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【日記】二郎系をかっ食らう/2024.03.08

人生で初めて、二郎系ラーメンを食べに行った。ぐんぴぃと大鶴肥満さんが自分たちで作った二郎のラーメンをおいしそうに食べる動画をみて、どうしても食べたくなったからだ。
ネギを素手でちぎる肥満さん面白すぎるし、一口食べてあまりのおいしさに目を見開いてるの良い。幸せそう。


ラーメンが特別好きってわけではないんだけど、今週は本当によく頑張ったし、ニンニク臭くなっても明日は誰にも会わないし、なんせ金曜の夜だから普段はやらないことをして羽目を外したくなった。昼ごはんもしっかりめに食べたけど、ラーメンのことを考えていたら夜になる頃にはちゃんとお腹がすいていた。

小雨が降る中、駐車場に車を停めて店まで歩いた。地元で一番おいしいと言われている二郎系の店。中に入ると、カウンター席に近所の大学生がずらりと並んで座っていた。店員さんに人数を聞かれたので1人ですと答えると「じゃあ先に座ってもらおうかな」って、前に並んでいた4人連れのお客さんを差し置いて席に通してもらうことになった。やばい。メニューとかトッピングとか全然見れてない。

急いで食券を買う。勝手がわからないので、とりあえず店の看板メニューのまぜそばにした。他のお客さんと同じように、コップとれんげを取って席に着く。
サイズがいくつかあるけど想像がつかなかったので、弟がおすすめしていたミニサイズを注文した。ふと壁に貼ってある説明書きを見たら、「ミニは通常のラーメン屋の大盛り程度です」って書いてあってひっくり返った。えっどうしよう。食べれるかな。不安な気持ちと楽しみな気持ちが渦巻く。

二郎系って言うと女1人では入りにくいイメージがあったんだけど、わたしの他にも一人で来てる女性やカップルが結構いて驚いた。店も広くはないけど清潔感があって、店員さんも明るい。人気あるのもわかる。

他のお客さんが思い切り啜っているところを横目に見ていたら、トッピングを聞かれるターンがやって来た。俗に言う「コール」というやつだ。どうしよう。SUSURU TVをちょっとみたことがある程度のラーメン初心者なので、なんて言えばいいか分からない。適当になにかをマシマシして食べられなくなったら困るので、「そのままで……」って答えた。声が細くなってしまっていたような気がする。

無事にコールできてほっとしたのも束の間、ついにまぜそばが来た。器を持つとずっしり重たくて、思わず「わ!」って声が漏れた。

ミニでもずっしり

ごちゃごちゃ語る前にまず言わせてほしい。うまかった!!!!!!!!!!!!!
一口食べた瞬間、「うまい」の3文字が脳内にドデカ太字で刻み込まれたかのような、体に直でガツンとくるおいしさだった。 

チャーシューは分厚いながらもやわらかいし、野菜もみずみずしくてちょうどいいシャキシャキ感。そしてなにより麺がおいしい!かなり太めの平打ちで、もっちりとコシがある。麺にもしっかりしょうゆだれの味が染み込んでいて、かむたびにうまみが出る。もやしの隣にあるカリカリのフライガーリックもめちゃくちゃいい味出してる。麺にたっぷり絡めてすすったら、口の中に香ばしさが広がって一気にジャンクフードの味になる。背徳感マシマシだ。でも今日は華金だから、身体がフライガーリックの匂いになってしまっても構わない。食べ進めるたびにブラックペッパーが効いてくるから飽きることなく食べられる。でも最後はスープが底に溜まってちょっと味が濃かった。でもそれはそれでジャンキーな感じがして良かった。

ミニが大盛りレベルと聞いた時は不安になったけど、気付いたら完食していた。なんなら食後のアイスくらいはいけそう。自分の胃袋が怖い。

店を出てから、常連の弟に初まぜそばの報告をした。

常連客からのありがたいアドバイス


直近に起きたことが頭から全部吹き飛んでしまうような、パワー系のおいしさだった。ものすごく嫌なことがあった時とかにまた食べたい。

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