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【ポケカ】Expanded Post vol,10.5 Industrial Advancement【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。
エクストラでの大会も開催されたCL愛知2023終わって早半年が経ちました。私の主戦場であったPTCGOがサービス終了して私自身エクストラをする機会が減ったことやそもそも定期的な大会がないため情報収集をしようにもそもそも環境というものが存在しないため客観的な情報がない状況であったため更新を止めていました。
ただ半年が経ち、新規のカードも実装されたり間にエクストラバトルの日という小規模イベントもありエクストラレギュレーションに対しての関心が一瞬向いたことと思います。
小規模大会の結果という客観性に乏しい情報と私の主観的な考察という根拠も何もない記事となりますが、一度エクストラレギュレーションの状況に関して一度まとめようと思い重い腰を上げて打っています。
それで行きましょう。


CL愛知2023環境からの変化点

CL愛知2023では前評判の通り、ドラゴンルギアとレジドラゴが環境の定義として君臨し多くのプレイヤーが選択していました。また多くのプレイヤーが対レジドラゴや対ドラゴンルギアを掲げ調整をしたことだと思います。
大会後の変化点としては、ドラゴンルギアに対してアローラペルシアンGXが有効に機能することが広まり、それに対しての解答(頂への雪道や無人発電所等)を搭載しはじめる変化はありました。
そのような環境でしたが、それ以降でどのようなカードが追加されたのか見ていきましょう。

まずはイキリンコexがインパクトのあるカードなのではないでしょうか?効果としては既存のデデンネGXのマイナーチェンジではあるものの、追加のデデンネGXとして1ターンに複数回使える他、場に出ていれば特性の起動タイミングを選ぶことができることが非常に画期的です。スタンダード同様にVIPパスからつなげることができる等今までのデデンネGXやクロバットVにはできなかった行動ができるようになりました。

もう一枚が現在のスタンダードでも活躍中のリバーサルエネルギーです。ルール持ちのポケモンは対象ではないものの1枚で3枚分にもあるという非常にインパクトのあるカードです。
エクストラ環境にはサイドカードを能動的に引かせる手段も多いため、リメイク元のスクランブルエネルギーが使えていた環境同様にリバーサルエネルギーやカウンターエネルギー等サイドカードを参照するカードにフィーチャーしたコンセプトのデッキが組みやすく、より強く構築可能となりました。

他にもジェットエネルギーやリザードンex、ボウルタウン等プレイアブルなカードもありますが特にこの2枚が大きく影響を与えるのではないかと考えられます。
そんな中、強化を受け草の根大会等で活躍したデッキをいくつか紹介させてもらいます。

エレキレイン

サンプル【デッキコード】2XMXyM-mEFmCh-yUM2pp

元々存在していたデッキではあるものの、なかなか活躍することができなかったデッキですが、先ほど紹介させていただいたイキリンコexとリバーサルエネルギーの登場により一気にデッキパワーがあがり無視できないデッキとなりました。
このデッキ以外にもイキリンコexの存在で山札を掘る速度とトラッシュにカードを貯める速度が格段にあがったことによりこのような1~2ターン目を初動とするコンボデッキが成立するようになったことが1つ大きな変化点であると考えています。またリバーサルエネルギーというマルマインGXの相方とも言える存在が18年の時を超えリメイクし再開したことにより、今まで物理的に構築が困難であった構築も可能となりました。
ゲンガー&ミミッキュGXによる妨害を挟み、最速で2ターン目でリバーサルエネルギーの存在により最大30ダメージ×21のばら撒きをすることが可能となりました。既存のレスキューキャリー+アンノーン+ひきあげるのパッケージの存在もあり再現性も高く、デッキ構築の際には考慮しなければいけなくなりました。

ディアルガ

【デッキコード】k1VVkV-kKPWpg-kFkFVf

こちらも既存のデッキでディアルガVSTAR実装直後から活躍しているデッキではあるものの、イキリンコexの登場により再現性が高まり非常に強力なデッキとなりました。
メインアタッカーがディアルガGXであるため先ほどのリバーサルエネルギー実装による恩恵こそないものの、エネエネボンバーとNの相性はもちろん良く、イキリンコの登場によりタイムワープ+Nによるハンデス+ダストダスによる特性封じまでの安定性が向上している点もあり、エレキレイン同様に無視できない存在となっています。

総括

CL愛知2023までの環境の既存の活躍していたデッキは依然として現役であるものの、数こそ少ないものの実装されたカードにより特に初動が速いオールイン系のコンボデッキが無視できないレベルとなった印象を受けています。
これらのコンボデッキへのアプローチと同時に、依然として高いデッキパワーを誇るドラゴンルギアやレジドラゴに対してのガードを下げるわけにはいかないため、より難しい環境になったと感じています。
このような環境に対してどうアプローチしていくかですが、オールインコンボデッキ全般は対戦相手への干渉度合いは限界まで下げる傾向やそれ以外の勝ち筋を持たないことがよくあります。そのため、コンボデッキの初動よりも早くメインプランに対して有効に機能する妨害を挟む事で機能停止させるという戦略を取ることができます。具体的な例を言うとエネエネボンバーを機能停止させるためのぐんぐんシェイク+ダストダスや頂への雪道orシンオウ神殿+スタジアムロックといった戦略、ゴーストブリーチ等が考えられるのではないでしょうか?
また逆に直線的な攻撃しか出来ないアグロデッキはコンボデッキとのマッチアップはかなり分が悪く、引き続きターボメロエッタなどのデッキは下火な環境になるのではないでしょうか?
ただでさえドラゴンルギアやレジドラゴに対してのアプローチが難しい中での事なので難易度はあがると思いますが、エクストラレギュレーションの考える種にでもなればと思います。

最後に

エクストラバトルの日が終わり、PTCGLによるサポートもない状態なので再びエクストラレギュレーションに対しての関心は下がる時期となるかもしれませんが、スタンダードと違い幅広い速度帯のデッキや攻撃角度のデッキが存在しており環境考察を進めれば進めるほど面白いゲームだなと改めて思うそんな魅力的なフォーマットだと感じます。
今回は特に内容がない記事ですが、自分自身も考察を進める事が出来ればと思います。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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