母親と電話をしていたとき、
「あんたは馬力でなんとかする子やから」
と言われた。
どうやら、高校のときの担任と話していたことを思い出したらしい。

まあつまり、要領が悪いってことだ。
もっと悪く言えば、工夫を知らない。
工夫の手間をかけずに物量で押し切ってしまう、タイプ。

中学生のときは、
問題集を何周もして、なんなら教科書を写経していた。
高校生のときも、
問題集を何周もして、古文漢文は暗記するまで音読をしていた。
（そんなに何周もしなくていいとはくぎを刺された）

大学生になっても、テストに一生懸命だし、
大学院生になっても、手のかかる研究ばかりをやっている。

他の人の何倍も努力しないと、私は同じ結果は出せない。
そう思っているし、たぶん間違ってはいない。
工夫のやり方は知らないといけないんだけれど、
でも頑張るか～をやれる私は、それなりに真面目な奴なんだなと思った。