もうすぐ9月も終わりますね。

9月はほとんど長野県に滞在していた私です。

その中で、これを語らずして9月は終われない案件。

来年の秋頃完成目処で、八ヶ岳の麓に小屋を作ることになりました。

👇🏻タイムライン🕰

50年前とか？
おじいちゃんが、友達に誘われて八ヶ岳の別荘地の土地を買う。
老後は空気と景色が良いところに住もうかなーと思って買ったんだって。
(結果おじいちゃん達は老後熱海で過ごす)

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2018年
熱海に住むおじいおばあちゃん
90代後半カップル
お二人の見守り現地駐在員を兼ねて、涼子は熱海で一人暮らしをして在宅ワークを始める

その時おじいちゃんは八ヶ岳の土地のことを思い出し
「そういえば買ったんだった🍵なんかええ感じに使って🍵」と言っていた
でもおばあちゃん入院中でそれどころじゃない🤷🏻

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2020年
8月におばあちゃんほぼ100歳で永眠
12月におじいちゃん97歳で永眠
仲が良い二人はすぐに天国で合流したのだろう

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2022年
1月からおじいちゃん家の整理を開始
そしたら本当に八ヶ岳の土地の書類やら出てきて、いとこのこうたくんが現地調査へ

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2022年5月
ねいちゃんが知り合いのランドスケープデザイナー吉岡さんご夫妻とともに現地調査
この時の吉岡さんへの依頼は
「なんか、土地があったので、良い感じに時々身内が使える場所にしたいんです」というふんわり名人なニュアンス。
吉岡さんよく引き受けてくれたよね。

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2022年12月
吉岡さんが土地活用のプラン案をつくってくれた。
ねいちゃんから家族みんなに内容共有されるが、私を含め
「長野、遠いし、年に一回行くか行かんかぐらいじゃしな〜
ねいちゃんそっちでうまくやって？
応援する〜☺️ようわからんけどいいじゃんいいじゃーん☺️ファイト〜〜」って完全に他人事🤷🏻
(今思えば、ほんと、申し訳ありませんでした)

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2023年8月
りょうこ、旅を経て長野に漂着。

弾丸な旅を経て、ゆっくり過ごせる別荘みたいな場所欲しいなと思い始める。
関東や東北をもっとじっくり見物したいので、東日本にも拠点があるといいなと思い始める。

そういえば😳😳😳
そんな話あった😳😳😳

吉岡さんがつくってくれた企画書
半年前からあるのに
生まれて初めてみましたみたいな顔で読み、そして感動し、小屋作りに急遽参加表明。👈🏻今ココ

2023年10月に植生調査

(寒い時期は何もできないのでお休み)

2024年5月くらいから？木の伐採

2024年6〜9月ぐらいで小屋づくり

このような流れで、話が進んで行くようです。

タイムラインの話はこのくらいで
肝心要のこの場所をどういう地にするかという話です。

吉岡さんご夫妻が素晴らしい世界観を作り上げてくださっているのです。

吉岡さんは、その場所、土地、空間だけをみるのではなく、地球環境を俯瞰し、植生や歴史をみることに重きを置いている方です。

その土地のありのままの姿に戻す発想が常にあって
今は別荘地として開発されたために針葉樹のカラマツが人口的に植えられているけど
本来は、ドングリなどの実がなる広葉樹林であったはず。

そういう食べ物が豊かにあるけん縄文の人はこの地を選んで暮らしていた。
なので、本来の広葉樹ベースに戻すんだってー。

リゾート地として売り出すために？
人間都合で木を植えたけど
本来の形に戻していくって、なんだかこれからの星の流れとのシンクロを感じます。

本当は、この話を依頼した時に
あまりにも人口的な、区画整備された土地じゃけん、土地買い直して、別の自然に近い場所に小屋作った方がいいのでは？と吉岡さんは思ったらしいんじゃけど

