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【ポケカ】Expanded Post vol,9 Path of Discovery【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。
エクストラでの開催されるCL愛知2023の抽選も終わったところです。自分も4年振りに抽選に当選したため、4年振りにCL参戦することとなりました。参加される皆様よろしくお願いします。
自分自身も参加するために環境の考察を進めていますが、今回はCL愛知2022前の記事のように観戦ガイドという形で現時点での予備知識や現状の報告のような形で書いていこうと思います。
それで行きましょう。

はじめに

前回の記事で2022年の総括をして、その最後にレジドラゴ・こくばバドレックス・パルキアの3つが環境の中心として活躍していると記載しました。そこから2か月が経ち少し環境が進みました。
それからの流れと有力デッキの立ち位置について説明するという形で書いていきましょう。

レジドラゴ

2023/2/11 ShiNTa Lab #9 1st Ultra Ball UR! 3th Player:zio

デッキパワーだけならば一つ頭抜けて高いレジドラゴですが、第一仮想敵として想定されることが多く、対策も明確となりミラーも研究が進みお互いに対策札の押し付けやそれに対してのカウンターを用意する行きつくところまで行ってしまったという印象です。
お互いにエネルギーを破壊し合う展開、それに対してのカウンターとしてエネ加速を用意するなど元々かつかつのスペースを対策の対策を採用しなければならず、構築や毎ターンの動きの要求値がかなり上がっています。
後述しますがコンボを決めるアンフェアデッキも増えてきているため、それに対して強いダストダスを残すのか、それともミラーに強くするのか等何を残して何を切るかという四者選択を要求されるため、構築もかなり難しいデッキとなっています。
それでも理想値を出せた場合の最大値は最強のデッキであるのは変わらないため、レジドラゴの大会でのシェア率や動向には注目したいです。

ターボメロエッタ

2023/1/4 Path to the Geek #22 4th Player:roshisan15

前回の記事で速度帯が重要な環境であると説明をし、レジドラゴより1ターン早い初動ができる後攻デッキの代表として紹介をさせていただきました。
先行デッキよりも1ターン早い初動でかつカスタムキャッチャーを打つことができるため先行の進化デッキに対して耐性があるデッキです。
依然として先行デッキが環境の中心にいるため、ある程度の地位にいるように思えます。
がレジドラゴに対しての対抗手段としてほぼ全てのデッキがエネルギー破壊を行ってくる対特殊エネルギー環境に移行したと考えています。その煽りを受けてデッキの特徴上フュージョンエネルギーに依存しているこのデッキはかなり立ち位置的に絶滅品種となってしまいました。
このデッキは後攻1ターン目に初動することにオールインしたアグロデッキであるため、アグロデッキの定めとして干渉できずkillターンがより速いコンボデッキに対して無力であるためコンボデッキが環境に増えてきた影響もありかなり厳しい立ち位置であると考えています。

こくばバドレックス

2023/1/25 Path to the Geek #25 | 1st: Path to the Peak UR! 1st Player:ru

長くエクストラの総大将として君臨していたこくばバドレックスです。レジドラゴにその席を譲ったものの、シンオウ神殿・森の封印席・かがやくムゲンダイナといった強化を受けています。元々基本エネルギーをベースとしたデッキであり対特殊エネルギー環境にも対応ができ、逆に自身でザオボーを効率よく使うことができる事、シャドーミスト+シンオウ神殿といったムーブも可能、霧の水晶・ミステリートレジャーにて元々展開するデッキでもあるためキリンリキにアクセスが容易であるなどかなり追い風なデッキであるとも入れます。
以前ほどシェア率が高いわけではないですが、大会となれば必ず顔をのぞかせる定番デッキとしてポストは維持し続けています。

パルキア

2023/2/7 Contest of Legends 17: Valley of Death 1st Player:Rick W

海外で人気の高いパルキアデッキです。構築の自由度が高く対策カードを組み込みやすい点、ミツルの存在から後攻1ターン目を初動とする動きも可能な点、スタンダードでもおなじみのスターポータル→げっこうしゅりけんといったアンフェアな動きも可能な点からかなり器用に動くことができます。
こくばバドレックスと同様に基本エネルギーをベースとしたデッキであり、エネ加速手段も複数存在していることから、こくばバドレックス程ではないもののエネ破壊にはある程度の耐性がある点も評価できる点であると思われます。構築がなかなか定まらないデッキであり評価をするのは難しいものの対応力の高さと環境の流れ的にどこにポジション取りをするのか楽しみです。

ウォールストール

2023/1/9 Contest of Legends 13: Nature's Bounty 11th Player:Ichiro Okazaki

例としてウォールストールをあげさせてもらいましたが、ウォールストール以外にも最近コントロールデッキの活躍が目立ちます。
ザオボー・フレア団のしたっぱ・プラメリ・改造ハンマーキリンリキといったレジドラゴに強い要素満載であり、それらを繰り返し使い続ける手段も多くレジドラゴにとって乗り越えるのにはとても大変な高い山となっています。どこにフォーカスするかによって立ち位置が大きく変わる繊細なデッキであるため、正確な環境分析ができればとても強力でありCL2連覇も視野に入るデッキだと考えています。

ダイスフュージョン

2023/1/30 ShiNTa Lab #6 1st CRZ5pack 1th Player:EliMaclean

いろんなところでちょいちょい話を出していますが、いくつか存在しているコンボデッキの1つとしてこのダイスフュージョンを紹介させていただきます。
スタンダードでもお馴染みのミュウVMAXとゲノセクトVの組み合わせですが、その爆発的なドローにてシャクヤ・欲張りダイス・ジラーチ◇といったコンボパーツを引き込みサイドを進めていきます。
ミツルの存在から後攻1ターン目から初動し速攻することでテンポを取るという動きも存在するため、そもそもコンボ以外でもデッキの格子としては強くできているアグロデッキとコンボデッキの両要素を持つデッキです。
単純に殴り合うデッキではこのアンフェアな動きに対応することが難しいため、単純な直線的な攻撃しかできないデッキはこのデッキを含めコンボデッキには不利が付きます。このダイスフュージョンやアルセウスゾロアークといったコンボデッキがどれだけ認知されているか、どれだけ意識されているか次第なところもあるのでそのあたりの評価は自分も気になります。

終わりに


レジドラゴを巡るメタゲームも行きつくところまで行ってしまいました。そこからどうするのかというスタート地点に戻されたような環境であると考えています。
以前私が書いた記事

で説明したようなTCGの根幹にあるアーキタイプ通りの相性関係による分布にかなり近い(ef:アグロデッキがボードコントロールデッキ・コンボデッキに弱い等)ため、根幹からのカードゲーマーにとってはとても理解を深めれば深めるだけ楽しいかもしれません。
参加視点では環境が読みづらい嫌な環境だと思いますが、観戦視点では新しいデッキが生み出されやすい環境でもあるためCL観戦はとても楽しいと思います。おそらく生放送があると思いますので、是非観戦しましょう。
今回の記事が観戦を楽しむエッセンスにでもなればうれしいです。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。



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