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コロンビアMBA在学中/ 戦略コンサルタント/趣味は投資、経済分析。お金と資本主義をハックする視点を提供出来れば。スポーツと海外事例も。

マガジン

  • MBAの「価値」について

    MBAでの学び、新たな視点、有用なツールなどを発信していきます

  • 戦略コンサルタントのキャリア戦略

  • 戦略コンサルがおススメする読んでよかった本

  • MBA準備開始時に知っておきたかったこと

    自分自身がMBA受験を通じて得たノウハウを伝えることで、一人でも多くの受験生のMBA受験のプロセスが効率的になれれば嬉しいです。

  • ICL手術のすすめ

最近の記事

X経由の具体的なPR案件と報酬

多くの人が「Xを通じてマネタイズしてみたい」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか?私自身、X(旧ツイッター)を始めた当初は、X経由で月々数万円でも稼げたらいいなぁと思っていたことを思い返します。 2023年12月時点で、私のXのフォロワーは1万人を超えています。では、実際にXで万垢になるとどういったPR案件の依頼が来て、月々どの程度稼げるのかに関して本noteを通じて、これまでの私の経験を包み隠さずにご共有していければと思います。このnoteを読んでもらう事で、X

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    • 「お金」とは何か-学校では教えてもらえない「資本主義をハックする方法」

      人生には様々な制約があります。その中でも特に人の自由度を奪うのは金銭的な制約であることが多いのではないでしょうか。私は今資本主義の象徴ともいえる、ニューヨークで生活していますが、このnoteでは私がキャリアやMBAを通じて体験したこと、感じている「お金と資本主義」について包み隠さずストレートに言語化していきたいと思います。読者の方が、このnoteを読む前と読んだ後で金銭的な制約から解放されるための行動の変化を起こしてもらうことが私としての意図です。 最近よく話題に上がる、テ

      • 米国在住者に必須サービスの紹介コード一覧

        WISE 海外に在住していると、日本円から各国の通貨への送金が必要になることが多々あると思いますが、その中でも為替、送金手数料が安いWISEのボーナスコードを下記に添付します。下記リンクから登録することで、新規ユーザーの方は最大$600までの送金に使える手数料無料クーポンを獲得可能です。 Lyft 言わずと知れた、Uberと双璧をなす配車アプリで、米国での生活では必須。使う時間帯にもよりますが、殆どのケースで同じルートでもLyftの方が安いことが多く、Lyftを使ってい

        • ビジネスマンにおススメの漫画20選

          面白そうだなと思った漫画は迷わずまとめ買いし、年間で100作品くらい読んでいる中で、質の高い投資、歴史、政治、教養関連の漫画20作品を纏めました。 投資・金融1. 100億の男 巨大な資産を持つ男性の周りで展開する物語で、富の力とそれが人々に及ぼす影響を探ります。現実世界の金融の動きと結びついた、スリリングでリアルなドラマが特徴。 2. DAWN(ドーン) 未来的なテクノロジーと金融が交差する世界を舞台にストーリーが展開。科学技術の進展とその社会的な影響をテーマに、刺

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        • MBAの「価値」について
          6本
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          6本
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        記事

          誰もが読むべき10冊の投資の名書

          The Joys of Compounding ガウタム・バイドによる著書。知識の蓄積と投資の複利の重要性に焦点を当てています。人生と投資の長期的な視点を持つことの重要性と、継続的な学習の価値についての洞察を共有。 The Outsiders ウィリアム・N. ソーンダイクが8人のアイコニックなCEOのリーダーシップと経営手腕について詳述。彼らの非伝統的なアプローチが企業の業績向上にどのように寄与したかを説明。 One Up On Wall Street ピーター・

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          「思考力」を研ぎ澄ますためにおススメの8冊

          ここ最近何度か「思考方法を教えてほしい」という声を頂くようになり、思考力を研ぎ澄ます際におススメの本8冊を纏めました。MBAのリーダーシップ論の授業でもシステムシンキング、デザインシンキング、行動経済学などの要素は多分に用いられるのですが、そういった観点からもグローバルで有名な8冊が下記です。 Super Thinking状況ごとに類似する思考モデルを理解することで、低次の思考を経ずとも高次の思考に到達することができるというのが、本書のキーメッセージ。問題解決や意思決定手法

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          ウォーレン・バフェットの投資手法は、結局何が凄いのか

          コロンビア・ビジネススクール(Columbia Business School, 以下CBS)の代表的な卒業生として、最も名前が挙がるといっても過言ではない、投資家ウォーレン・バフェット(他にも著名なところでは、大手PEファンドKKRの創始者ヘンリー・クラビスなどもCBSの卒業生)。先日ツイートした下記のAdvanced Corporate Financeの一環でウォーレン・バフェット、及び彼が保有する投資会社バークシャー・ハサウェイの投資手法を詳細に分析したため、そちらを日

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          コロンビアビジネススクールからMBAの価値を考察する-3(Advanced Corporate Finance編)

