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その後のヴィーンヌィツャ事変-8 シロネコの正鵠を得た一言/会話体を生成出来ないと解説するChatGPT

・原案 白黒乃犬が書いてます

シロネコの漏らした一言を聞いたカーゾン卿は「もちろん景気の良いことを吹き込む佞臣も多くいましたよ、あなたの父の国王に、しかし外務大臣としての私は正確に情報を伝えていたし、海軍出身のニーメラー陸軍大臣なんかは『陛下、陸軍はけしからん冒険主義です、我が国土は農業の生産力を上げ、農産品を輸出し工業品を買いつつ、軽工業を振興するという方法を採るべきです』などと軍人とはいえないくらい広い見識を持っていて、部下の陸軍軍務局長ハルペ中将が冒険主義の問題点と粛軍への報告書を作り、国王へハルペ中将が細かく軍の統制について説明していた・・・あのハルペ中将はイングランド連合王国のサンドハースト士官学校卒だけあってとにかく頭も良く見聞が広い男だったよ・・・なんかいもハルペ中将と私は議論したけど、彼との議論はジュネーブ国際会議での自由主義国の優秀な大使と話すような錯覚になる・・・しかし、ハルペ中将は領土拡張派の将校からサーベルで惨殺されてしまったんだ・・・あれはあってはいけないことなんだ・・・ああした人物は100年に1人でるかどうかなんだが」と熱心にシロネコへ話す会話形式の物語

・展開 ChatGPTが生成

シロネコが漏らした一言に触発され、カーゾン卿はその国王時代の状況について更に詳しく語りました。彼は景気の良い情報を吹き込む佞臣が存在した一方で、外務大臣として正確な情報を伝えたこと、そして一部の政府高官が異なる視点から国の将来について議論していたことを説明しています。

特に、海軍出身で陸軍大臣であるニーメラーと、陸軍軍務局長であるハルペの存在が強調されています。ニーメラーは農業の生産力向上や工業振興を提案し、冒険主義に反対していたことがカーゾン卿の言葉から分かります。ハルペ中将は広い見識と高い教育を持ち、将校としての能力だけでなく、議論や交渉においても優れた人物であったと描写されています。

また、シロネコへ話す会話形式の物語によって惨殺されたという出来事が物語に登場します。この出来事は非常に重要であり、ハルペ中将のような有能な指導者が領土拡張志向の将校によって命を落とすという悲劇的な事実が示されています。カーゾン卿の話から、有能な人材の損失が国家にとって大きな損失であることが浮かび上がってきます。

この会話を通じて、物語は国家の政治的な意思決定とその影響、そして有能な人物の重要性に焦点を当てています。

・評価 白黒乃犬が書いてます

 原案の解説としてはまあまあの水準でしょう。ただ、DXがどうのこうのと意識高い素振りするひとは「要約」はChatGPTにさせるて生産性向上とかいいますが・・・結構、重要なところを飛ばしたり、雑に要約したりと信頼できません。
 要は・・・AIを信用するなと、AI任せでなんでもする業務形態になるととんでもなく人は知的堕落をしかねません。
 さて、「シロネコへ話す会話形式の物語」を無視したので、45点D評価とします。

・追記 白黒乃犬が書いてます

 原案中の「ハルペ中将は領土拡張派の将校からサーベルで惨殺」とは永田鉄山軍務局長の事件、いわゆる相澤事件からイメージを借りています。
 また、ニーメラーは海軍の潜水艦艦長までつとめた海軍将校で、後にプリロテスタントの牧師となった人物で、そのまま帝制下で要職に就いたならば冷静に現状分析を出来た人であった可能性からこのような描き方をしていますが、実際のところはわかりません。
 というのも、ニーメーラーについては日本語で読めるものが断片的であることや、微妙に共産主義への親和性があるようなので安定した立憲君主制議会制民主主義を包含した考えを長期に渡り持ち得ない可能性もあるからです。
 そして「農産品を輸出し工業品を買いつつ、軽工業を振興するという方法」については石橋湛山高橋亀吉などのエコノミストはこの施策を行い、自由貿易(一部制限はあるが)という流れでの日本のあり方を模索しており、白黒乃犬はこの方法はかなりの有効性があると想定しており、具体的には満州の中国返還と米国から日本への重工業製品購入と技術移転をしつつ中国では門戸開放と自由貿易を行うことで領土的な野心を持たず、重工業は米国、軽工業は日本(繊維、雑貨等)と分けて経済成長を図りつつ国内では一種のケインズ政策でインフラ整備と農地解放、女性参政権を認めて安定した立憲君主制議会制民主主義を作るという方策なのです。
                       written by白黒乃犬

#カーゾン卿 #シロネコ #軽工業 #立憲君主制議会制民主主義国家
#永田鉄山 #普通選挙 #女性参政権


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