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【ポケカ】2017年に活躍したスタンダードデッキ5選 【XY/SM】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
前回の2016年の記事を書いてからだいぶ経ってしまいましたが、そろそろ歴史を進めていきたいと思います。
2017年は2016年末に発売され移行したサンムーンシリーズが本格実装された時期です。
サンムーンシリーズに入りGXワザをはじめとして、全体的なポケモンの質が向上した印象を受けます。
現在のエクストラレギュレーションでも現役バリバリの強力なトレーナーもスタンダードのカードとして使えた非常にパワフルな環境であったと思います。
2016年までに使われたデッキを正当進化させたようなデッキや全く新たなデッキが生まれるなどポケモン・トレーナーともに強力な環境であったため多種多様なデッキが存在する環境でしたふぁ、その中でも活躍したデッキを5つ厳選して紹介しようと思います。

バクガメスボルケニオン

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まず紹介するのは、キミの待つ島々によって実装された「バクガメスGX」という強力なアタッカーを得たことで組まれたバクガメスボルケニオンです。

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元々XYシリーズにて鍛冶屋やボルケニオンEX、灼熱の大地など強力な炎ポケモンをサポートする強力なカードは存在していましたが、イマイチアタッカーに恵まれなかったタイプでした。
そこに登場したバクガメスGXにより一躍強力なデッキとして誕生しました。
3エネ160ダメージという高いコストパフォーマンスを誇り、ボルケニオンEXの特性「スチームアップ」やちからのはちまき、闘魂のまわしなどのサポートを受ければ種のポケモンEX・ポケモンGXはもちろんのこと、メガシンカポケモンにも届くダメージラインが優秀なカードです。
アタッカーとしてだけでなく、サンムーンシリーズにて登場したGXワザである「ニトロタンクGX」というエネルギー加速を1エネで行うワザも持ち合わせています。プラターヌ博士、バトルコンプレッサー、灼熱の大地といった強力なカードの存在もありトラッシュに展開をしながらトラッシュにエネルギーを落とすことも可能でした。

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その後、「闘う虹を見たか」にてホウオウGXという追加の強力なアタッカーを得ることとなります。このホウオウGXはバクガメスGXよりも高い180ダメージという種のポケモンEX、GXを倒せる打点ラインを持ち、バクガメスGXと違ってエネルギートラッシュが存在しない、HPが当時として破格の190という耐久性能、何より弱点が雷であるため弱点を分散させることができるなどデッキパワーの底上げに貢献しました。
ホウオウGXを得たバクガメスボルケニオンは2017年の日本チャンピオン決定戦でも上位入賞を複数するなど活躍しました。

ゲロゲジュナイパー

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次に紹介するのは、ゲロゲジュナイパーです。
今までも何度か紹介したガマゲロゲEXを使用したデッキの中でも相方として「スターターセット草ジュナイパー」で登場したジュナイパーGXを採用したデッキです。
動きとしては単純明確、グッズロックしながらのジュナイパーGXの特性「フェザーアロー」による追撃によるバックアップ。
上記のようにXYシリーズのトレーナーズは強力なものがそろっており、エクストラレギュレーションでも幅広く使われているバトルサーチャーも現役であり多くのデッキに4枚採用されるなど広く使われました。そのような環境でもありブルブルパンチによるグッズロックの範囲は現在よりも広く強力なものでした。

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またジュナイパーGXとしても巨大植物の森・活力剤といった強力な草ポケモンをサポートするカードの存在から展開することが容易でありフェザーアローの試行回数を稼ぐことができます。

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それだけではなく、このデッキではミルタンクを採用しており終盤の非EXポケモンによる打点としても機能させることができました。
実装当初から環境の第一線で活躍したガマゲロゲEXでしたがレギュレーション落ちの最後まで最前線で戦い続けることとなりました。

ニンフィア単

このシリーズで過去にハッサム単やハピナス単などポケモンのラインが1種類だけのデッキは紹介しました。
この2017年においても活躍したこのようなデッキがニンフィアGXを軸としたニンフィア単です。

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ニンフィアGXの「マジカルリボン」は自分の山札から好きなカードを3枚も手札に加える事ができる破格のワザです。
このワザを使い、デッキに搭載された大量の妨害カードで対戦相手をコントロールするデッキです。

