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没頭できるものがある幸せ

どうも。

みなさんには没頭できるものって何かありますか?
私はずっと、「推し」のいる人が羨ましくて仕方なかった。
仕事で嫌なことがあったり、恋人と喧嘩をしてしまっても、推し活に没頭している時間は、すべて忘れられそうだよなぁと勝手に想像を膨らませていた。(違ったらすみません)

思えば、私にも没頭できる趣味がかつてはあった。

小学生の頃は漫画を描いていた。
自由帳に書いていたら、友人たちも「私の自由帳にも描いてほしい」と言い出し、多い時は7つのストーリーを描いていた。
あの頃のことは今も忘れない。私の大切な時間だった。

また、小学校6年生の頃に「タイムカプセルに入れるもの」と題して、国語の授業で書き始めた小説を朝から晩まで書いていた記憶がある。
休憩時間もすべてそれに費やしていた。
それをするのが心底楽しかった。

また、最近作者がお亡くなりになって失意のどん底なるものを体験したが、中学生の頃にドはまりしていた「ドラゴンボール」。
中でもベジータとブルマのカップリングに非常にセンスを感じ、二次創作の小説や漫画もたくさん読み漁っていた。そして、自分でも書いていた。
あの頃、私は部活も一生懸命していたし、片思いだってしていたはずだが、ベジータのことしか記憶にない。
それぐらい大好きだった。

高校生や大学生の頃はそういった没頭できるものというのは部活ぐらいだった気がする。
しかし、部活というのは自分が決めてやっていたものではあったが、「好き」という気持ちだけで続けているものではないため、苦痛な時間も多かった。特に団体競技だったので、人間関係にも気を遣う。
同じスポーツをしている、というだけであって、性格が合う人たちが集まっているわけではない。
私はこれまでの趣味からして、一人で黙々と作業に打ち込むのが好きなタイプなので、楽しい時ももちろんあったし、あれはあれでいい思い出ではあるが、没頭するほど大好きなものだったかというと疑問が残る。

社会人になってからはますますないのではないかと思う。
だからこそずっと願っていた。没頭できるものがほしい、と。
周りに推し活を満喫している人がいるが、実に羨ましい。

没頭できるものがあるということは、かなり幸せなことだ。そう思う。
それをしている間は時間や他のことを忘れる。
少し息が上がるくらい、なんならオーガズムを感じるぐらい興奮する。夢中になる。
嫌な仕事が控えていても「あれがあるからな…ぐふふ」という気持ちになれる。

これがないとどうなるか。
一番困るのは恋人に依存しやすくなることだろうか。
自分の全時間をあげたくなる。だって暇だから。
他にやることがあれば、彼の家に行って土日をだらだらと過ごすこともない。
「ごめん、ちょっとやりたいことあるから!」なんて言って、別れも惜しまずサクッと帰る。なんてかっこいい女だろう。
彼は彼で(俺といる時間より大切なものって何??)(もっと一緒にいたい!)なんて言ってより夢中になりそうである。(実際はのところは知らんが)

これの大切なところは、彼に夢中になってもらうために何かをするわけではないということ。
自分が好きでのめり込む。
私の場合はそれを生業にできたらな、なんて夢すらある。

そして私は、ついに没頭できるものの一つの手がかりを見つけた。
それは、『自分は異常なくらいにパソコンのキーボードが好き』だということ。
寝言は寝て言えと言われそうだが、至って本気なので質が悪い。

この半年ほどでキーボードを3つほど購入したのだが、今日もまたパソコン専門店と家電屋を見回ってきた。
そんなにキーボードばかり買ってどうしたいのか?自分でも謎である。
しかし、気に入ったキーボードがあれば、そこから創作活動に繋がり、副業等に繋がりそうな気がしてならない…!
それが目当てではないが、そんな目論見も少しだけある。
ただ、一番は自分が快感を覚える押し心地とタイピング音がベストなキーボードを手に入れたい。その一心だ。
今のものに不満があるわけではない。よりよいものを手に入れたい。
そしてあれでもないこれでもないと、出かけては舐めるように見まわし、家ではネットで探す。
自分でもキーボードに注ぐ感情は、彼へのそれと同等レベルなのではないかと最近思う。

こんなミドサー女性がいるだろうか。

恋愛よりも結婚よりもキーボード(笑)

でもきっと私は見つける。
そして、そこから私の新しい道が開ける!…はず!!

今日、キーボードを探しながら心底幸せな気持ちになった。
これからもっといろんな家電屋さんやパソコン屋さんに行って、片っ端からキーボードを探していきたい。

これを打っている間も、キーボードに癒されている私なのであった。

みなさんの没頭できるもの、ぜひ教えてください!
私のキーボードレベルのものでも大歓迎です!笑

それでは、また。

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