Magic Keyboardを無刻印化した
どうも、Toruです。
絶賛愛用中のiPad用Magic Keyboard。打ち心地とモバイル性が絶妙にバランスされていて文句なしの製品なのですが、今回はこのキートップを無刻印化しました。
無刻印化の経緯
無刻印化しようと思ったきっかけは主に2つです。
無刻印キーへの憧れ
まずは単純な発想ですが、かっこいいじゃないですか。
無刻印キーボードといえば、やはりHHKB。 特にMacユーザーにとってはおなじみのキーボードブランドですが、ラインナップに無刻印があります。文字通り、キートップの刻印を無くすことでミニマルな見た目になることが特徴です。詳細はこちら。
表現がカッコ良すぎです、はい。
昔はHHKBってイキっているなとか思っていましたが、今となっては憧れのキーボード。特に無刻印は近年のミニマル思考とも相まって、めちゃくちゃ興味があります。
そんな時に、Magic Keyboardを無刻印化している記事を見つけました。
これならば新たに外付けキーボードを必要とせず、尚且つ憧れの無刻印化をすることもできる。しかもお値段的にも気軽にできるなと感じていました。
キートップの保護
もう一つの理由は打って変わって現実的です。
どんなキーボードでもそうですが、長らく使用してくるとキートップにテカリが発生します。これは指に付いた皮脂汚れの場合もありますが、多くはキートップが摩擦で研磨されてテカテカになってしまうことで発生します。
HHKBのような替えのキートップを販売しているキーボードなら良いですが、Magic Keyboardはキートップを交換することができない。キートップを交換したければ、本体ごとの交換になってしまいます。
現状、11インチ用Magic Keyboardは44,800円と法外な価格になっていることを鑑みると、これはあまりに不経済。財布と妻に激怒されてしまいます。
買い替えは難しい、ならば保護しながら大事に使うしか方法はありません。
Magic Keyboardの防御力をなるべく上げる方法はないかと検索している中で、無刻印化に出会いました。
無刻印化してみて
無刻印化するに使用したのは、FAR EAST GADGETから販売されているブラックアウトステッカーPro(iPad)というもの。
端的に言うとステッカーチューンです。Magic Keyboard用に成形されたシールを一枚ずつキートップに貼っていくだけ。実作業はとても単純で、40分ほどで終了しました。
キーボード操作に集中するようになった
無刻印化の1番の弊害は、ブラインドタッチをしなければいけないことでしょうか。
ボクは人並みにはブラインドタッチができると自負していたのですが、それでも細かなキー【・とか”とか】の入力には苦戦しています。
これについてはその辺りのキーを打てばすぐに見つかりますし、最悪日本語変換で出してしまえば問題ないなと気づきました。
それ以上に、通常の文字入力への集中力が向上したと感じています。
今までは最悪キートップに書いてあるし、という思考から、無意識にブラインドタッチをしきれていませんでした。(ついついキートップをみてしまうということ)
それが無刻印化したことで、答え合わせができない状態に。すると必然的に、キー入力に集中するようになりました。これは思っていた以上に良い効果だと感じています。
シールが指に引っ掛かる
シールの質感や大きさ等のビルドクオリティは非常に高く不満はありませんが、キー入力をしているとどうしても指にシールの端が引っ掛かるような感覚があります。
これは上から貼り付けている構造上仕方ないことです。慣れるしかありません。ボクは2週間ほど使ってだいぶ慣れました。
振り返って
Magic Keyboardを使っている人すら少数派なのに、そこからさらに無刻印化するなんて我ながらニッチなガジェットオタクだと痛感しています。
しかしこの製品は欠点らしい欠点はなく、気軽にイメチェンとキートップ保護を両立してくれる素晴らしいアイテムだと感じました。
あとは耐久性の部分ですが、これは長期使用した上で改めて記事にできればと思います。
Magic Keyboardは非常に高額でホイホイ買い換えられるものではありませんので、防御力アップも検討してみると良いかもしれません。