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【ポケカ】Expanded Post vol,11 Escape Velocity【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。
エクストラでの大会も開催されたCL愛知2024も終わりました。私自身出場することができませんでしたが、開催までの調整期間や報告を聞きながら楽しませていただきました。
私事は置いておいて、CL愛知が終わり公式のほうでもトップカットデッキの公開されたのでそれらをベースに振り返りをしていきたいと思います。
それで行きましょう。


CL愛知2023 オープンリーグ 2024/4/14

1位:ホルビーラフレシア
2位:エレキレイン
3位:テツノイバラクワガノン
    ホルビーラフレシア
5位:ドラゴンルギア
    レジドラゴダストダス
    レジドラゴダストダス
    ウガツホムラ

トップ16のデッキリストはこちら

前評判が高いレジドラゴダストダスが2つ入賞するもののレジドラゴを強く意識したデッキが上位を独占する形となりました。

レジドラゴダストダス

2024/4/14 Champions League Aichi 5th

前評判が高く、実際に多くのプレイヤーが持ち込んだと思われるレジドラゴダストダスがトーナメントに5名進出する形となりました。
ダストダスのダストオキシンによる特性封じ+ディストーション等妨害という多くのデッキを機能不全に陥れることができるのに加え、瞬間的な火力も持ち合わせており最も広い範囲のデッキに対応することができる万能なデッキの1つであると考えられます。

前評判も高く、実際に当日使用した方も多かったと思われるコライドンexですが、上位入賞したリスト1人を除いて採用を見送られました。
実際にコライドンexのカードパワーは高いものの、火消しの姿のピカチュウの採用等レジドラゴを意識した構成をしたデッキが非常に多くしっかりと草基本エネルギーを採用した構築が良成績を残したと思われます。
またCL愛知前よりネクロズマあかつきのつばさGXを採用した構築が増えてきています。自身のソーナンスのがまんのかべによる妨害を容易に解除することができる等非常に小回りが利くカードです。また今回ピックアップしたリストのようにりゅうむそうで参照するためのカードを役割が近いカードの中で散らす構築も増えてきている印象を受けます。
このレジドラゴというデッキの特徴上、レジドラゴの初動ターンである2ターン目以降からの制圧力が非常に高く、レジドラゴと同速度帯~レジドラゴよりも速度帯を後ろに取る中速デッキに対して非常に強いという特徴を持ちます。レジドラゴを意識した場合レジドラゴの初動よりも早くクリティカルな攻撃を行えるデッキもしくはレジドラゴよりもさらに遅いところに陣取るコントロールプランを取るという戦略が考えられます。

ホルビーラフレシア

2024/4/14 Champions League Aichi 1st

その中優勝したのはΩ連打とワザマシンエヴォリューションの組み合わせにフィーチャーしたホルビーラフレシアでした。
レジドラゴよりも遅い所に陣取るコントロールプランを取るデッキであり、最速後攻1ターン目よりΩ連打+エヴォリューションという多くのデッキに対して効果的なクリティカルなアクションを起こせます。火消し姿のピカチュウやキリンリキ、各種サポーターによるエネルギーへの干渉等非常にレジドラゴに強い要素が多いデッキです。

今回のCL愛知2024のテーマの一つにレジドラゴ攻略があったと思います。レジドラゴがダブルドラゴンエネルギーや炎基本エネルギーを使う関係上、炎エネルギーに干渉することができる火消し姿のピカチュウは非常に強く作用し多くのプレイヤーが採用し活躍し、この火消し姿のピカチュウは今大会を象徴するカードの1枚だったと思います。
レジドラゴを強く見る以外にもトラッシュを利用したデッキは存在しており、コントロールミラーにおいてグッズ封じ+ロストおくりの組み合わせは非常に強く作用します。低速デッキミラーにおいても非常に強く立ち回れる構成だと感じました。
またレジドラゴのダストダスに加え、直前で実装されたテツノイバラexの存在もあり対特性デッキへの対策も今回の大会のテーマの1つだったのではないかと思います。今回のラフレシアのグッズ封じをより確実にする以外のその他デッキにおいても隠密フードが有効に働くことが多いと思われ今後のエクストラレギュレーションのキーカードとなりうる可能性を感じています。隠密フードを見て今後ツールジャマ―のようなカードが活躍するのか、特性封じへの依存を減らす方向となるのか今後の進展を見守りたいです。

エレキレイン

2024/4/14 Champions League Aichi 2nd

上記のレジドラゴを中心として考えた場合のもう1つのアプローチであるレジドラゴよりも早くクリティカルな攻撃を行えるプランを取れるコンボデッキであるエレキレインが準優勝を収めました。
エスケープボード2枚採用、博士の研究3枚採用が特に目に引く点と感じました。
レジドラゴ視点以外でもエレキレイン自体デッキとして攻撃力に全振りをしたようなデッキであり、少しでもガードが下げてしまうと手が付けれない程の突破力を持ちます。レジドラゴを意識した場合エネルギーへの干渉等のボードコントロールへ意識が向きやすい点、うらこうさくを使用した裏工作リザードン等の盤面を展開する中速デッキが増えてきておりこのようなコンボデッキに対してのガードが若干下がっているのではないかと考えていました。
クレッフィや今回のリストでは採用されていませんがハバタクカミ等の相手の防御手段を無効化する手段も登場しており、より攻撃力があがっています。そのためウソッキーやソーナンス、ベンチバリア等の防御手段は存在していますが、防御手段とエレキレイン側の防御手段を突破する手段が噛み合わなかった場合、その上から貫かれてしまうため理不尽なじゃんけんのようなものを要求されます。
今回エレキレインを選択したプレイヤーが好成績を収めたこともあり、今後エレキレインに対してのガードがどうなるか、それを意識して中速デッキの立ち位置がどうなるか環境を推移に注目しています。

終わりに

前評判通り、高いデッキパワーを誇るレジドラゴを中心とした大会だったのではないかと思います。レジドラゴを中心として自身がどのポジションでゲームをするのか、またはそれを見てレジドラゴをどのように仕上げるのか等構築や環境の推移を見れて非常に楽しかったです。
エレキレインの項目でも言った通り、レジドラゴを意識してボードコントロールへ意識が向きやすい環境であり、それとは別軸のデッキが勝ち進んだ印象があります。今後の環境の推移がどの方向を向いて進むのかは注意深く観察をしたいと思っています。
CL愛知も終わり、PTCGLでのExpandedへのサポートは始まらずエクストラ界隈にとっては下火が続きますが、この機会にすこしでも興味を持っていただけたらと思います。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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