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ゴジラ-1.0 アカデミー受賞記念 舞台挨拶

ゴジラ-1.0 アカデミー賞受賞記念 舞台挨拶に当選し、TOHOシネマズ日比谷まで行ってきました!
この日はものすごく強風だったのですが、受賞の熱が冷めやらぬ内の舞台挨拶が見れてよかったです😄✨


オスカー像の輝きがすごい🌟

山崎監督がオスカー像を持って登壇してくれたのですが、遠目で見てもめちゃくちゃ光り輝いていました!!表面がすっごいツルツルなのかな??
光の反射が眩しいくらいで、本物のオスカー像が生で見れたことに感激しました😆

舞台挨拶

出演されている役者さんが豪華ですので、神木くんはじめ主要キャストの皆さんが並んだ画がすごく素敵でした💐
皆さんが監督にインタビュー形式でトークしてくださって、いろんな話が聞けました!

山崎監督とスピルバーグ監督

山崎監督の作品はスピルバーグ監督を彷彿させるのですが、
スピルバーグ監督がゴジラ-1.0を気に入ったエピソードが聞けて良かったです。
山崎監督が持っていた一番くじのフィギュアも貰われたそうで!
スピルバーグ家にはゴジラが飾られているのか…🥰


山崎監督とスピルバーグ監督の共通点は、子供の時から好きだったものを貫き通しているところだと思います。
子供のころ誰もがワクワクした冒険や夢・登場人物たちのドラマが作品に根付いて、
大人になっていろんな映画を見ても両監督の作品を見ると原点に戻るんですよね。

だからこそ今回のオスカー受賞は、その日1日中何も手につかないくらい嬉しかったです‼
ゴジラでアカデミー賞獲るなんてロマンがありすぎる😭✨

ゴジラ-1.0とシン・ゴジラ

舞台挨拶とは別ですが、ゴジラ-1.0とシン・ゴジラについてです。
両方とも素晴らしい映画ですが、作品としては対照的です。
それぞれ監督の根底にあるものが色濃く出ていて、同じキャラクターなのに、こんなにも異なる世界観にできるのか…と驚きます!

ゴジラ-1.0の好きなところ

■ 海の描写が多いところ
序盤から終盤までゴジラが出現するシーンは海が多く、水の中で動く色んなゴジラが見れます。
異常に発達した筋肉質なゴジラの造形は素晴らしく、全編通して恐ろしさとおぞましさを感じさせてくれるのですが、水中から目を出して泳ぐゴジラはかわいいですね😊

■ わだつみ作戦のおもしろさ
対ゴジラ用の作戦で、発想と作戦実行の描写が秀逸で引き込まれます。
人員・資金・時間がない中、わずかな希望をかけて決行するのですが、
現実の日本でもこんな風に無謀な挑戦に挑むことが沢山あっただろうと思わせられます。
そういう意味で正に「日本」を描いた映画であり、加えて登場人物たちはハリウッドに挑む制作者たちでもあります。

■ 山崎監督ならではのドラマ
キャラクターたちの背景が非常にしっかり描かれており、それによってモンスターやパニック映画ではなく、ドラマ性の高い作品になっています。
登場人物のキャラクター性や関係性は、山崎監督が今まで制作してきた作品に通ずるものがあり、間違いなく「山崎貴のゴジラ」だと感じさせられます。

シン・ゴジラの好きなところ

■ スタイリッシュかつ異質
こんな特撮が今までにあったかなと思うくらい、徹底的にクールな作風です。
従来のゴジラのイメージと異なっており、初めて見た時はこれがゴジラなのか…!と衝撃を受けました。
ゴジラの中では異質だと思いますが、テンポの良さとキャラクター性がとにかくスタイリッシュでかっこいい。

■ ゴジラのデザイン
ゴジラの形態がどんどん変化していくところがシン・ゴジラの大きな特徴です。
それぞれの形態の造形デザインが魅力的で、知っているゴジラの形態にたどり着く前と後段階では、初めて見るゴジラの姿に釘付けになります。
キモさとグロさ、ちょっと可愛さもあり、ゴジラのデザイン自体も今までとは異なる新たな「ゴジラ」であるところが醍醐味です。

■ 読めないストーリー
シン・ゴジラは最初から最後まで展開が読めないです。
視聴者は突如ゴジラが出現した世界に放り込まれ、中盤を駆け抜け、最後もいろんな謎を残したまま見終わります。
物語の法則に則っていないので、ストーリーがどう進んでいくのかが予測できず、でも何故かすごくおもしろくて目が離せなくなります。

典型を無視しているのに観客を惹きつけることって普通はできないですが、それができてしまうのが庵野監督の凄さであり不思議な力だと思います。
頭の中がどうなっているんだろう…🤔

山崎監督のおすすめ作品

最後に山崎監督の作品でおすすめを1つ🎬
初期の作品で「リターナー」です。

SFアクションでストーリーも面白く、2002年公開なのですがVFXやCG技術がすごく良いです。
当時見た時に感動して、DVDで繰り返し見て、特典付録の監督の絵コンテも何回も読み込みました。
もし見る機会があればぜひ!

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