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嫌なこと。
嫌いなこと。
苦手なこと。

生きているとこんなことってたくさんある。

それと向き合うこともできるし、
逃げることもできる。

これをうまく利用して、
嫌を良いに変えてみるとすごく心地良くなっていく。

ここから先は大学生以降の体験談も少し交えていく。


大学生になって一番嫌だったのが、通学時間。
片道2時間。往復4時間。
3回も乗り換えをして毎日通っていた。

はじめはこの時間はスマホゲームをする時間だった。
バイトで疲れていたときは仮眠の時間でもあった。(座れれば)

それがいつしか、読書の時間になっていた。
元々本を読む方ではなかった。
家だとあまり読む気にならなかった。
それでも通学時間は読書をすることが楽しみになっていた。


社会人1年目、現場監督の仕事をしていた。

街で見かける白い仮囲いの中で働く仕事である。
現場と言うだけあって、外の仕事が大半。
それに、新人だと尚更である。

夏のクソ暑い中、鉄板の照り返しを受けて、
冬のクソ寒い中、除雪をしてから仕事を始める。
そんな外での仕事がとても嫌だった。

朝が早すぎるのも、残業が多いのも、すごく嫌だった。

一番嫌だったのは、このままここにいたら同じようになってしまうんだと分かったことだった。


社会人2年目は仕事を変えた。
給与は少し下がったが前職の嫌なことが全てクリアされた。

パソコンを使って室内で働けるようになった。


社会人3年目また仕事を変えた。
今度は、外の世界の刺激が欲しくなった。
刺激のない生活がすごく嫌だった。

旅をしながら仕事をするようにした。
旅を終えたらまた刺激が欲しくなった。


なんだか一周しているように思えるがそれで良いのだ。
その時嫌なことから逃げていたとも見れるかもしれない。
でもそれは、好きなことに近づくために必要だったのだ。


嫌は好きに近づく原動力なのだ。


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