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100年後芸術祭〜内房アートフェス〜


2024年3月23日から5月26日までの期間で開催される内房アートフェス。ひだまりの庭の活動拠点、内田未来楽校はアーティストさんによる展示会場の1つとなっています。

2人のアーティストさんによる作品の展示がされていますが、その中の1人、角文平さんの作品に地域の子どもたちと関わらせていただきました。

角さんは作品の中で上総地方に伝わる端午の節句の風習と内田未来楽校という場所をみごとに表現されていると感じました。

上総地方に伝わる端午の節句の風習とは、生まれた子どもの健康を願い凧を贈るというもの。展示されている凧の中には大事に保管された大迫力の凧を見ることができます。人の手でつくられた凧は子どもの健やかな成長という祈りがこめられたアート。暮らしの中にこんな豊かな表現があるなんて本当に素敵だなと感じます。
球体の中央付近には小さくてかわいい凧たちを見ることができるのですが、実はその凧の絵を子どもたちが描いています。

さっきまで騒いでいた子どもたちが嘘のように集中していました
アーティストさんが素敵に仕上げてくれた凧たち

どうですか?どれも素敵ですよね。
子どもたちが夢中で描いた絵。
作品展示では描いた子どもたちのバイブレーションも伝わるといいな。
そんな凧が見下ろす球体の上には未来楽校が。
舞い上がった凧たちが安心して帰ってこれる場所が未来楽校。まさに内田未来楽校そのものだなと感じました。
角さんの世界観と自分の思い。重なるところがあり嬉しくなりました。
飛び立つために必要なもの、それは安心感、そう思うのです。

今はあまり見られなくなってしまった和紙の凧。幼い娘と、地域の方が開催していた凧のワークショップに参加したことがあり、その凧で遊んだことがあるのですが、本当に、高く飛んでとっても楽しいんです。娘は風とお友達になって夢中で遊んでいました。ボロボロですが、我が家も未だに大切に保管しています。

そんな素敵な凧が舞い上がる内田未来楽校。
期間中、沢山の方に作品をみてもらえたらいいな。



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