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Favorite ART #23

こんばんは🌙ロリアです🌹

台風がやってきていますが、いかがお過ごしだったでしょうか。
ロリアの住む地域はまだ影響が出ていませんが、明日も雨が多いようです。どうぞお気を付けください。

さて今夜は、「Favorite ART」からロリアの好きなSF映画についてお話しします。

タイトルは「インターステラー」です。
(以下ネタバレがあるのでご注意下さい)
ダークナイトやインセプションで有名なクリストファー・ノーラン監督のオリジナル作品で、ご存知の方も多いかも知れませんが。
SF映画好きなロリアが見た中でも、かなりインパクトがある映画でした。
弟のジョナサン・ノーランと共作のようですが、脚本が凄いです。

舞台は近未来、地球環境の悪化によって厳しい生活をしている元宇宙飛行士のクーパーと、その愛娘の交流を中心にしたお話しです。
或る日、娘の部屋の本が棚からどんどん落とされる、ポルターガイストのような現象が起こります。
娘は最初祖父に言われた幽霊のせいかと思いますが、クーパーに幽霊はいない、データを取って分析しろと言われ、娘は部屋の様子を観察してデータ収集をし始めます。

そんな中、偶然辿り着いたNASAの秘密基地で、環境破壊などで危機的な状況になりつつある地球から人類を脱出させて、別の惑星を探して移住させる計画をしている知人の学者と再会します。
元宇宙飛行士であるクーパーも秘密裏に参加することとなりました。
参加すれば二度と地球へ還れないかも知れない任務です。
父が旅立つことに反対している娘と仲違いしたままクーパーは旅立ちます。

宇宙へ旅立つと、地球では何倍ものスピードで時間が過ぎてしまいます。
ひとつの移住候補の惑星で1時間活動すると、地球では7年が過ぎてしまい、あっという間に、娘は旅立った頃の父と同じ歳になってしまいました。
同じ歳になる頃には還ると約束したことを果たせないまま、移住候補の惑星の調査結果は次々と無駄に終わってしまいます。

様々なトラブルから乗組員たちが亡くなり地球への帰還が出来ず、最後に同行していた女性学者一人にミッションを託して、宇宙船に同行していたロボットとクーパーは、宇宙船から離脱してブラックホールや宇宙空間を漂う事になりますが、ずっとNASAでも移住計画を導いていたらしい謎の五次元の存在たちに、クーパーの娘の部屋の本棚の裏と通じている、過去、現在、未来に繋がる多重空間へと導かれます。

過去の部屋に居る娘を見つけたクーパーは、過去の自分がこのミッションに出発しないように、重力波を使って本棚から本を落としてモールス信号で娘へメッセージを送りますが、過去は変えることが出来ませんでした。
変えるべきなのは未来だったのです。その意味に気付いたクーパーたちはこの空間へ導かれた理由を悟り、同行ロボットがブラックホール内で集めた重要な量子データを、人類を救うための最期の頼みの綱として、未来で成長して物理学者になっている愛娘へあてて、モールス信号で伝えます。
そして、次にクーパーが目覚めたのは病室のベットの上でした。

この映画には相対性理論や重力波の専門家の有名な物理学者の方が監修していて、とにかく時間や空間の概念がリアルです。
なので、ロリアには説明が難解なのですが。。。とにかく面白いです。笑。
そして、物理学を突き詰めるとやっぱり不思議なことに辿り着く、でも本当は不思議なことではなく、宇宙の叡智、物理を知らないだけなのだなと思わせられます。

ノーラン兄弟の映画は他にも色々ありますが「テネット」も時間の概念が凄いです。こちらはサスペンス要素もかなりあって、時間を逆再生したりするので、頭がグルグルして新鮮です。
この映画でも、未来の自分と過去の自分がキーワードとなっていて。
どちらの映画も自分が自分を助けたり、導いているのもポイントで面白いです。

そんなノーラン兄弟の最新作レミニセンスも今日公開されたようです。
もちろんまだ観ていないですが、こちらは記憶に関するSFサスペンスもののようなので、またまた内容が楽しみです。

もしロリアの拙い説明で興味が出た方は、ぜひ一度ご覧ください。

それでは今夜はこの辺で。
夢の中で一緒に時空を超えて楽しみましょう。おやすみなさい☆

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