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「音楽の力で大分を元気に!」。

おおいたんフェス、終了しました。

いやー寒かった!!「今年一番の」という形容が間違いない寒さ^^。

ステージ上で防寒着を着ていたくなかったので、ヒートテック2枚重ね、ブーツの中には貼るカイロ、ポケットにも背中にもカイロ入れて臨んだんですが…どうしてもジャケットが脱げませんでした(泣)。

寒いとどうなるかというのはここに書いてきましたけど、無意識に声が出たり、記憶が飛んだり…それなりに過酷な記憶があるわけで、それをふまえての準備だったのですが、「常に現実は予想を上回る」という感じ。予想に「都合のいい期待」が入るからでしょうね。クラプトン氏みたいに「最悪を想定しながら最善を望む」のが足りなかった。

人間もそうだけど、ギターが狂うんです。チューニングが合わない。楽器というのは繊細で、暑くてもダメだし、寒すぎてもダメ。さらに。ネックに手が貼りついちゃうんです。ギターソロ弾こうとしたらばね指みたいに手が貼りついちゃう。選曲ミス(苦笑)。全部ストロークの曲にすればよかった…!!次は全曲アリスやろう(爆笑)。演奏終了時点には指の感覚がなくなって。これは初めての経験でした。

まあそんな中、よく機械は耐えてくれました^^あらかじめスイッチオンしておいたtube feederはバッチリ。バグるのは人間。一生懸命考えた甲斐あって、エフェクター群は狂うこともなく任務を全う。それに比べて、人間は…後半に入って、コーラスしようとしたら顔がこわばって口が開かない(泣笑)。記憶は飛びませんでしたけど、久しぶりのステージでアドレナリンが出ても体がついて行かない、いわゆる運動会で転んじゃうお父さん状態で焦りました。

そういういろいろはあったんですけど、やっぱりライヴはいい。ライヴがないとダメだなあと心の底から思いました。本当に改めてこの2年の感じが自分の人生でいかに異常だったかを演奏しながら思ったし、演奏できる空間にいさせてもらったことをありがたく思いました。みんなを元気に出来たかわからないですけど、僕は間違いなく元気になりました^ ^体は冷えたけど(まだ言ってる)、気持ちがね、久々に生の大きな音聴いてあったまったなあ。これ、プロのライブを見に行った時とは違う感覚。きっとそれは自分がそこに関わっている感じが強いからでしょう。

祝祭の広場は背景にでかいスクリーンがあるんですけど、演奏中にわれわれの写真を出していただいて。寒くて気が回らず振り返る余裕がなかったのが心残りです(苦笑)。みんなから写真見せてもらって「おお!」という感じになりました。

背景画像を楽しむどころではない必死さ(笑)

イベントはほんとうに自分たちだけではできない。たくさんの人の想いを抱えて、それぞれの人が役割を果たすことで成立します。そこで演奏する役割をさせていただいて、応えられるものだったかわかりませんけど、とにかく楽しかった。われわれに声かけてくれた藤本さんはじめ、イベントを作ってくれた実行委員のみなさん、音響や会場の係をやってくださったスタッフのみなさん、対バンのみなさん、そして寒い中聴きに来てくださったオーディエンスのみなさん、久しぶりに逢えて言葉を交わせたみなさん、本当にありがとうございました。

setlist 12/26/2021
1. The day after tomorrow
2. A song for me
3. 今年最初の君と
4.アフリカのご当地ソング
5. CROW
6. Butterfly



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