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フエ(ベトナム)旅

 現在ダナンに滞在中でつかの間の連休を利用してフエに旅しに行ったときの記録です。

フエはベトナム第一の世界遺産『グエン朝王宮』やフォン川がある古都です。ダナンからフエに行って気分転換にぶらぶらしてきました。


ダナン → フエ(移動)

ダナンからフエへの移動は電車を使いました。
他にも選択肢として、飛行機、バス、バンなどがあります。ローカル旅といえば電車でしょということで行きは電車で行きました。

大体1,000円くらいで、時間は4時間くらいかかります。
寝台列車のようにベッド式のシートでした。

この移動ではベトナム人カップルと同室でした。
話をしているとどうやらLAに住んでいて二人で帰省しているとのことでした。本場の英語が聞けて嬉しさとなんだか懐かしさみたいな感覚になりました。(LAに住んでいたことはないです)
ベトナムのおすすめスポットを聞いたり、パートナーとの出会いを聞いたりしていると長時間移動もあっという間でした。

こういうときに毎回思うのは自分のことも英語でスラスラ伝えられたらな〜と思います。でもそもそも日本だと初対面の人に自分のことを話すこともあまりない気がするので英語対話だと少し陽気な人間にならないと行けない気がする。

ダナン駅
寝台席
窓から見える絶景

フエ到着

フエ駅に到着するとすぐに観光客の勧誘が来る。
「お前はどこから来たんだ?」「どこへ行きたいんだ?」と連続して迫られる。
フエで一泊する予定で来ていたのだが、ホテル以外は何もプランがなかった。強いて言えばどこかで「ブンボー・フエ」というフエ名物だけ食べれば良いと考えていた。

さらに僕の根本的な考えとして基本的にタクシーに乗ることはもったいないと思う。このもったいないは機会損失の意味で歩いてみないとわからないことや出会い、空気感、気づきがたくさんあると思うからである。
なので時間に追われていない限り基本的に歩くことにしている。知らない道を歩くためにフエに来たまである。

フエ散歩

そんなこんなで昼前に到着してフエを散策していた。
駅に着いたときから厚い雲が空を覆っていたな〜と思っていたらパラパラと小雨が降ってきた。お昼ごろだったのでローカルレストランの「Bun Bo Hue」という今回唯一食べたいと思っていたものがあると確認して入店した。
基本的にベトナムのローカル店では英語は通じない。なので、この看板を指差し、あっているかわからない「Bun Bo Hue」を発声しアイコンタクトをした。
席に着くと程なくして料理が出された。でもそれば明らかに求めているものではなかった。「Bun Bo」は少なくとも麺であるはずなのに、米が出てきた。まあベトナム語がわからないからしょうがないかと思い黙々と口に運んだ。

明らかに違う

体調不良!?!?

ローカルレストランでの苦い思い出を忘れようと小雨の中、散策に繰り出した。
散策しているとなんだか、身体が重く歩いているのがしんどくなってきた。
久々に筋トレを始めたからか、リュックを背負いながら歩き続けたからか、はたまた、電車のエアコンが効きすぎていたからか。

おそらくエアコンが影響している。
あまりエアコンを使わずに育てられた生活環境からエアコンがすごく苦手なのである。なので電車では、上着を着て、長ズボンに変えたが喉にはダイレクトに効いたみたいだ。

小雨だったこともあり、日中のフエ散策は早々に切り上げてホテルに向かうことにした。ホテルまでの道のりは徒歩1時間の位置にいた。チェックインの時間もあるのでゆっくり散策をしながらホテルに向かうことにした。

途中チェーのお店に入った。
チェーはベトナムの氷のデザートである。実はめちゃくちゃ気に入っていて日本でも食べたいくらいだ。

癒しが現れた

ついにブンボーフエ!!

少しホテルで横になり、それでもあまり体調は回復せず、とりあえず夕食を食べに行くことにした。
今度は確実に食べるために事前にレストランを調べて行った。

実際に食べて見るとあまり好みの味ではなかった。
期待値が高かったのかもしれないが普通の味のブンやフォーのほうが良かった。

その帰りにはお口直しとして、チェー(デザート)屋を探して少し散策していた。すると一人のおばさんに声をかけられた、レストランというよりは家の一室で家庭料理を提供している感じだった。
体調も優れていない中でとりあえずチェーがあるとのことだったのでここで食べることにしたが間違いだった。
出されたチェーは最低レベルでチェーには入っているはずのない緑の葉などが混入していた。食べながらGoogleMapのレビューを見ていると悪いレビューばかりだった。まあここはそうだろうなと思いながら僕も二次災害を防ぐために動いた。

ブンボー・フエ
問題のチェー
期待していたのはこちら(こっちの方が安いから驚き)

フエ二日目

前夜は大事をとって早めに寝たがあまり体調は良くならなかった。
それでもホテルにいても面白くないのでまた街に繰り出した。

とりあえず『グエン朝王宮』だけは行っておこうと思い、途中朝食を摂り、川を渡って向かった。

『グエン朝王宮』に入ってからも体調は変わらず、広大な敷地をノロノロ歩き、小一時間歩いたところで見つけたカフェで一休みすることにした。

ベトナムコーヒーを堪能しつつ『DEATH 「死」とは何か』を読んでいる途中だったので続きを読んで色々と考え事をしていた。
自然の中で過ごす時間が本当に心地よかったのか、カフェを出るころには体調が良くなっていた。

また少し散策をしたり、バインミーを食べ、チェーを食べ帰りのバンを待った。

トラベルはトラブルを楽しまなくっちゃ

フエからダナンへの帰りはバンで帰ることにしていた。一応予約をしてピックアップポイントに向かったが時間になってもこない。
周りにいたベトナム人にスマホを見せてここであっているかと聞いてもだれもわからないような感じだった。
来ていたメールを見返すと「10~15分は他のピックアップで遅れるかも」とご丁寧に書いてあった。その15分が経っても来なかったので連絡してみると、20分位で着くと連絡がきた。さすがである。
それを見かねて周囲のベトナム人がお店で座って待っていていいよと言ってくれた。(言葉は通じないがみんな根は優しい)

結局、小一時間遅れでピックアップが着て、帰路についたのである。

こういうトラブルが起こったときに人の本性が現れる。
ワクワクするのか、イライラするのか。
大体こうこうときも冷静で最悪もう一拍して明日変えればいいか〜くらいに考えれたのは我ながら関心する。
それでもこういうことがあると、当たり前に美味しいものが食べれたり、時間通りに電車が動き目的地に着くことに感謝しないといけないなと感じるのである。

バンが来て一安心


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