Spotifyという音楽のサブスクに加入して１年経ったのでその変化を振り返ってみたい。
　Apple Music、YouTube Music、Amazon Musicなどなど色々あるがその違いは置いておいて、あくまで音楽サブスクに１年加入してみて、という観点から書いてみたい。

●Spotifyのメリット

・CDを入れ替える手間が無く、CDを触ることが無くなった。
・プレイリストの利用が促進され、アルバム単位から曲単位でのリスニングに変化した。
・気になった曲、教えて貰った曲がすぐに検索して聴くことが出来る。
・ヒットチャートのプレイリストにより多少流行の曲も知れた
・あなたへのオススメが優秀。また似たアーティストの表示も良い。
・再生機器がCDコンポからタブレット、スマートフォンへと変化した。
・CD、音楽データを買う必要が無くなった。

　Spotify導入による変化としてざっと思い付くだけでこれだけのものがある。少なくとも我が家においては革命的な変化である。

　それは何故かというと月額料金を払い続けている限り、今まで購入したCDがほぼ無価値のものになってしまったのである。勿論所有欲を満たすとかアルバムアートワークなどの楽しみもあるが、それらを凌駕する利便性の良さが上回ったのである。

　古いものではあるがCDコンポというものも無用になってしまった。

　レコードプレイヤーなんてもってのほかである。

　ネットに繋がらない音楽プレイヤーなどなおさらである。かろうじて有線イヤフォン、有線ヘッドフォンは役目がまだあるが、すぐにBluetoothにとって変わるだろう。

●Spotifyのデメリット

・配信されていない曲も多くある
・最高音質で320kbpsとあり十分だが再生環境（特にスピーカー）の選択肢が少ない
・検索、オススメ、似たアーティストなど提案は上手だが、自分の好きなアーティストを探す楽しみが感じにくい。
・曲単位で聴く前提に作られているので、アルバム単位で聴きたい人には物足りなさもある。

　デメリットの中で特にスピーカー再生の環境については頭を悩ませている。現状、PC or タブレット＋USBスピーカーという体制で聴いているが、スピーカー自体の選択肢が少なく、音質が期待出来そうなものもほぼ無い。
　基本的に外出していて家にいることが少ない人が多いのかもしれないが、音楽配信サービス＋スピーカー再生を利用されている方がいたらどのような環境で聴いているのか教えて頂きたい。Bluetoothスピーカーが大半だとは思うが。

●余談

　残ったCDをどうするか、という問題がある。現状Apple LosslessかMP3 320kbpsでほとんどのCDをPCに取り込んであるが、全てのCDをApple Lossless～WAVEで取り込み直して差別化を計るという方向性でいこう。
　幸い近年microSDカードが大容量のものが比較的安価で手に入るので、データをXPERIAに差し込んで聴くということも出来る。
　レコードは完全に趣味の世界となるが、やがてCDも趣味の世界となるのかもしれない。
　諦めてCDコンポを捨て、CDを片付けスリム化して生活空間を広く取る、といった選択肢もあるだろう。

#振り返りnote