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マジカルリボンはフェアリーエネルギー1枚で使用することができるため、即座にまんたんのくすりを使いダメージをなかったかのようにするほか、GXワザ「プリエールGX」による対戦相手の展開後でも対戦相手のポケモンを除去できるなどニンフィアGXのワザ全てがデッキ戦略と噛み合っています。
特性「エナジーしんか」を持つイーブイのおかげで1ターン目よりニンフィアGXを展開させることができるため非常に安定していることも特徴です。
ニンフィアGXのみで組まれた構築ですが、ニンフィアのマジカルリボンによって環境メタカードにアクセスが容易であるため、中にはオドリドリ、シャワーズ、ソーナンス等環境メタカードをちりばめたデッキも存在します。
このデッキも2017のチャンピオンズリーグ等で活躍をしました。

ルガルガンカプテテフ

次に紹介するのは、ルガルガンGXを軸に組まれたデッキです。
当時闘ポケモンのプッシュもありストロングエネルギーやレジロックEX、コルニといった非常に優秀な闘ポケモンをサポートするカードが存在しました。そんな中登場したのがこのルガルガンGXです。

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ルガルガンGXの特徴としたらまず特性「ブラッディアイ」による突風効果でしょう。当時広く使われていたシェイミEXに対してこだわりハチマキもしくはストロングエネルギーがあれば通常ワザであるつめをきりさくで倒す事ができるためテンポよくサイドを引き進める事ができる他、GXワザが非常に強力であり道具やレジロック等のサポートなしにも最大250ものダメージを与えることができます。

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このルガルガンGXがダブル無色エネルギーに対応していることもあり、満を持して登場した展開役としてもアタッカーとしても非常に強力なカプ・テテフGXをアタッカーとして運用させることができるため、3枚も取られるデッキリストも存在します。

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ルガルガンGXとカプテテフGX以外にもルガルガンGXが1進化ポケモンであることを利用して1進化ポケモンへタイプを追加させるブースター、シャワーズや追加のアタッカーとして同じくダブル無色エネルギーに対応したライチュウ、ゾロアーク等が追加されたリストも存在しています。
このように多めのカプ・テテフGX、コルニ、せせらぎの丘といった強力なカードによる安定感とブラッディアイによる器用さ、レジロックEX、ストロングエネルギー、デスローグGXによる出力の底上げなど非常に多くの要素が詰まったデッキです。
その後、ルガルガンGXはとある相棒を得て環境最後まで走り続けますが、それはまた別の話。

サーナイトオクタン

そしてこの年の日本一決定戦にて日本一を決めたデッキはこちらのサーナイトオクタンです。

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サーナイトオクタンは「光を喰らう闇」にて登場したサーナイトGXを軸としたデッキです。自らの特性でエネルギーを加速していき、それを参照に打点をあげるという自己完結したポケモンです。2進化のポケモンGXということもあり、そのHPは他を圧倒する230!1度立ってしまうと倒すのに苦労しますし、倒そうとポケモンを育てるとそのエネルギーを参照し打点をあげられてしまうというジレンマが待っています。
非常に強力なポケモンであるものの、手札のエネルギーをつけるタイプの加速であるため手札が枯渇する可能性もあります。そこでドローソースとしてオクタンが採用されています。
サーナイトGXのワザの特徴上、ダブル無色エネルギーとの相性が非常によいため多めに積む事ができるためルガルガンの項でも話しましたが、サーナイトGXと同タイプのワザを持つカプ・テテフGXもアタッカーとして機能させることができます。
自身は進化ポケモンの特性しか使用しないため、サイレントラボを使用し対戦相手の妨害を行い展開を遅らせることもできます。展開が遅れれば遅れるほど有利となるサーナイトGXにとっては非常に相性のいいカードです。
その後サーナイトGXは様々な相棒や環境の流れを受けながらも競技シーンで使われて行きますが、それは未来の話です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
ちょっと分類しずらく紹介がしにくいデッキもあったため紹介しきれませんでしたがサンムーンシリーズによりポケモンのパワーがあがり非常にパワフルな環境であったと思います。
今回のデッキ紹介にあたってラインナップに関しては正直疑問に思うところはありますし、この年のことを正確に描き切れたかと思うと不安なところもあります。そのため、ここがこうだったとかコメントなど書いていただけたらうれしいです。
また是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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前回2016年の記事です。

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