【日記】ジャンプ傘が顔に直撃した/2023.07.04

短歌のたねになりそうなできごととか気持ちの動きがあったらスマホにメモするようにしている。今日のメモはこれ。

これだけしかなかったらしい。右目の上の方が痛かったのは覚えている。

今日は大きく心が動くことも、変わったこともなかったので、朝起きてから今までのことを思い出しながら印象に残っていることを箇条書きで書いていこうと思う。


何時に行ってもレジにいるコンビニ店員のおばあさん

本当に、何時に行ってもいる。
出勤前にガムとか飲み物を買う時もお会計をしてくれるし、退勤後に機械で抽出するタイプのコーヒーを買うときも、レジ内のドリップ機を慣れた手つきで操作して、出来上がったコーヒーにストローを刺して飲み口の部分だけ外袋を付けたままの状態で渡してくれる。たぶん70代くらいの人。

私が働いている時間よりも長く働いている可能性もある。すごい。私がこの人くらいの年齢になってもこれくらい働けるだろうか。というか、働きたいと思えるだろうか。このくらいタフで活力に満ちた大人になりたい。

同じ部署の先輩がたぶん好きな香水を使っている

誰かが後ろを通るたびにものすごくいい香りがした。え、どうしよう。近くにめっちゃ好きな香りの人がいるな。と思いつつ、香りの主がわからないまま仕事を続ける。次にこの香りがしたら振り返ろうと思っていたところに、その香りが鼻をかすめた。たぶんAesopだと思う。Aesopのフレグランスはあんまり甘くなくて、性別や年齢問わずだれでも使いやすい。男性で身に付けている人に出会ったことがなかったので嬉しかった。でも「もしかしてAesopの香水使ってます?」って聞く勇気は一生出ないと思う。

夕方になっても眉尻があった

「眉尻がなくなる」真夏あるあるのひとつだ。
夏になると、朝がんばって描いた眉が夕方になると消滅していることがある。たぶん顔から分泌される油脂のせいだろう。これに毎年頭を悩ませていたんだけど、今年に入ってからは一度も眉毛が消滅していない。これはすごい。ベースメイクをていねいに行うことの大切さを身をもって実感した。


あとは着る服がわからなくて(これは毎朝悩む。服はあるのに着る服がない)時間がないのにクローゼットの前でしばらく立ち尽くしたり、仕事の昼休憩に公園でジャイアントコーンを食べたり、隣のベンチに座っているサラリーマンがずっと膝に手を置いてうつむいているのを見て不安になったり、急にエアコンが壊れて取扱説明書の「故障かも?」のところを読んだりした。

何もない一日だったなあと思っても、ゆっくりと記憶をたどって書き出してみるといろんなことが起こっていたことに気付けて楽しいですね。
今日もお疲れさまでした。

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