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【日記】はじめての練り切り作り/2024.04.29


今日は家で練り切りを作った。
インスタで「#練り切りアート」の投稿を見るのが好きなんだけど、見ていくうちに「これ自分で作れたらめちゃくちゃ楽しいんじゃない…?」と思ったのがきっかけだった。

教室に通ったり誰かに教わったりした経験がないので、材料を選ぶのにも苦戦した。特に白あんは、ものによって味や質感はもちろん、色味も柔らかさが違うらしい。Amazonのレビューを参考に、今回は富澤商店の白こしあんを選んだ。

材料を揃えて、YouTubeで練り切り餡の作り方動画を観ながら進めた。
白玉粉と水を混ぜ合わせたものに、白あんを加えてゴムべらで練る。あんこは想像以上に水分を含んでいるようで、混ぜるだけでも腕がちょっと疲れた。

白玉粉と水を混ぜたやつ
制作過程の写真これしかなかった


しっかりと混ぜたら電子レンジで温めて水分を飛ばす。加熱するとあんが膨らんで、質量がどんどん減っていくのが面白かった。練って温めてを繰り返しながら、触っても手にくっつかないくらいの固さに仕上げる。ググッたら耳たぶより柔らかいくらいがベストって書いてあったんだけど、あんまりピンとこなくて苦戦した。

ほどよい柔らかさにはなったものの、あんの色があんまり白くならない。水分を飛ばすことで白くなっていくはずなんだけど、白さにこだわって加熱しすぎると固くなってしまうから困った。レンジ加熱だとあまりうまくいかないのかも。ここは次の課題にしたい。

いい感じの柔らかさに出来たら、あんを小さくちぎる。ちぎったものをくっつけて、またちぎる。これを粗熱が取れるまで繰り返す。この作業はなんか職人っぽい感じがして楽しかった。紙粘土よりもやわらかくてもっちりした感じの質感も新鮮でよかった。

そして着色。今回は赤と黄色の天然色素を使って、ピンク・黄色・オレンジの3色のあんを作った。天然色素は普通の食紅よりも淡い色が出る。和菓子にぴったりの優しい色に仕上がってよかった。

ようやく成形に入る。今回はYouTubeの動画と本を参考に2種類の春のお菓子を作った。
色をつけた練り切りあんをまん丸にして、平たくつぶしてあんこを包む。うまくできる自信はなかったけど、ミスしながらもそれなりごまかしながら作れた。

完成!不格好ではあるけど、初めてにしてはいい感じだと思う。

和菓子の細工には専用の三角の棒を使うらしいんだけど、今回はゴムベラで代用した。桜の花びらはへらの持ち手の角の部分を使って、細かい部分は割り箸やつまようじを使って仕上げた。

この方の動画がめっちゃ参考になった。


初めて作ってみたんだけど、正直かなり楽しかった。やってみることで次に試してみたいことがいろいろ浮かんできた。今度は寒色系のあんこで夏っぽいモチーフを作ってみたい。金箔をちりばめるのもいいなあ。

練り切りの写真を投稿するアカウントも作った。気が向いた時にまた作ろうと思う。ゆるゆる続けられたらいいな。


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