【日記】3人以上で会話するの難しすぎる/2023.07.10

最近になってようやく気付いたことがある。わたしは人と喋るのが苦手なんじゃなくて、3人以上で会話をすることが苦手なのかもしれない。

わたしの近くで先輩が2人で話していて、わたしも一緒に話したいな〜と思ったので入るタイミングを見計らっていた。しかし会話に入ることができず、結局、近くで口角を上げているだけの人になってしまった。こういうことが本当によくある。

3人以上の会話を苦手に思う理由を自分なりに分析してみた。自分と会話するのは得意だ。

・人の話を理解するのに時間がかかる
会話するのって本当に難しいことだと思う。
会話を成立させるためには、「相手の話を聴く」→「話の内容を理解する」→「返答を考える」→「自分の言葉で返答する」少なくともこの4つの工程はクリアしなければならないと思っている。しかも、この工程を同時に行わなければいけない。マルチタスクにも程がある。

難しいことではあるけど、一対一であればギリギリいける。目の前にいるたった一人の話に耳を傾けることだけに集中すればいいからだ。相手の話を集中して聞いて、自分なりに噛み砕いて、ゆっくり話し始めればいい。

それに、相手の話がいまいち理解できなかった時はためらわず質問すればいい。「それってつまり○○ってことですか?」みたいなことを言うと、相手はさらに詳しく話してくれる。

詳しく話してくれることで、相手の話への理解が深まる。理解が深まれば、会話はもっとおもしろくなる。相手への興味も高まって、もっと話してみたいな、と思う。そう思えるくらいの余裕も生まれる。
だからサシで喋るのはわりと好きだ。ずっと喋っていたいと思う時だってある。

3人以上で会話する時はどうだろう。まずAさんの話に耳を傾ける。わたしがAさんの話の内容を理解しようと努めている間にBさんが話し始める。Bさんの発言の意味を考えている間にまたAさんが話し始める。これの繰り返しになってしまう。

相手の話が理解できないまま話が進んでいってしまうから、脳内が「……ってことはつまり?」でいっぱいになる。自分の返答を考えている暇がなくなり、ただ相づちを打ったり微笑んだりしているだけの人になってしまうのだ。

・自意識過剰
これが一番大きな原因だろう。会話に限らず、自意識が強すぎることがすべての悩みの元凶だと思っている。

わたしは、できることなら誰にも嫌われたくない。ちょっとかっこつけて言うなら、誰のことも傷つけたくない。自分の配慮に欠けた発言や振る舞いを振り返って、自分が傷つくのもいやだ。

だからいつも、自分の発言に気をつかいすぎて発言できなくなる。会話している時も、「これを言ったらこの人はどう思うだろう」とか「キモいって思われるかな」とか「あ〜今こんなこと言わなきゃよかったな」とか、そんなことばかり考えている。

会話が終わったあとも一人で反省会を開いてしまうし、何年か経ったあとに自分の発言を思い出して落ち込んでしまうこともある。本当に、ロケット団の精神で生きていきたいと心の底から思う(くよくよタイムなんて5秒でじゅうぶん そんなことより明日のためのごはんです!\やっほー!/)。

最近読んだ本に「なにを言うか考えながら話を聞くのはやめよう」みたいなことが書いてあって、目から鱗だった。自分の発言について考えることも大事だけど、なにを言うか考えながら話を聞いていても相手の話は頭に入ってこない。なんでこんなことに今まで気がつかなかったんだろうと思った。

その本を読んでからは、相手の話に全集中することを心がけるようになったので、前よりも人との会話が楽に行えるようになった。でも、やっぱり3人以上の会話は難しい。話し始めるタイミングを見計らうのも難しいし、そこにいる人の顔をまんべんなく見ながら話すのも難しい。

じゃあ喋らなければいいじゃん、と思う人もいるかもしれないけれど、そういうわけにもいけない。中途半端に寂しがりなところがあるし、人と喋りたい時だってある。めちゃくちゃある。
だから、こうやって悩んだりしながら、いろんな人と会話ができるようになっていけたらいいなと思う。

1700字も使って自分に言い訳をしてしまった。

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