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シンデレラづくし!

フィールドを毎瞬、色とりどりにクリエイトする皆さま、こんにちは。

今回は、長いおうち時間を楽しく過ごせるアイテムの一つ、

「絵本」、

その中でも、「シンデレラ」のステキな絵本や本を紹介させてください^ ^

もう、40年近く大切に持っているものから、最近出版されたものまで様々ですが、

日本人で、世界で愛されている方のイラストのシンデレラから、

長年の復刻、再版希望のサイトがありつつも、まだ、叶っていない
レコード絵本など、

エピソードも交えながらご紹介させていただきたいと思います^ ^



まず、懐かしのレコード絵本、童音社の

「おはなしコンサート」

THE CONCERT OF FAIRY TALES
(おとぎ話のコンサート)

から^ ^


これは、復刻、再版のサイトがある程、いまだに大好きなファンがいる、レコードのついた絵本で、
もう、40年以上、
いや、45年以上前のものです。  

(これ、本の中のどこにも、発売年月日が書かれていなくて、国会図書館の資料には、1900年出版になっているのです(^◇^;)

そんなバカな、、、(^◇^;)
120歳になっちゃう^^;)



ところが、これ、
全く色あせないどころか、

究極のエンターテイメント、

ほんとに子どもを楽しませようと、あらゆるジャンルの才のある方々が結集した

「お楽しみの結晶」とも言える作品です。


わたしは、小さかった頃、このレコードと絵本が大好きで、擦り切れるほど聴いて、

シンデレラの曲などは大人になっても歌えるほどでした^ ^


各ジャンルの一流の方々が結集し、作られた作品で、
ドラゴンボールの悟空でお馴染みの、野沢雅子さんや、ルパン三世の次元大介役の小林清志さん、
クラシックの日本歌曲の神様、小林秀雄さんや、
小説家の井上ひさしさんから、

人形劇のかた、声楽家、演奏家、作曲家、脚本家、声優、朗読アナウンサー、、、、、

それは、そうそうたるメンバーが集まり、

おはなしコンサートのために、文章を作り、
演出し、
絵本にし、
このためだけに作曲、演奏され、
録音されています。  

(当時活躍されていた方から、その後、ものすごく有名になった方まで、今思えば、すごいメンバーなのです。
そして、時代の良さで、プロダクションなどを超えて、子どもにいいものを作って与えたい、ということから、みんなが一堂に会しているところがすごいです)


贅沢の極み。。。


レコードを聴きながら、絵本を見る形式なのですが、
絵本1話の絵が、とても少ないので、

子どもにとったら、朗読と演奏を聴きながら、わずかに与えられたヒントのような、
手がかりの絵から、
いろんな想像を膨らませるわけです。


そして、演奏も、短いオペラか、ミュージカルのようになっていて、
ちゃんとオーケストラと、オペラ歌手か、ミュージカル歌手の方の歌と、台詞があり、

朗読もある。  

でも、時間が短いのと、
耳で聞くアニメのような、ワクワクするような演出がなされているので、

今聴いてもめちゃめちゃ面白いです。

そして、更に、贅沢な仕様になっていて、

子どもの親にも、手引き書があり、
なんと、この中には親への指導があります!  

大人への道を歩く前の、子どもにとって、何が大切で、これは何を伝えたくて構成して作ってあるか、などが書かれています。  


そして、シナリオ全てと

なんと!


楽譜まであるのです!!!

わたしは、シンデレラが一番好きで、

その中でも、歌が好きだったので、楽譜があったことは、大人になった時、
ほんとに嬉しかったです!

筒井敬介作詞
小林昭宏作曲

「シンデレラどこへ」

という曲で、

「シンデレラ、どこへ
シンデレラ、馬車で

かぼちゃの馬車で
かぼちゃの馬車で

王子様の舞踏会へ
王子様のお招きへ

シンデレラどこへ
シンデレラ馬車で

ネズミたちの馬で
ネズミたちの馬で

王子様の舞踏会へ
王子様のお招きへ」

一番と二番だけで、これだけです。


小さい子どもには、ちょうどのサイズですが、それはステキなメロディに、
オーケストラと、ステキな歌声で、

もう、ワクワクが止まりませんでした。



ああ、懐かしい。。。

とはいえ、わたしはまだ、好きでこの曲を歌っているので、

ぜひ、

「光る絵の、水晶の楽器絵本コンサート」の際には、お披露目させていただけたらな、と思っています。

(もともと、水晶の楽器は、子どものための絵本コンサートのために揃え、
わくわく絵本コンサートとして、やっていましたので^ ^)


