、今回は絵について。
以前通っていた絵画教室の先生は、ギャラリー専属として契約をしており、絵の売上を50:50で分割する代わりに、描いた絵はすべて買い上げてもらい、個展などの費用はすべてギャラリー持ちという待遇だったそうです。

売上の半分をギャラリーが持っていくとしても、描いた絵すべて買い上げてもらえ、海外での出展費用も出してもらえるのであればとてもよい待遇ではないかと思います。

そんな先生の絵の単価は、ポストカードサイズで３万円で大きな作品であればあるほど面積が増えるのでそれだけの値がつくということでした。

大抵の方は、手書きのポストカードを3,000円で売り出すことからはじめるので
アマとプロの差は10倍あるのだなぁ…などと。

わたしがこの前描きあげたのが600mm×600mm(360,000m㎡)なので、先生がこのサイズで描いたら70万円の価格になる…と。

今回は額込みで12万円の価格をつけようと思っているので、プロには程遠い…。
そこまで行くには、技術を磨いて絵の価値を高めていかなければなりません。ただ、そう簡単にはいきません。

いきなりそこを目指すのではなく、個人でまずできることから考えて、自分なりの【成功】を定義したいと思います。

わたしは転職を重ね、正社員だけでなく派遣社員、契約社員、フリーランスなども経験してきました。
そのなかで自分の相性のいいお金の稼ぎ方は、【ダウンロード販売】です。
システムエンジニア、ゲームシナリオライター、などＩＴ系のデジタル業界に長くいるのもあり、これが得意な分野なのは分かってます。

自分でゲームをつくり、ダウンロード販売をしたこともあるのでこの経験をアートと結びつけようと思います。
在庫を抱えないグッズ販売などが身の丈にあった路線かなと。
NFTについてはまだそこまで理解できてはいないので、いきなり飛びつくよりも他のことで実績を重ねて必要であれば挑戦しようというところ。

グッズ販売については、ゲームのグッズ監修をしていたこともあるのでその経験を活かそうと。今はデザインだけを置いてグッズ販売ができるサービスなどがあるので、そこを活用していきます。
そもそも、欲しいと思える魅力的な絵を描くことが、アーティストRooKとしての領分。
そこは絵に向き合って伸ばしていき、それをどうお金に替えるかはプロモーション次第。

アーティストなのだから、プロとして原画を売れるようにすること。
そこを素直に目指すべきだとはあまり思ってません。原画を購入してもらうことをメインには見据えますが、原画は１度売れればそれまでです。
ダウンロード販売などのデジタルは、在庫を抱えずに利益を生み続けることができる方法。
生活の基盤をそこで整えることができれば、安心して絵に挑戦する日々が送れます。

わたしは、自分の絵の可能性を拓くために絵に集中して向き合える時間が増えればオッケーです。
売れるか売れないかはどちらでもよく、絵を描き続けていく人生が送れればよいのです。
どんどん描きたい絵が降りてくるので、それを思う存分描くことができればしあわせ。

また、歴史的な大作を生み出したいとか、文化として発展の貢献を、などと壮大なことも今は望みません。
もう少しアーティストとして経験を積み、出会いを重ねることでそのような志を持つことはあるかもしれませんが。
それは今は考えずにいます。

それらを踏まえて、わたしの成功の定義は
自分の絵を使って月300万円稼げればよし。
です。

そこに到達できたら、安心して会社員を辞めて専業のアーティストとしての道をひたすら歩み続けていこうと思います。

月に300万円とは数字が大きいとは思いますが…以前、一晩で10万円の売上をダウンロード販売で達成したことがあるので
本気で戦略を練り、集中して取り組めば達成できるのではないかと思います。

まずは、まだまだ無名のRooKという名を売ること。自分の絵のファンを見つけること。
そのためにするのは、身近なところでの小さな一歩を踏み出すこと。

大きな展覧会やアートフェアに参加してどれだけの影響があるのかは、まだ分からないので
まずはポストカードの小さな展覧会に来月参加します。

そこでポストカードを買ってもらうことができるか、名刺を10枚ほど置いてどれだけRooKとしての絵に興味を持ってもらえるかを実感して
分析、予測、次の行動へと移っていきたいと思います。

アートの世界は華やかに見えますが、個人事業主としてブランディングやプロモーションなども考えなければ成功への道に届きません。
それを専属で行ってくれるギャラリーや、マネージャーとうまく出会えれば、絵のことだけを考えられるのですが…わたしは40年も迷いに迷っての今ここです。
せっかくなのでこれまでの経験を活かしてどう成功していくかも味わいたいところ。
運をつかんでいきなり売れっ子の一流アーティストという道よりは、地道に考えてたどり着くほうが楽しいと思ってしまうタイプです。

しかも自分で自分を売り出すことができたら、その方法論などをまとめて他の方にお伝えすることもできますし。
道はひとつではなく、なければ自分で切り開けばよく、その道がいくつもあるほうがきっとたくさんの人にも有意義であるはず。

わたしの最終的な目的は、自分の人生を楽しみ尽くすことなので。
とことん挑戦して遊びたいと思います！