2023年を振り返って
この記事を執筆しているのが12月29日ということで、今年も残すところ3日。
相変わらずカメラ、ガジェット沼にどっぷりと浸かっておりましたが、今年を一言で表現すると「とにかく手戻りが多い年」でした。
思考しきって手放すも、結局買い戻す
今年は本当にこれに尽きる。買ったモノというより、買い戻したモノのほうが圧倒的に多かったです。
MacBookを買い戻す
noteでも幾度か記事にしておりますが、今年はMacを手放しiPadだけの生活に本気で取り組んでおりました。
しかしながら写真管理の障壁をどうしても超えられず、結局Macは必要という結果に。一ヶ月ほどMac抜きで試行して問題ないという確信を持っていたのですが、将来的な部分まで考えた末Mac管理のほうが良いと判断し、手放していたMacBook Airを結局買い戻すことになってしまいました。
Smart Keyboard folioを買い戻す
iPad一本化計画の走りとして、Magic KeyboardでiPadの価値観が一変するということがありました。その後手元にあったsmart keyboard folioはメルカリに流して、以降しばらくはMagic Keyboardメインで運用していました。
しかし、Macありきの運用となると家の中でMagic Keyboardをあえて使う必要はなくなりますし、外出でもMagic Keyboardを必要とする長時間のタイピングはほとんどありません。長時間タイピングするようなシーンは予めわかっていることがほとんどなので、それならば最初からMacを持って行けば良いだけです。
そもそも、Magic KeyboardはiPad一本化計画ありきのプロダクトだったこともあり、前提が崩壊してしまっています。
また、電車で座ることができない場合、そもそもiPadは使えない。頻度が激減すると、どうしても軽いほうが良くなってきます。そしてsmartkeyboard folioを買戻するに至りました。
RX100M3を買い戻す
サブカメラは不要というのが最近の考えだったのですが、家庭環境の変化もあり休日の撮影外出はおろかアフター5のスナップ活動もかなり限られることに。
その結果、スナップの機会は激減。せっかくカメラを持って来ていても職場から北区電車に飛び乗るだけの撮れ高ボウズの日も多くなりました。
そうするとシステムとして1kgを超えるミラーレス一眼をそもそも持って出勤しようという気力がそもそも湧いてこない。荷物の重さは意志力の低下に直結します。
そこで白羽の矢が立ったのが何度目かのRX100M3。正直10年前のカメラだし写りも目を見張るものはありませんが、サブ機ということでGRⅢやX100Vのような高額投資は避けたい。そうなると、コスパ重視でどうしてもこのカメラに流れ着いてしまうのです。
これ以上減らすのはできないのか
今年の失敗に共通しているのは、思いつきではなくどれも考え抜いた結果失敗しているということ。
ボクはミニマル思考の良さを知ってからというもの、何年もかけて少しずつ不要なものを断捨離しており、自分の手持ちで明らかな不要なものはほとんどなくなりました。その上で更に断捨離を進めていこうとして、失敗続きになっています。
つまり、自分にとって不要なものはもうない、ということなのだろうか。いやそんなことはない。
まだ思い出の品には手を付けていないし、別になくても困らないけれどたまに使う的なものも残している。ではなにが悪かったのだろうか。
おそらく「何を手放すか」ではなく「なにを残すか」を考えられていなかったからだろう。売却単価が高ければそれだけ手放したときのすっきり感も格別だ。今年は無理に手放すことを意識しすぎてしまったのかもしれない。
使っているもの、または使う予定が多少なりとあるものについては、持ったままにしておこう。そして使っていないものから手を付けよう。そうしよう。