          コロンビアMBAでは、ファイナンスを中心に様々な授業を取っているのですが、これまで受講した中で一番面白かったAdvanced Corporate Financeで実施した10のケースを下記に纏めています。資金調達方法(社債、転換社債、株式)の市場へのシグナリング、最適な資本構成の考え方、オプション価値算出等を、モルスタの元PEチームヘッドから学べる示唆の多い授業で、「MBAって行く価値があるのか」という質問に対するアカデミックな側面の一つの回答になればと思います。 ❶デュポ

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          MBAで使うおススメのデータベース一覧

          マクロ市場分析、業界分析、企業分析に使えるDBの一覧を下記に纏めています。コンサルファームや投資銀行の人には馴染みのあるデータベースもありますが(EuromonitorやFactiva等)、一方で米国に来て感じるのは、各国の学生が日本で知名度のあるデータベース以外にも多くのデータベース(PITACHBOOKやIBISWorld等)を活用し、様々な分析・提案を深化させていることです。企業・大学によっては、下記のデータベースを使用できるところもありますし、一部機能は無料で使えるサ

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          がんがん上がっていくコンサルタントの共通項

          戦略ファームの扉を叩く前に知っておきたかった、コンサルタントとして効率的かつ効果的に働くためのエッセンスを纏めています。殆どの人は入社時点の能力・スキルには大きな違いはない中で、がんがん上がっていくコンサルタントとそうでない人の違いはなにか、ということを本noteを読めば理解できると思います。 色々なコンサルタントと働いてきたが「この人優秀だな」と感じる人は、パートナーなどのシニアからのフィードバックを言葉通り受け取るのではなく、そのコメントの本質だけを抽出して、成果物に反

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          MBAの学びを凝縮した12冊

          ファンナンス: Financial Intelligence MBAやFortune 500に勤める米国人のエリート層なら誰もが知っているベストセラー。「数値をどう読み取り、意思決定をすべきか」という点にフォーカスしており、実際の企業の興味深いケーススタディを基にしたファンナンスへの指南書。 マーケティング: The 22 Immutable Laws of Marketing 「マーケティングは製品ではなく認知をめぐる闘い」という強いメッセージ性を打ち出す。消費者が抱

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          グローバルでの各戦略コンサルファームの評価

          コロンビアMBAにはJ-termと呼ばれる1月からMBAをスタートするプログラムが存在し、8月からMBAを開始する人たちがインターンシップを行うサマーの期間の一部も授業を受けることから社費生、ファミリービジネスのバックグランドを持つ人が多くなっています。このプログラム全体で約200人が存在し、その中で外資戦略ファームからの社費生は60人程度と全体の30%を占める最も多い母体となっています。各ファームからコロンビアMBAのJ-termに送り込んでいる人たちと話したり、協働してみ

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          Chat GPTでスライドを自動作成してみた(ウォーレンバフェットが総合商社に追加した背景、ロレアルによるAesop買収の詳細)

          Google Slideに拡張機能として追加できるMagicSlideで、❶ウォーレンバフェットが総合商社に追加した背景、❷ロレアルによるAesop買収の詳細、の2つの概要スライドを自動作成してみました。 使ってみた感想としては、要約機能としてはそこそこ機能するが、スライド作成の観点ではイマイチという感じです。仕事をする上では、まだまだ活用の余地は少ないと思いますが、一方で学部レベルのプレゼン課題くらいであれば、これでも十分代用可能なのではと感じます。 ❶ウォーレンバフェ

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          コロンビアビジネススクールからMBAの価値を考察する-2

          前回のnoteから少し期間があきましたが、今回も「MBAの価値」について考察していきたいと思います。 今学期の後期の授業はコーポレートファイナンス、ビジネスアナリティクス、マーケティング、マクロ経済学、会計(会計のみ前期・後期を通して履修)の5つのコア科目となります。前期の授業と比較すると、コーポレートファイナンス、ビジネスアナリティクス、マーケティングの3つの授業は個人的に学びが多く、後期の半分が終わった現時点での、各授業からの学びを考察していきたいと思います。 コーポレ

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          コロンビアビジネススクールからMBAの価値を考察する-1

          MBAでの生活に通じて色々感じることがあり、記事を書きたいと思っていたのですが、日々の生活がバタバタしていたこともあり、渡米してから2か月半たって、ようやく一つ目の記事を書いていきたいと思います。今後はできる限り短いスパンで、コロンビアビジネススクールでの学びを発信していければと思います。 今回はビジネススクールの授業にフォーカスし綴っていければと思います。 今学期は最初の学期ということもあり、全ての授業はコア科目として履修が必須となっています。1つのセメスターは各6週間

          コロンビアビジネススクールからMBAの価値を考察する-1

          戦略コンサルの読書知、50冊

          戦略コンサルタントとして月10冊/年間120冊以上の本を読むことをルーティンとしてきましたが、その中でも8つの領域(①コンサルティング、②金融、③PEファンド、④事業会社、⑤仕事の原理原則、⑥歴史、⑦リベラル・アーツ、⑧株式・不動産投資)でおすすめの本を50冊を選びました。(2023年11月更新) コンサルティング戦略プロフェッショナル コンサルティングの基本 考える技術・書く技術 イシューからはじめよ 超箇条書き 戦略参謀 金融獅子のごとく 投資銀行残酷日記

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