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パワハラってその辺にある

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もし現在パワハラに遭っていたら。
もし今後パワハラに遭ったら。
このnoteを読んでもらえると
少しは力になれるかもしれません。

ワタシのパワハラ原体験


私は自分自身が大学時代に先生からパワハラを受けていました。
お前は無能だ、とかレベルが低いとか散々言われ、
それが自身の大学院合格取消しや留年に繋がり、
一時はもう一度大学受験をやらなければいけないところまで、追い込まれました。

幸いなことに、当時は大学や他の教授が自分側に立ってくれて、結果的には他の研究室に移ることができて、無事卒業することができました。

「自分は悪くない、悪いのは教授だ
運が悪かっただけ、こんなことは滅多にない。」

当時の私はそう思っていました。


徐々に聞こえるパワハラの足音

「パワハラは珍しいもの。
こんなことは滅多にない。
あの教授がおかしかっただけ。」
そんなことを思っていた私ですが、
最近はそう思わなくなりました。

なぜなら、ここ1年で、仲の良い3名の友人が会社や大学でパワハラを受け、休職・退職や退学に追い込まれた話を聞いたからです。
実はこれを書いている前日(1/20)に、
大学時代の友人が勤務先でパワハラを受けて休職し、勤めていた地方から東京までわざわざ来てくれて、パワハラの話を聞かせてくれました。
そして話を詳しく聞くと、
上司から受けたパワハラが、
自分が教授から受けたものと
流れや言われていることがそっくりでした。

他の友人2名についても、
真面目かつ頭脳明晰でコミュニケーション能力が高いのに、上司や教授につけ込まれて精神を病んでしまい、話を聞いてるだけで心が痛くなりました。

これらの話を通して、
「パワハラは珍しいことじゃないんだ」
と私は確信しました。


パワハラ理由の共通点探し

パワハラは珍しいことじゃない。
つまり、パワハラをする奴はそこら辺に沢山いる。


にしても、
パワハラを受ける人とそうではない人の差は
一体何なのだろうか。
私を含めた4名のパワハラ事件から、
その原因の共通点を見つけてきました。

それが「真面目×お人好し」です。

私が留年した時は、とにかく要求されることが多かったのですが、当時の自分は全てやろうと思いました。例えば、渡された論文の引用されている論文と、その引用されている論文で引用されている論文を読めという要求…(数式だらけの英語論文10〜15ページ×400コ以上)
それが私は当時は普通だと思っていましたし、
みんなやってるもんだと思ってました。
私は結局これができずに、先生からパワハラを受ける事態となりました。

他の3人についても、元々の本人たちの性格と、聞いた話を考慮する限り、上司や教授から言われたことに従順で、かつ真面目に取り組み続けた結果、体調や精神を崩し、休職・退職・退学せざるを得ない事態となりました。

真面目だから頑張って取り組もうとするけど、そもそもが無理難題すぎて結局できない。
しかもお人好しな性格も相まって、教授・上司が言ってることは全て正しいと信じて、ドツボにハマっていく。
そんな負のループが私は、共通点として考えれられるのではないかな、と思いました。
真面目でお人好しなところが自分あるなって人は注意したほうがいいと思いますし、もしそういう人がチームにいたら、大丈夫?と声をかけてあげてください。その一言でその人は救われます。


パワハラ→これやったらイイよ

私が、留年して鬱病になってしまった時に実践して良かったと思うことをまとめましたので、参考にしてくれると嬉しいです。

まずは、心療内科に行こう。

他人に話を聞いてもらえることと診断書をもらうことが目的です。他人に話を言うことでスッキリすることもありましたし、体調が悪いことをしっかり判断してもらえるのは身体にとってもいいことです。
これは余談ですけど、診断書はその後の休職手続きなどで、かなり効力があります。
ただ心療内科は初診が中々取れないので、パワハラを受けたのであれば、早めに電話することをオススメします。

睡眠と食事で健康な肉体へ

私は留年が決まるまでの10日の研究期間中、平均睡眠3時間で食事も一日一杯カップヌードルを食べるだけ。体重も5キロほど落ちました。
そして留年した翌日に、親が下宿先まで来てくれて、ご飯を作ってくれたんですけど、これが本当に救われました。体力が戻っていくのを実感したし、体力が戻ると何か頑張ろうってなって精神的にも元気になりました。
健康な身体に健康な精神が宿る
っていうのは事実なので、睡眠と食事は必ず摂って健康な身体にまずは戻ることを最優先にして生活することが大事です。

共感こそ最大の幸福

その時あったことを誰かに言って共感してもらえたのが私はスゴい救われたのを覚えています。
親をはじめ、心療内科の先生、専攻長、事務室のおばさん、部活の友達、大学の友達、中高時代の友人、同期などなど。
パワハラにおいて悪いのは100%上司の方、正義は我にありと思って、友人に、たくさんの人に聞いてもらい共感してもらいましょう。
そうすると心がスーッと晴れやかになると思います。


最後に


ここまで読んでくださり、
ありがとうございます!
パワハラはどこにでもあり、
そして誰でも受けるもの。

それだけ分かっていれば
私の言いたいことは伝わっています。
皆さんの今後の人生にパワハラがなく、良きものになることを心から願っています。

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