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【RX 高岡】 2023.10.22 JBCFかすみがうらロードレース E1 11位

JBCFの2023年シーズン最終戦。
昨年は優勝してツールドおきなわに向けてはずみをつけたレースだったので、今年も是非優勝したい。そういう気持ちで臨んだ。
あ、いつもと同じか。

昨日5分ちょいのTTレースだったけど、短いが故にじゅうぶんにアップをした結果トレーニングとしてもそれなりにしっかりできた。
翌日に疲労が強く残るほどでもないので、昨日強い短い刺激が入ったのが今日のレースにプラスに働けばな、と期待。

坂で少し息をあげるくらいのウォーミングアップをして、10時過ぎのスタート。

最前列からスタートできる特権。
しかしレーススタートとともに猛ダッシュする集団に飲まれてすぐに位置を下げるので、あまり意味はない。

中途半端に真ん中走るよりは集団後ろの方が楽だし危険も少ないと思い、最初は後ろで走る。
立ち上がりダッシュで少し車間開くけど、無理して詰めないで、次のコーナーでブレーキした大集団に追いつく、という感じ。
それで立ち上がりでまた離れる。
そんなのを繰り返しながら序盤は苦しい。昨年と同じだ。苦しみながら前方に上がったら、そこからは前で展開できたので、今年もどこかで前に出られるタイミングがあったら一気に出てしまおうと。

レース展開などの確認にも便利なLapclip

4周目まえでは前に出られず苦しんだけど、5周目でようやく前に出られた。
そこからは常に前で展開をする。
アタックするほど強くないけど、そこで千切れそうなほどギリギリでもなかった。

調子が良ければ、昨年のようにすきあらばアタックして逃げにトライするとか出来たはず。そういう選手が何人もいる中でそれらを後ろから見送る走りしかできない。

後ろに下がりすぎないように注意して走る。ラスト3周くらいでLEOMO北川選手の単独逃げ。そう大きなタイム差ではないけど、集団も本気で追走モードにならず最終周まで捕まえられない。単独での逃げは強い。
しかし最後の湖畔沿いの直線で吸収。

最後の登り口で3番手くらいで入らないとダメだから、最後は躊躇なく前で走ろうと思っていた所、ラスト1kmで一人がアタックした。
瞬時に反応した人に続いて追う。アタックした選手のスピードがあって、2番手が追い付かない。そこで3番手の私が前に出るが、まだ登り口まで200m以上あるので、自分が全力で追って吸収するではなく集団にその役を渡す。
先頭交代する時にムリに力使ってでも飛び乗って前方を死守すべきだったが、湖畔から離れる最後の右コーナーを前に集団に塞がれてしまって、事実上レースの勝負圏外になってしまった。
少しの下りからクランク状にコーナーこなしてすぐに登り口。
前に10人以上いる中での登りスプリントが始まる。ここに先頭付近で突っ込んで、、というシナリオを思い描いていたが、後ろから懸命にもがいてもあまり前に出られるず、坂を登りきったところでまったく前に届かないのでレース終了。

一つでも順位を上げて、という気持ちがあってフィニッシュラインまでもがけば一桁順位でもう少し見栄えは良かったかもしれないけど、最後50mで2人に抜かれて11位。

ここ2年間、JBCFロードレースでは落車に絡まなければ常に表彰圏内に入っていたが、今回はそれも叶わなかった。

うなだれてフィニッシュ

レースでは表彰されなかったが、JBCFエリートツアーの年間リーダーが確定したので、その表彰。

観客もほぼいなく何をもらえるでもない非常に簡素な式典。

3月の鹿児島の開幕戦に行ったのは、あわよくばリーダー狙えるんじゃないかという下心があって。結局近いところには行ったが勝てはせず。
その後も落車したりもあったが西日本ロードクラシック2位、東日本ロードクラシック優勝でツアーリーダーが見えてきた。しかし勝ってリーダージャージを取るために行った新潟で2回目の落車。
絵に描いた餅だったかぁと思ったが、トップだった南和人選手が移籍してJBCFのレースから離れるという事で棚からぼた餅。

群馬2daysで5位・4位に入りリーダージャージ獲得。
その後の石川ロードでイエロージャージ着て優勝できたのは、棚ぼたではないことを証明できたので本当に嬉しかった。

その後はぼちぼちの結果だったけど、やっぱりリーダージャージを獲得できたのは嬉しい。

ヒルクライムチャンピオン、クリテリウムチャンピオン、ツアーチャンピオン

調子は良くなかったみたいだけど、最後まで走り切れて、落車もなかったのでヨシとしよう。
良い日も悪い日もある。
ツールドおきなわが良いになるように、あと3週間も腐らずに集中してやっていこう。

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