見出し画像

【PHI】 そろそろプロスペクトたちの話をしよう 【2024年開幕編】

このタイトルの形式の元ネタを知らない。

…切り替えよう。
今回はフィリーズのプロスペクトたちの話をクラスごとにしていく。

まずは公式のプロスペクトランキングを貼っておこう。
他の媒体のランキングが気になる人は自分で調べてほしい。

AAA IronPigs - エイベルが❌

ベーコンユニフォームでもお馴染みAAAの鉄豚さん。
ここにはメジャーのロースターに離脱があった時の代替え戦力となるいわゆるデプスの選手たちが多く在籍している。
プロスペクトと言えるのはミック・エイベルグリフ・マクギャリーマイケル・メルカドくらい。

エイベル … 昨年の終盤に新しい球種を使いはじめ期待がかかっていたが今のところは期待はずれ、このままだと夏にトレード要員もありえる
マクギャリー … ブルペン転向1年目。奪三振は相変わらず多い、ただ失点も多い。もう少し支配的な投球をしないと昇格は厳しいか。
メルカド … マクギャリーとは反対に失点は0だが奪三振が少ない。状況次第では今年のうちにメジャー定着もありえる。

プロスペクトではないが、スプリング・トレーニングで評価を上げたホセ・ルイズも好調を維持しており、ブルペンにヘルプが必要になった時にはメルカドかルイズどちらかが昇格することになるだろう。

AA ファイティンフィルス - ルール5で大儲けって話

メーン。

フィリーズが昨年からルール5ドラフトで選手を大量確保しているというのは以前のnoteでも書いたとおり。

昨年はオリバー・ダンがブレーク、オフにブリュワーズにトレードしさらに若いプロスペクトを確保した。
今年もルール5経由の選手がブレークしそうだ。
その選手がドジャースから移籍したカーソン・テイラーだ。

捕手から一塁に完全コンバートしたようでこれが打撃に好影響を与えているか。

先ほどのダンのトレードで獲得したロバート・ムーアも長打はないが出塁率.431と好調。
本当にルール5でタダで人材確保して大儲けしていくとか最高って話。

2022年の3巡目指名ガブリエル・リンコーネスJr.も開幕から好調。
スラッガーとして期待されているだけにこちらもこのままブレークしてもらいたいところ。

全体的に選球眼がしっかりしてそうな野手とコマンドがしっかりしてそうな投手が多いのが良い。

A+ ブルークロウズ - カール・クロフォードの息子で間違いないって話

メーン。

2022年のドラフト1位 ジャスティン・クロフォードが絶好調。
パワーアップに成功し、ゴロばかりだった打球もライナーやフライが増加している。
これは間違いなくオールスター4回、00年代屈指のスピードスターの血をひいている。

一方、当方イチオシのブライアン・リンコンを筆頭にクロフォード以外の野手陣はまだ調子が上がらない。
野手がショボいと楽しめないので奮起してほしいところ。

投手は先発のジーン・カブレラエイバーソン・キャスティラーノブラーデン・ファウスナートなどが好調。
イタリア出身のサミュエル・アルデゲリも出だし好調。4/25の登板ではキャリア初の二桁奪三振を記録している。

A スラッシャーズ - クラッセン評価爆上げ

持っているボールは凄いがコントロールが壊滅的というとてもとてもとてもよくある評判だった2023年の6巡目ジョージ・クラッセンが圧倒的な投球を披露中。Aクラスだとコントロールが気にならないレベルで無双している。

すでに全体トップ100プロスペクトレベル」と言われるほどブンブンジャー並みに評価が爆上がっている。
大学出身だけにスピード昇格を期待したい。

先発ではクラッセン以外にもルーク・ルッソマイカ・オッテンブレイトが好調なスタートを切っている。

野手では昨年2023年のドラフト1位エイダン・ミラーが好調。

クロフォード、ミラーとドラ1が順調に育っているのが嬉しい。

今後の注目選手は?

投手はA+にすぐ昇格しそうなクラッセン。
上のクラスでも支配的な投球ができるか。

野手はカーソン・テイラー。
好調な打撃は本物なのか?

こんな感じだろうか。
次回については未定だ。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?