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【留学日記】マイノリティになるということ

Hej! こんにちはデンマークに留学中のrikoです。

ノートを初めてまだ一週間も経っていませんが今までの2ヶ月の間に起きたことを忘れないうちに記しておきたいので、更新頻度高めです笑

今日は「マイノリティになるということ」というタイトルについて書いていきます。

私が留学に来て、痛感したのが「マイノリティになることの辛さ」です。

私がこの学校に来たとき、このホイスコーレのコミュニティの中にアジア人は私一人でした。

3月から私以外にもう一人日本人の留学生が来ましたが、1月末から、3月までは1人でした😿
(日本人の子が来たからといって、日本語ずっと話してるわけでは一切ないですよ〜!とても良い関係を保てていると思います!)

他のinternational studentsとしてはポーランド人の女の子もいますが、彼女は数年間デンマークに暮らしているのでデンマーク語を話します。
よって、私がこの学校に来たときデンマーク語を話せないのは私だけでした。

なので基本的にみんなの会話は、デンマーク語。
そして、私がいるときだけ英語。
私のためだけに英語を話してもらっているような感覚…

デンマークでの食事の仕方も、掃除の仕方も、何もかも知らないのは私だけ。
見た目も違う。
考え方も違う。
文化も違う。

私はこのコミュニティの中でいつもマイノリティです。

こんなにも孤独感を感じたのは生まれて初めてでした。

みんなが好意で私に対して英語を使ってくれているのはもちろん分かっていましたが、ここに来て1ヶ月は「もし、私がここにいなければ、みんなは英語を話す必要がなかったのにな。」とネガティブになることもしばしば。


正直、21年間日本で生きてきて、自分がマイノリティに属するという経験はありませんでした。学校にいても、習い事をしていても、私は比較的なんでもこなす方でしたし、「私だけできない」という感覚は特に無く…。
自分がマイノリティになってみて初めて、「マイノリティでいることの辛さ」がわかりました。

同時に、人に助けてもらうことのありがたさ、人に優しくすることの大切さを学びました。
当たり前のようにデンマーク語で行われる会話を、「rikoがいるから英語で話そうよ。」と言ってくれた友達。嫌な顔せずデンマーク語を英語に翻訳してくれる友達。ここでの2ヶ月間、そういった優しさに助けられてなんとか生き延びられました。

私もマイノリティの人に対して、手を差し伸べられる人になりたい。人の弱み、辛さを分かってあげられる人になりたい。そう考えるようになりました。

私のなりたい自分像の一つとして、「人に優しくありたい」というものがありますが、それに少し近づけたのではないかな。(単純過ぎますね笑)

今考えたら、留学に来たら自分がマイノリティになるなんて、当たり前のことですが、留学に来る前の自分はこのような経験を留学中にするなんて思ってもみませんでした。

とにかく、このマイノリティになるという経験は、留学ならではの経験。とっても良い経験ができました。

今日はこの辺で眠りに就きます。
おやすみ。Vi ses!


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