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【日記】朝起きてから歯を磨くまでのこと/2024.03.05

朝起きたら、まずお湯を沸かす。蓋を開けるのが面倒なので、やかんの注ぎ口から水を注ぐ。父もコーヒーを飲むかもしれないので、だいたい2人分くらいの量の水を入れる。わざわざ測ったりはしない。やかんを持つ腕にかかる重さで判断する。大抵、足りなかったり多かったりする。

本当に眠いので、家族におはようと言うときの声も暗い。全ての文字に萎れた濁点が付いている。「ぉ゛は゛よ〜……」って感じだ。弱々しいわたしに、父は朝から普段通りのテンションで話しかけてくる。へえ〜……そうなんだ……とかそんな感じで返す。夜はもっと元気だから大目に見て欲しい。

お湯を沸かしている間に、水筒にお湯を入れる。いつもは玄米茶とか紅茶のティーバックを入れるけど買い忘れてたので、今日は水道から出した熱いお湯をそのまま注いで持って行った。やかんで沸かしたりはしない。熱々のお湯を魔法瓶に入れたら飲む時に火傷するし、水道水でもそれなりにおいしいからだ。水質のいいところに住んでいてよかった。

水筒の用意をした勢いでパンを焼く。バターかジャムか迷ったけど、とろけるスライスチーズがあったので今日はそれにした。ケチャップを塗ってチーズをのせてトースターに入れた。お湯が沸く前にパンが焼きあがったので、台所で立ったままチーズトーストをかじる。普段何も考えずに立ったまま食べていたけど、文章で書くとめちゃくちゃだらしないな。これはまずいかも。でも、パンのくずがこぼれてもいいようにシンクの前で食べているので、まだマシかなとは思う。いや全然だらしないか。直そう。

お湯が沸いたので、ドリッパーにペーパーフィルターをセットしてコーヒーの粉を入れる。もったいない精神が根付いているので、必要以上に粉は入れない。大さじ1杯入れるか入れないかくらいにしている。時間がない朝でもできる限りおいしいコーヒーが飲みたいので、やかんを気持ち高めの位置に持ち上げて、お湯を細〜く注ぐ。コーヒー用の、注ぎ口が細くてうねってるポットが欲しい。でも持ってないので、太い注ぎ口からできる限り細く注ぐ。

粉全体にお湯が行き渡ったら10秒くらい待つ。注ぐ、待つ、注ぐを繰り返す。お湯を入れすぎていたみたいで、気付いたらマグカップからこぼれそうなほどのコーヒーができあがっていた。こぼれてもいいようにシンクの前に立って飲む。熱い。熱くて飲めない。

熱いコーヒーを冷ましている時間は無いので、カップに半分残した状態で洗面所に行き、顔を洗ったり髪をセットしたりする。そうしている間に飲み頃になるので、歯を磨く前に残り半分のコーヒーをぐいっと飲み干す。そしてラヴィットを見ながら歯を磨く。今朝はZIPの街頭インタビューのコーナーを見た。たしかマヨネーズに合う料理ランキングをやっていたと思う。キムチ納豆マヨご飯おいしいよね〜わかる、と思った記憶がある。

平日の朝はいつもこんな感じで過ごしている。当たり前になっている日々のルーティンを一つ一つ書き起こしていくと、自分のだらしなさに気付けることがわかった。とりあえず、明日の朝はしっかり椅子に座って朝食を食べることにする。まずそこから始めたい。

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