わたしのルーツとも言えるレコード絵本の紹介でした^ ^


そして、子ども時代つながりで、こちらです。

1971年出版の作品の
再版。

高橋真琴さんのイラストによる「シンデレラ」です。

ある年齢の方は、みな、この方の絵は懐かしいはず(≧∇≦)


わたしは、小学生の低学年の頃、その方の絵の下敷きを持っていて、
なんで、鼻をこういう線で描くと、
こんなかわいい絵になるのか、不思議で仕方なく、
いつまでも、かわいい絵は描けず、
ヒゲみたいになり、

でも、絵を描く時の、変換機能のきっかけをくれたイラストレーターの方でした。  


この、鼻の4本の線だけなんですが、、、。  

神的です。。。


小学低学年から授業時間を全て、この鼻の4本線の訓練に回した結果、
遊び描きすると、今ではこのような4本線に行き着きました。

永遠に辿り着けない鼻の描写の4本線でした。。。  

著しく、シンデレラから、逸れました。。。

そして、このかわいいシンデレラから、次は、
日本人ですが、世界的なイラストレーターとして愛され、

でも、意外と日本人には知られていなくて、
絵本も書店で見ることが、なかなかない、

でも、

それはそれは、美しい夢のような絵を描かれる

「キヌコ・ヤマベ・クラフト」さんの
シンデレラです。


アメリカで活躍していて、
2011年には世界幻想文芸大賞の芸術部門で最優秀賞を受賞されたということですが、

絵が素敵すぎて、肩書きも吹き飛ぶほどです。  

洋書になるので、全て英語です。

でも、絵だけでも十分楽しめます。

うっとりする絵の数々で、他にも白雪姫や、美女と野獣や、
美しい絵本を沢山出されています。

日本人だなあ、
日本のことを思って描かれてるだろうなあ、と、  

絵本の中に、蓮の花や、
水月観音様や、龍神様などを、

さりげなく描かれてることから想像することができます^ ^

光を絵に閉じ込めたようなタッチの絵を描かれています^ ^

絵本はやっぱり絵だ‼︎という方には、超おすすめです^ ^

そして、ベーシックアイテム、
ディズニーのシンデレラです!

とはいえ、わたしが好きなのは、昔のディズニーです。

昔は、一枚一枚、
背景画も、全て画家の方の手描きで、

それはそれは美しいです。


絵の奥行きの中に、
想像を働かせる余白があるのです。


そのほの暗い、
描き込まれすぎていないスペースに、

子どもは想像力を無限に拡げます。


今のアニメには無くなった部分です(T . T)


この、シンデレラは、わたしが小さい時、両親に買ってもらって、ずっと読んでいたものです。

その中で一番好きなシーンがあります。  

この絵が大好きで、

大人になってから、このシーンの一部も遊びで、描きました^ ^

この昔の絵本のディズニーの背景を見ていただくとわかると思うのですが、

背景がやたらと写真のように描き込まれていません。


人は、見たいところにフォーカスして、
全部は見ていないといいます。

まさにその感覚を絵にしたもので、

また、光と影が、
感覚的に描かれています。


これも、わたしのルーツとなり、

今、光を通すステンドグラスのような絵を描いています。

この手法で、シンデレラの絵も描いて、コンサートもしようと思っていますので、お楽しみに
^ ^


そして、最後に

川田雅直さんによる「世界のシンデレラ」と

海野弘さん監修解説の「おとぎ話の古書案内」です。


世界のシンデレラは、まさに世界のシンデレラが紹介されていて、見ることができない世界を一度に見ることができる、面白い本で、

海野弘さんの古書案内は、
シンデレラについては少ししか載っていませんでしたが、
この方の監修解説のあらゆる挿絵関係の本が面白すぎるので、
ここに入れさせていただきました。

何冊も愛蔵書となり、うちに鎮座しております
^ ^

文字が多いのが苦手で、
絵が多いのが大好きなわたしにはうってつけの本で、

とにかく楽しめるので、おすすめです^ ^


きっと、皆さんにも、ゆずれない「シンデレラ」ストーリーや思い入れがあると思います。


そんな皆さんのシンデレラのお話もきいてみたいですね^ ^



みんなの描いたシンデレラ展とか、あったら面白そうですね!


そんな日を楽しみに、
元気に健やかに、みんなで乗り越えていきましょう。



おうち時間を楽しむシンデレラ編でした。


ps.
物価が高かった昔、今は亡き母と、今も健在でいてくれる父が、このレコード絵本やディズニーの絵本を沢山買ってくれたことが、今のわたしの基盤となって、楽しむことを教えてくれていると、この歳になって思います。
直接、母にはこのことで、礼を言ったこともない親不孝な娘ですが、こうして記事を書いてみて、ほんとに感謝です。。。




ありがとうございました。





戸張碧月



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