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【RX 高岡】 2022.04.24 JBCF群馬Day2 E1 4位

二連戦の二日目

土日で連戦するレースの2日目。同じコースで距離もメンツも似たようなもん。ロードレースとして面白いかというと、、、だがレースは良い練習にはなるし、どんなコース・レースであれゲームとしては成立するので、頑張るのみ。

昨日のレース終わった直後は出し切ったのでもう明日(2日目)はいいや、と思っていたけど、その後徐々にヤル気が出てきて、せっかくきたんだからベストを尽くそうというマインドになった。初日と同じようにやれるだけやってみる。

レース E1 6km x 14周 = 84km

全体の流れはこんな感じ。

序盤から逃げは決まらずペースはあまり落ちず、9分を上回らず。
細かい動きはあったけど、昨日よりはマイルドな感じ。やっぱり昨日の疲れがあってパンチも持続力も欠ける感じ。
私も走っていて今日はやっぱり昨日とは違って厳しいコンディションだなと感じる。10周目までは一度も9分台に乗らずに良いペースで流れる。
データ見ると6・7・10周目がタイム速くて、心拍も上がっているけど、Maxで166bpmまで。昨日とは10bpmくらい違う。疲労により上がらない。

後ろはRCCの中里仁選手。スピードあって逃げも強くて下りも速い。
photo by FABtroni+camera

12/14周目でイナーメの佐野選手がアタックして単独で逃げる。けどRCCのマサル(中里仁)とBalbaの寺崎選手が集団にいるので、絶対にこれは決まらないと思い静観。15秒のタイムギャップだとこの2人が本気で仕掛けたら最後の登りだけで追いつく。
11周目から今日は決まらないからスプリントになるなぁという空気になっていてペースが落ちていたのでこのまま逃しておしまいにはならない。

案の定ラスト周回の下り切った後の登り返しでマサルがアタック。すぐ後ろについていたので全力で追走。それにしてもアタックのスピードが速いので追いつくのがギリギリ。リフト前で追いついたけど、そのまま先頭に出るのはキツい。そうこうしていたら後ろからも数人追いついてきた。そのまま緩むのはもったいないので少し踏んで5-6人の少人数でスプリントまで行きたいと思って声かけたけど、小橋選手はスプリント狙いだから行かないと。他の選手の意思統一は難しい。だいたい他の選手に動きを要求するのは自分に好都合になるからであって、相手の戦略や意思が違えばそこまで動かすことはできない。

それでもスプリントに向けて活性化した集団が逃げている佐野選手を飲み込むのは確実。最後の心臓破りで吸収したと思う。そこでもそこからアタックして逃げ切りを狙う動きはなく、平穏に登りをクリアする。昨日だったら何人も最後の登りで仕掛けていたと思うが、今日はやはり疲労があるから抜け出したとしても最後まで逃げ切る自信がないんだろう。

後ろの白いジャージが2日連続優勝の寺崎選手

完全にゴールスプリント狙いの集団は、登り切りから速度を上げていく。ここでは番手を下げないのが重要。小橋擁するYurifitが3人でトレイン組んで良いポジションについていた。小橋選手はスプリント力もあるけど、スプリント前の位置どりとか動きも非常に巧いので、そこに乗れば間違いない。トレインの横にすぐついて、少しでも隙あらば入ろうとするが、3人うまく連携取れていて、隙間ができないから並走する感じ。
それでも5番手くらいではラスト300mに入って、ホームストレートへ。前の方にいてアシストが良いスピードでリードアウトしてから発射するスプリントがこんなにもやりやすいものかと思った。
小橋選手と同じか少し早いタイミングでスプリントを開始して、先頭に並びかけた。けどラスト100mくらいで右から2人にかなりの速度差で抜かれた。その際に競っていた左の小橋選手と接触して一瞬ひるんでしまった。そこから立て直して前2人を見ながら3位目指して踏み直すが、フィニッシュ直前にVC VELOCEの池ちゃんに抜かれて悔しい4位。ほんとに直前で表彰台を逃して悔しさのあまり声が出てしまった。

フィニッシュの動画。2位の初川選手が先行してその後ろでスプリントを始めていた。ラスト50mを切ってから池川選手に刺された。

フィニッシュライン。

リザルト

E1デビューレースとなったキクも同集団で22位フィニッシュしてるのも嬉しい。

2日間落車やトラブルもなく走り切れて、また大人数出走したRXの面々誰1人として落車せずに終えられたことを何よりも嬉しく思う。

また個人的にもトレーニングを積んできた成果が着実に出ており、今のプログラムで6月、9月と進めていけば目標に近づけるであろう感触を得られたこともあり、非常に満足のいく遠征だった。

写真:井上様撮影


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