音楽は狂気と絶望に満ちて残酷で、そして余りにも輝いていて美しい。(感想:ミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」)
今日はミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」の感想です。
一言で言うとめっちゃくちゃ良かったです。
日比谷のシアタークリエで5/12まで、大阪新歌舞伎座で5/17-19、福岡博多座で5/24-26という公演日程です。
ご興味ある方はタイミングが合えば是非、足をお運びくださいませ。
パガニーニが幼少期?に師事していたヴァイオリン教師は言葉巧みに彼の母親が期待するよう仕向けてはレッスン代を稼いでいて、彼自身は自分が天才でないことを自覚する程度の才能があった。
ヴァイオリン教師の小賢しさはさておいたとして、こうした残酷さは音楽に限らず、よくあること。
ほんのちょっぴり出来がいいからこそ、自分の限界が見えてしまったり、自分よりすごい才能を持った人間がごまんといることを理解していたり。
そんな折に彼は悪魔アムドゥスキアスに出会ってしまう。
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