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ひとまず答え合わせと、私なりのお返事と。

「踊って!シャングリラ」セットリストの話

※故にネタバレ満載です!!!

***

無事開幕し、現時点で大阪公演まで終了している及川光博ワンマンショーツアー「踊って!シャングリラ」。

2パターン用意されたセットリストを無事体感出来たので、予想の答え合わせをしつつ、それぞれについて思ったことを書き留めておきたいと思う。


⚠ここから、具体的なセットリストを記載します。
2パターンともに記載しますので、まだ未体験の方、どちらかしか体験されていない方はこの先ご注意下さい!!!!


【甲】あるいは【すき焼きコース】@八王子


ファンキー☆ミュージック
今夜、桃色クラブで。
Shake me, darlin'

ウィークエンド・ランデヴー
女子について。
FUNKY 本気 NIGHT☆
Birthday〜バラのブレス〜

初愛
wish
ダンディ・ダンディ
Shinin' Star

***

放課後ジュリエット
死んでもいい
悲しみロケット2号

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Get Down To The Funk!!
バラ色の人生

ーーーーーー

初日2daysを終えて圧倒的に乙支持の声が大きくて、ちょっと不安も感じつつ迎えた私的初日。

結果的に、「いや、ものすごく一貫していて、振り切ったセットリストじゃないか…これ結構好きだぞ?」としみじみしてしまった。

最大の驚きポイントは、予想の中でも一番ないだろうと思っていた、「Birthday〜バラのブレス〜」!それ来たか!

でも、月とか星とかのキーワードよりは、「生まれる」ということに寄せて選ばれたのかな、と感じた。

生きることとか生きてることとか、生まれることも含めて「生」についての喜びだったり実感だったりを歌いたいのがこのセットリストなのだと思ったから。

そこにチラチラとその喜びと背中合わせのダークサイドだったり哀しみだったりを帯びさせるのもまたミッチーさんらしいというかなんというか。

甲、めっちゃいいじゃん…と一人で盛り上がってしまった。なかなか同志に出会えないのが淋しい…

何はともあれ、そんなこんなで、とても清々しい余韻に包まれた個人的初日となった次第。


【乙】あるいは【しゃぶしゃぶコース】@市川


ファンキー☆ミュージック
今夜、桃色クラブで。
Shake me, darlin'

ウィークエンド・ランデヴー
ラブソング
Lazy
プラネタリウム

ココロノヤミ
天使のうた
三日月姫 ←!!!!
CRAZY A GO GO!!

***

コングラッチュレーション!!
炎上!バーニング・ラブ
求めすぎてる?僕。

***

Get Down To The Funk!!
Shinin' Star
バラ色の人生

ーーーーーー

まずは「プラネタリウム」。
やはりバラード枠というよりはプレバラード枠という感じだけど、これが来てくれたのは純粋に嬉しかった。

ここ、「Birthday〜バラのブレス〜」と同じところでもあるんだよな…実は“月とか星とか”も適用されるのかな…だとしたらもっと嬉しいんだけど。

でもそれよりも何よりも。
何が怖いって、「三日月姫」ですよ。
ここまで一字一句違わずに予想当たるってある!?

↓下記ページ参照。

これはさすがに自分でも引いた。

…と、まあ、そんな諸々はともかくとして。

こちらは人と人が出会い、思いを共有することの尊さ、それをまとめたセットリストだな、と感じた。

こちらの評判が良いのも何となく分かる気がするけれど、個人的には、強烈な思い出がある曲の応酬で、ちょっと重いかも…というのが正直なところ。市川という原点&その中の一曲の思い出の地だからこそ消化出来た部分があるような気がする。

でも、愛し合うこと、触れ合うこと、それを知ってしまった故に訪れる孤独、葛藤…諸々込みで、共有しあえる喜び。違う方向ながらも、こっちはこっちで振り切ったなぁ…と。

一人で歩き始めたところに誰かと出会い、また夜を迎えるけれど、ともに越えていこうという夜明けの先にある物語。

雰囲気は全く違うけれど、ちゃんと【甲】の物語と地続きの世界。

ひとつひとつをじっくり噛み締めていくうちに、すとん、とすべてが腑に落ちた。これはきっと、それぞれでも完結するけれど、ふたつ合わさった時にもうひとつの物語が出来上がる。

生きてる実感、愛し愛されるということ。

まさに、このワンマンショーの世界。

この場所を誰よりも大事に思い、渇望している、その思いをストレートに示してきた結果がこれなのか、と私は受け止めた。

とてもストレートで、でもちょっと戸惑いや迷いもあって。そんな今年のセットリスト、私はどちらも大好きです。

きっとこういうことなんじゃないかな、と私は勝手に思っています。あくまでも勝手な想像であり、きちんと受け止められている自信はないけれど、こんな風に心を動かしてくれる世界に今年も出会えて嬉しいです。

 ※別館にてまとめたもの。

***

思いのほか予想と一致して驚きつつ。

でも、絶対にあると思ってた「Slave of you」はないんかーーーい!と叫びつつ(でも今回のコンセプトだと入れられないのも分かる)。

やっぱりこの場が、この人の作る世界を体感するのが好きなんだな、と改めて身にしみている。

次は、収録にして個人的ラストになるカナケン。

どちらのセットリストが来るのか、どんな完結編になるのか。楽しみに待ちたいと思う。