何故だ。

note、たまに息苦しいと感じないか？

まず、成長するのは悪いことではない。むしろ、「悪いこと」とか主張しだしたらヤバい。主張した人の主義や思想がどうであれ、まず反感を買う。
私だって、できることなら成長したいさ。

しかし、息苦しい。
noteは、「成長」とか「努力」、「成功」などという言葉が多すぎる。
私はそれらを見て、怒りが湧いてくることがある。

「みなさんはどうですか？」なんて一文を添えて、さも他人のことを考えているようだが、その実、自分で設定した枠の中で話しているに過ぎない。

「賢い人は○○なことをする！」

はっきり言え。それをしない奴は馬鹿だって。
自分は賢いんだぞって正直に言えよ。

○

ただし、ここまでの私の意見は、成功していない人間の僻みでしかない。

上記のような成功者が語ることは、成功者を目指す人々にとっては意味のある文だし、有益な情報だ。その人らが語る成功とはどの程度を指すのかは曖昧だが、実際のところ、高みを目指すのは素晴らしいことだ。

成長する人、そして成長の後押しをする人、私はそれを尊敬する。

あなたたちが、ゴミを不法投棄するかの如く垂れ流す言葉は、日陰で過ごしてきた人間にとっては有害だ。だから、抑えることを学んでくれ。
私はそう言いたいのだが、

同時に、私たちのような日陰者の僻みに負けず、堂々と生きろ。あなたたちのような人間が、もしかしたら世界を良くするのかもしれない。頑張ってくれ。ということも言いたいのだ。

私以外にも、やはり「自己啓発やめろ！」と主張する人がいる。一方で、「落ちこぼれのように生きるな！」と声高に述べる人もいる。
平行線だ。誰がどれだけ言葉を費やそうとも、どちらか一方の意見に偏ることはありえない。

結局のところ、そこについて語ることに意味は無い。

まあ、吐き出せばいいのではないか。
意味が無いからと言って、口をつぐむのは、もっと意味が無い。攻撃的なことを言って、批判されるのも、覚悟の上なら好きにしたらいい。

私はそんなことを考えながら、日陰者の立場で、日陰者の味方をしたいと願うのだ。
時々、息苦しく感じるnote。私はゴミのような、でも誰かから見たら愉快な、そんなnoteを目指したい。基本的には、退屈な日記ばっかりだけど。面白いものを書いて、それが評価される日が来ることを願う。

そして、もし同じように感じている人がいるなら、本当に頑張って欲しい。100人いたら、2か3人くらいしか共感されないかもしれないけど。
成長できないからといって、それを欠落と呼ぶことはない。

恒久的な欠落を　愛してこその幸福だ

大好きなアーティスト、amazarashiの歌詞。その一節。
「いや、それは違うんじゃないか？」って思う人もいるかもしれないけど、まあ自由だ。

どんな立場で、どんな能力を持っているとしても、頑張ったって思えるなら、それでいい気がするから。
ほどほどに、頑張ろう。無理に成長しなくたっていい。ほどほどで。