先祖から受け継いで、どうしたらいいかわからん放棄地を、自然の形にシンクロさせるってのは、社会的な意義があるなあって思い、改めてプランを考えてくれたんだって。

土の時代に、一気呵成にやっちゃったこともあると思うし
友達に誘われて「ええよー♪」って土地買って使うことなく終わるとかなんかバブルっぽいし

しかし、おじいちゃんが遺してくれた地をこうして甦らせる企画なんて、楽しそう。
おじいちゃんありがとう。

吉岡さんが教えてくれた土地の魅力

【その一】
八ヶ岳の裾野、標高約1,200mに位置する富士見町は、清浄な大気で「胎内に近い気圧」と言われとるらしい。(諸説あり)(諸説でもなんでも良いけどめちゃグググときたポイント。ロマン。)

その優れた自然環境を求めて、昔から多くの人が療養に訪れている。

私はここに、小屋を作った暁には、縁のある人を招いて、胎内の羊水に浸かりに来てその人の人間としての生命成分を満ち満ちにしてもらう補水スポットにできたらいいなあと思う。

どんな栄養サプリより、健康食より、胎内に近い空気ってのは最強なんじゃななろうか？☺️

【そのニ】
富士見町周辺は人口密度が日本一だったのでは？と言われるほど、縄文遺跡が見つかっている。(縄文時代で言うところの銀座だと思っても差し支えない)

人が暮らす上で必要な資源と環境が充分にあった土地。
安定した土地に集まって環濠集落をつくって住んでいたんだって。

縄文時代が長く平和だったと言われる理由の一つに、環濠集落があるらしい。

中心に丸い広場があって
その周りを取り囲むように住居がある。

そんな縄文時代の再現をこの土地の中でしようってのが、吉岡さんのカッケーところなのです。ロマン。

この土地の中に
陰陽をつくり
水の流れや光の流れを自然に近い形でデザインし
それぞれの植物が本来の生長をできるような多様な環境をつくりだす

自然って本来
みんながありのままでいたらそれで成り立つ世界で、ありのままでいることが勝手に何かの役に立って

人間として生まれた私たちも
最終的には
ああ、自分って自分でいていいんだねと納得するために生きていくような気がするのです。

そのために、まず、この土地に
人工的、作為的ではない
本来の自然の生態系、バランスに近い空間をつくれば
ここを訪れた人が、
本来のバランス、リズムを感じ取ってくれて、吸収して帰ってくれるかなあと思ったのです。

チューニング、地球や宇宙リズムに音合わせができる場所で数日寝泊まりしたら、なんか最強じゃない？☺️

ここでは、自然はすごいんだぞ、とか、このバランスは神がかっているんだぞなどと説明する気は一切なく

ただ、一歩このワールドに入れば自然との共振、音合わせが始まるような、シンフォニーを聴きにくるような場所になればいいかなあとも思っていますよ。
森の交響曲演奏会🌳🍃🍄🍂🌿

そんな場所が完成したら
やりたいことは
美しい生命活動です。

朝起きて
日の光を浴びて
自然の空気を吸ってお散歩して
お掃除して空間を禊いで
体を動かしてごはんを作って
美味しいねと一緒に食べて
また体を動かしたり
本を読んだり
何かを学んだり語り合ったり
そしてごはんをまた丁寧に作って
美味しくいただいて
お風呂に入って
リラックスして
深い深い深い眠りにつく

当たり前のことじゃけど
これらのことを丁寧にやる時間が
また宇宙や地球とのチューニングになるんじゃないかなあと思います。

みんな、色んな場所で生きて
色んなリズムで過ごす日々だと思いますが

この八ヶ岳の胎内ランドに来た時は
何もかも忘れて
生命活動だけに集中しながら
自分が一番気持ち良いリズムを刻んで
交響曲の演奏者に加わってもらうなんて良いのではないかなあ☺️

その様は、多分きっと何をしても何をしてなくても美しいはず。

私は、そういう場所を作ってお出迎えできるように、これから準備していく所存です。

その一番の準備は
毎日、気持ち良い、美しい生命活動を送ることですので。
これは、実はどこにいてもできますので。

また続報ありましたら、ご報告いたします🫶🏻