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【日記】カメラ持って散歩/2024.03.24

カメラを買いました!

OLYMPUS PEN Lite E-PL6

ミラーレス一眼、ずっと欲しいと思ってた。「ミラーレス」も「一眼」も、言葉の意味は正直よくわかってない。良い感じの写真が撮れることだけはわかる。中古だけど全然問題なく使えるし、なによりコンパクトでかわいい。

早速、カメラを持って散歩に行った。天気が良くてあったかかった。

枯れかけでも綺麗


適当に撮るだけでそれっぽくなるから楽しかった。道端の雑草とか苔に目が行ってそればかり撮ってたんだけど、普段は見落としてた日常の風景の良さに気付くきっかけになった。

苔ってよく見るといろんな種類がある
水たまりをアップで撮った
田植えしたばっかりの田んぼみたい


田舎の山間部はどこを歩いても自然だらけだ。都会は人の手できれいに手入れされた自然が多いけど、田舎は手入れされずに放置された草花であふれている。歩いていると「そんなとこにも雑草が…?!」の連続だった。


人の手が行き届いてない場所って良い。民家の庭の花壇に咲く鮮やかすぎるパンジーよりも、伸びすぎてもう手がつけられなくなってる草とか、空き家の外壁にびっしりまとわりついてるツタとかの方が好きだ。色もほどよくくすんでいて、町に馴染んでると思う。

田園風景の中に突如現れる太陽光発電の設備とか、ハウスメーカーの似通った家が並んでる住宅地とかを見ると、ちょっと残念な気持ちになる。手を加えずに、あるがままそこにあることの美しさってあるよなあ、とかそんなことを考えながら、使われてない用水路に生えている草を真剣に撮っていた。

この塀の向こうには空き家があった。屋根も建具も崩れてぼろぼろになった廃屋には緑が生い茂っていて、その佇まいがすごく良かった。廃墟が好きな友達の気持ちがよくわかった。

田舎とはいえそれなりに人が住んでいる場所で、地面にしゃがみこんで雑草にカメラを向けるのはちょっと抵抗があった。でも歩いているうちに、わたしのことってあんまり誰も見てないし気にしてないんだな〜って思えて気にならなくなった。人の目ってあんまり気にしなくていいのかも。

3月下旬だしたんぽぽ咲いてるかな〜って注意深く見ていたけど、全然咲いてなかった。たんぽぽよりも、その横にある白くて小さい花の方が旬っぽかった。


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