見出し画像

【日記】社会人になってから聴く安部礼司/2024.04.07

今日は片道1時間くらい車を走らせて大きな一本桜を見に行ったり、公園に行って花とか草を撮ったり、ユニクロで仕事着を買ったりした。

手前をぼかして奥にピント合わせるの
かっこいいけど構図難しい


しくじり先生番外編の永野とアルコ&ピースのトークを聴きまくっていたせいで、ユニクロに行く途中でスマホの充電が切れた。何も聴かずに運転するのもちょっとなあと思ったので、FMラジオを聴くことにした。

日曜の17時半ごろ。チャンネルを地方局に合わせたら、「NISSAN あ、安部礼司 BEYOND THE AVERAGE」が放送されていた。めっちゃ懐かしい。まだやってたんだなあ。


小学生の頃、父親と一緒にゲームセンターに行った帰りの車内でよく聴いていた。今日で19年目に突入した長寿番組だ。

安部は今も大日本ジェネラルで働いてるし、携帯の着メロは未だにBOØWYのマリオネットだった。安部と優ちゃんが結婚して男の子が産まれたところまではリアタイで聴いてたんだけど、今はその下に女の子もいるらしい。
結婚したあとも優ちゃんは安部のことを「安部くん」って呼んでたのがおもしろかった。飯野も大場嘉門もいたけど、安部のことを「あべきゅん」と呼ぶことでおなじみの刈谷は会社をやめて渡米してしまったらしい。さみしい。

優ちゃんは元気で活発なイメージがあったんだけど、プレゼン前夜に不安で眠れない安部に優しく話しかける優ちゃんの声はすごく柔らかくて穏やかで、ああ、聴いてなかった間にいろんなことを経験したんだなあって思った。

わたしの知らないうちに後輩たちがたくさん入社していた。今日の話は、完璧主義で効率厨なあまり、マイペースな人に対して上から目線になってしまう古巣畑(こすばた)という男がメインキャラだった。

役員の前で所信表明のプレゼンをやることになり、自信満々な様子で当日を迎えるも、トラブルによって気が動転して失敗してしまう。
落ち込んでいる古巣畑に、安部が1本余ってたアメリカンドッグをあげて「サラリーマンは長いマラソンのようなものだから、ミスもいつか取り返せるんだよ」って言っていたのが良かった。ミスするたびに大場部長に怒られてきた安部が言うから説得力がある。そのあとに、古巣畑の白いシャツにケチャップを思い切りぶっかけてしまうのも、変わらないな〜って感じで良かった。

プレゼンを控えて自信を無くしてた安部が後輩たちに励まされてサポートされるシーンで流れた、Superflyの「春はグラデーション」も良かった。

昨日も今日も慣れない 社会人になったとて
ボタンを押せば切り替わる そんな機能無いよね

この歌詞がとっても刺さったし、勝手に励まされたような気持ちになった。
小学生だったわたしが会社員になるくらい長い間、ずっとサラリーマンであり続けている安部礼司ってすごい。そんな安部でもこの歌詞のようなことを思ったりするのだろうか。慣れないこともまだあるんだろうか。そう思ったら少し気が楽になった。
この番組が、翌日から仕事に励む人が多いであろう日曜の夕方に放送される理由が、ようやく理解できた気がする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?